添い乳は赤ちゃんが夜起きる原因?回数の減らし方と夜泣き対策
添い乳が癖になってしまい、そうしないと赤ちゃんが眠ってくれなくなり困ったママもいるでしょう。なんとか止めたいけれど方法が分からなかったり、失敗したりしたママもいるかもしれません。そんなママは、こちらで紹介する添い乳以外の授乳方法や夜泣き対策を参考にしてみましょう。
添い乳が夜中起きる原因になってしまう理由
夜気づくとあったはずのおっぱいがなく不安
添い乳が終わったあと、ほかの用事がある場合は、そっとおっぱいを外して離れますよね。すると赤ちゃんは眠りが浅くなったときに、口に咥えていたはずのおっぱいがないことに気づいて不安になり泣いてしまうことがあります。
また寝かしつけるために添い乳を続けて癖にしてしまい、それが一晩中繰り返しの毎日になるとママがつらくなってくるかもしれません。なんとか赤ちゃんの不安を取り除いてあげたいですよね。
添い乳が習慣でおっぱいがないと眠れない
添い乳が入眠儀式になっていると、どうしてもおっぱいがないと眠れないという習慣になってしまうかもしれません。そうなると、添い乳以外では眠れなくなる可能性があり、ママ以外の寝かしつけが難しくなるかもしれませんね。ママの負担が増えて大変になってしまいます。
ママ友の話では、添い乳の習慣がついてしまうと、添い乳をやめたくてもなかなかやめることができずに大変だったと教えてくれました。
添い乳ではおっぱい量が足りず夜お腹がすく
おっぱいが出る出ないは個人差が大きいところではありますが、添い乳の際に不自然な姿勢や体勢で寝ることにより、寝不足や疲れが溜まっていると、おっぱいの生産量が落ちてしまい、赤ちゃんはおっぱいが足りずに夜お腹がすく場合もありえます。
また、ずっと同じ体勢で授乳していると、おっぱいが詰まってしまい白斑ができ乳腺炎につながるかもしれません。そのほか、大人でも寝ながら飲んだら誤飲するかもしれませんよね。赤ちゃんも寝ながら飲んでいると、鼻におっぱいが流れて入り中耳炎になる可能性がありますので気をつけましょう。
添い乳の回数を減らして夜眠るための方法
就寝前の授乳でお腹を満たしてから寝かせる
友人の話では、寝る前だけミルクにすると、腹持ちがよいため夜は寝てくれるようになったと教えてくれました。ついでに哺乳瓶でも飲んでくれるとママ以外の人に預けることができ、保育園に預けるのも安心ですね。
おっぱいの生産量は個人差がありますが、疲れがたまりやすい夕方以降はおっぱいの生産量が落ちる場合があります。昼間に赤ちゃんと一緒に休むことも大事ですよ。家事は最低限にしましょう。
夜の授乳でも抱っこして十分な量を飲ませる
おっぱいを飲む時間と、眠る時間との区別をちゃんとメリハリをつけるためにもよい習慣になるでしょう。おっぱいをしっかり飲むことで、お腹がすいて起きることが減るとよいですね。
しっかり飲ませたあと、抱っこからおろすと泣いてしまったり、乳首を離すと泣いてしまったりする場合、どうしても辛かったらパートナーであるパパに少しだけ代わってもらいましょう。パパとママと交代して、なんとか乗り切れるとよいですね。そのほかにもSNSなどで同じような仲間がいると思うとがんばれますね。
【プルオフメソッド】で自力で眠れる子に
手順は以下のとおりです。
1. 寝る前に、起き上がっている状態でたっぷり授乳します。
2. 赤ちゃんがだんだんと眠たくなってきて吸う力が弱くなってきたと感じたら、指で優しくおっぱいを外します。
3. 赤ちゃんがビックリして泣いていたら、そっと顎を抑えます。
4. 泣きがひどくなるようなら、再びおっぱいをあげてください。
5. ゆっくり10秒数えてください。
6. 2~5を繰り返します。
7. 上記を繰り返していくうちに、顎を抑えても泣かなくなったらベッドや布団におろします。
10日間ほどで習慣がつき、赤ちゃんが自力で眠れるようになるようですよ。