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冬の楽しみを学べる1月の絵本!年齢別に選べるおすすめ本リスト

冬の楽しみを学べる1月の絵本!年齢別に選べるおすすめ本リスト

1月は冬休みや正月休みがあるため、子どもに絵本を読んであげたいなと思っているママも多いのではないでしょうか。そこでここでは1月という季節について学ぶことができるおすすめの絵本を、年齢別に3冊ずつご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【0〜1歳】冬の寒さを絵から感じる絵本

雪の音が新鮮な「ゆき ふふふ」

歌人の東直子さんと画家の木内達郎さんが季節の風景を描いた「きせつのおでかけえほん」シリーズの一つです。雪をテーマにした絵本で、雪が降る様子や雪が溶けていく様子などが「ふわ ふわ ふわり」「じゅわじゅわ じゅわん」といったオノマトペで表現されています。

そのため、まだ言葉の意味をしっかり理解できない小さな子どもでも、音から雪がどんなものかをイメージしやすく、読み進めていくうちに「早く雪が降ってほしいな」「雪で遊んでみたいな」と思わせてくれます。

積もった雪を手のひらで丸めた雪玉に顔を描いて「まっしろちゃん」と呼んでいる姿が描かれていて、冬は寒く雪は冷たいものですが、とても温かい気持ちにさせてくれる一冊です。

お風呂に入りたくなる「あったまろう」

「たんぽぽえほん」シリーズの一つで、温泉をテーマにした絵本です。

寒い雪の中うさぎさんが温泉を見つけるのですが、そこはおさるさんの温泉だったので追い出されてしまいます。諦めずにほかの温泉を探しますが、やはり先客がいて追い出されてしまいます。

ところが、偶然座った石をどけると温泉が湧き出てきます。心優しいうさぎさんはほかの動物とは違い、自分の温泉を独り占めなどしません。みんなが寒くてかわいそうだからと、先ほど自分を追い出した動物たちを自分の温泉に入れてあげるのです。

文字数が少ないため、小さな子どもでも最後まで飽きずに読むことができます。また、うさぎさんの優しい気持ちに、思わず寒い冬でも心がポカポカしてきますよ。

絵で感じるお正月「おしょうがつさん」

日本の古きよきお正月を知ることができる絵本です。お正月にちなんだ門松やおせち、お年玉、凧、こま、福笑いなどが、詩人である谷川俊太郎さんのリズミカルでつい口ずさみたくなる2行詩と、イラストレーターである大橋歩さんのカラフルな切り絵風の絵で紹介されています。

見開き1ページに一つずつ詩とイラストが描かれているため、まるで「かるた」を絵本にしたような構成になっており、小さな子どもにも読み聞かせしやすい一冊です。初版年が1983年ということもあり、最近ではなかなか目にしなくなったものも多く登場するため、子どもの「なんだろう?」という好奇心を刺激してくれますよ。

現在は絶版になっているため、ぜひ図書館などで探してみてくださいね。

【2〜3歳】冬の寒さを子どもに伝える絵本

子どもが大喜びする「おもちのきもち」

第27回講談社絵本新人賞を受賞した、お正月には欠かせない「かがみもち」の気持ちが描かれている絵本です。

かがみもちはほかのおもちたちがどんどん食べられていく姿をみて、自分もいつ食べられてしまうのかわからないと怖くなってしまい、床の間から脱走します。かがみもちは走っているうちにお腹が空いてしまい、なんと自分の足を食べてしまいます。

すると自分のおいしさに気づきどんどん食べすすめていくのですが、柔らかかったおもちはだんだんと硬くなってしまい真ん丸のおもちになってしまう、というお話です。

かがみもちの脱走シーンはコミカルな絵とともにその様子が描かれているため、子どもたちが大喜びすること間違いなしの一冊です。

人気シリーズ「バムとケロのさむいあさ」

しっかり者で優しい犬のバムと、散らかし上手なカエルのケロちゃんの日常を描いた、絵本作家である島田ゆかさんの「バムとケロ」シリーズの3作目です。

ある寒い朝にバムとケロが裏の池に行くと、天体観測をしているうちに池と一緒に凍ってしまったあひるのかいちゃんを見つけます。あわてて家へ連れて帰り助けてあげるのですが、2人が寝ている間にかいちゃんは置き手紙を残して池に帰ってしまいます。翌朝ケロはかいちゃんを探しに行くのですが、また池と一緒に凍っているかいちゃんを見つける、というお話です。

家に連れて帰ったかいちゃんをケロがトイレットペーパーでぐるぐる巻きにする「ミイラごっこ」のシーンが特に人気で、真似をしたがる子どもが続出しているそうです。

冬が分かる「ふゆってどんなところなの?」

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