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快適な睡眠はアロマから!赤ちゃんとも一緒に使える方法と種類

快適な睡眠はアロマから!赤ちゃんとも一緒に使える方法と種類

育児で大忙しな毎日をすごすママも、眠るときぐらいはリラックスして快適な睡眠を確保したいですよね。そんなときにはアロマを試してみませんか。アロマにはリラックス効果があり、安眠にも役立ちます。ここでは、アロマの効果や楽しむ方法などをご紹介します。

アロマがもたらす快適な睡眠への効果

医療分野でも認められているアロマの効果

アロマは有効成分をさまざまな方法で体内に取り入れることで脳に働きかけ、心身の健康や美容に役立てるための植物療法の一つです。精油の研究を続けていた、フランスの化学者がアロマテラピーの実践を発表してから徐々に医療分野でも認められるようになりました。

精油はハーブや果実・樹木などにわずかに含まれる希少な天然の芳香物質で、心を癒したり、リフレッシュさせたりなどの目的に効果的です。また、人間が本来もっている自己治癒力を高め、心と体のバランスを正常な状態にもどす効果があるといわれています。

育児の忙しさであまり自分の体調に気をつかうことがないママでも、アロマを活用すれば自然にリラックスでき元気がでるようになるかもしれません。

アロマと睡眠の関係をもっと詳しく知ろう

アロマに快適な睡眠をもたらしてくれる効果があるのは、交感神経と副交感神経とよばれる自律神経が大きく関係しています。

昼間活動的に動いているあいだは交感神経が活発に働き、夜ゆっくりすごしているときには副交感神経が働いてリラックスした状態です。

快適な睡眠のためには、夜にこの副交感神経が働いていることが大切なのですが、この二つの自律神経をうまく切り替えできていないとリラックスして眠ることができません。夜泣きで赤ちゃんに起こされたり、夜もゆっくりできなかったりするママは、バランスが乱れて夜になっても交感神経が働いていることが多いのです。

アロマで脳や気持ちをリラックスさせ副交感神経を働かせることで、快適な睡眠をとることができるでしょう。

アロマは赤ちゃんの睡眠にも効果あり

アロマにはリラックス効果や不安をやわらげてくれる効果などがあり、赤ちゃんの夜泣きを落ち着かせたり、なかなか寝つけない赤ちゃんの眠気を誘ったりする効果にも期待できます。

ただ、効果の強いアロマは赤ちゃんの神経によくない刺激を与えることがありますので、刺激の少ないアロマを使用してください。赤ちゃんでも安心して使用できる精油には、ラベンダーやローマンカモミール、ティートゥリー、ベルガモット、クラリセージなどがあります。

赤ちゃんに安全な精油でも直接肌に触れるのはよくありません。精油を少なくして短時間の芳香浴にしましょう。赤ちゃんは一度起きてしまうとなかなかすぐには寝てくれませんが、アロマの効果で神経が落ち着き穏やかに寝てくれるかもしれませんね。

アロマを楽しむ使用方法や気をつけたいこと

アロマディフューザーで本格的に楽しむ

アロマを本格的に楽しみたいならアロマディフューザーがよいですよ。アロマディフューザーは拡散力がありますので、部屋中にアロマが広がり、家族みんなでアロマの癒しを体感することができます。

・超音波式アロマディフューザー
少量の水に精油を垂らして超音波ミストにして拡散してくれます。ミストが出ている様子が目に見えるので、見ているだけでも楽しいですよ。

・噴霧式アロマディフューザー
水を使わず製油の原液だけを使用し、微粒子化した精油を拡散してくれます。超音波式に比べて香りが強く広い部屋での使用におすすめです。

・リードディフューザー
ディフューザー用のオイルにリードを数本挿して、下から吸い上げることでアロマを拡散してくれます。どこにでも置けるので便利です。

コットンやアロマストーンで気軽に楽しむ

アロマを気軽に楽しみたいときは、コットンやアロマストーンを使用するととても簡単です。

コットンなら普段のスキンケアで使っているママも多いでしょう。精油を準備すればいつでも気軽にはじめられますね。精油をコットンに直接1~2滴落とすだけです。寝る前に枕元に置いておけば気持ちよく眠りにつくことができます。また、家事や育児の合間にサッと気分転換したいときにも便利です。

アロマストーンも精油を直接落とすだけですのでとても簡単です。コットンと違って何度も使えますし、見た目もおしゃれなものがたくさんありますので、インテリアとしても活用できます。

どちらも広範囲には香りが広がりませんので、近くに置いて楽しんでください。

赤ちゃんと楽しむために気をつけたいこと

アロマはリラックス効果があり心を癒してくれるため、体にやさしいイメージをもっているママが多く「体によいものだから、だれが使っても大丈夫」と思いがちです。しかし、アロマは植物の芳香成分が濃縮されていて強い効力がありますので、赤ちゃんと楽しむときには注意が必要です。

3歳以下の幼児に対しては、精油を用いたオイルマッサージや入浴法など、肌に直接触れさせるような使用方法はしないようにしてください。赤ちゃんの肌は敏感で抵抗力がないので、刺激を感じたり、肌荒れしたりなど肌トラブルを引き起こすことがあります。

また、体内に吸い込まれたアロマが体に悪影響を与えることもあります。直接肌に触れない芳香浴の場合でも、短時間にしたり、よく薄めて使用しましょう。
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