ハーブティがおすすめ!家族みんなで安全かつ楽しいティータイムを
ハーブティはとてもたくさんの種類があります。薬として使用されていた時代もあり、色々な効用が期待できますが、その反面、注意も必要です。今回は、妊娠中のママから赤ちゃんまで家族全員で楽しめる、おすすめのハーブティをご紹介します。味、香りはもちろん、色、リーフやお花の形も楽しみましょう。
プレママ、ママ御用達のハーブティと飲み方
妊娠中は種類、時期、量に気をつけて!
そんなとき、ハーブティなら、リラックス効果もあり、ビタミンなど栄養もとれ、しかも、カフェインフリーなので安心して楽しめそうですよね。ただ、飲み方には注意が必要なもの、特に妊娠中には飲んではいけないものもあります。
もともとハーブは西洋の漢方薬として使われていました。香りからはリラックス効果、そして水溶性の栄養素は飲むことで、体内に吸収されます。妊娠中におすすめといわれるハーブティでも中期、後期にはよくても初期には飲んではいけない種類もあります。摂取量にも気をつけた方が安心ですね。
母乳育児のママに飲んで欲しいハーブティ
臨月から出産後のママには母乳の栄養価を高め分泌をよくしてくれる「ラズベリーティ」です。『安産のハーブ』の異名を持ち、子宮収縮を早める効果があるので出産後の回復を促してくれるようです。陣痛の痛みの緩和、こんな嬉しい効果も期待できるようです。
妊娠初期からおすすめのハーブは「ローズヒップティ」です。ビタミンが豊富に含まれていて、中でもビタミンCはレモンの20倍。風邪やインフルエンザの予防にもなります。母乳の分泌をよくしてくれ、疲労回復効果もあるので出産後のママにもピッタリです。さらに嬉しい美肌効果も期待できます。爽やかな酸味はつわりにも効果がありそうです。
育児中のイライラを軽減してくれる強い味方
「カモミール」、中でも『ジャーマンカモミール』の優しい甘みと香りはイライラを解消効果が期待できます。ホルモンバランスの乱れからくるイライラにもおすすめです。
ほかにも、夜眠れなくて悩んでいるママには、爽やかな香りが気持ちをリラックスさせ疲れもリフレッシュさせてくれる「オレンジピール」。風邪気味で元気が必要なママには、発汗作用、食欲増進、身体の緊張をほぐしリラックス効果も期待できる「シソ」。ストレスで暴飲暴食…そんなときは、消化不良、吐き気、胃痛を和らげる「ミントティ」。子どもの酔い止めにもおすすめです。
子どもと一緒に!おすすめの味と効能
乳幼児も安心して飲めるハーブティ
おすすめは「ジャーマンカモミールティ」。離乳食を食べ始める頃から飲めますが、大人用に入れたハーブティを倍量の水で薄めましょう。オリゴ糖やハチミツ(ハチミツは1才を過ぎてからにしましょう)を少し入れてほんのり甘くしてあげると飲みやすくなってよいですね。親子で楽しいティータイムを過ごしましょう。
カモミールティは夜泣きに効果があるといわれています。寝る前の授乳少し前にママが飲むことで、母乳を通して赤ちゃんもハーブティの効果を得ることができます。赤ちゃんもリラックスできるので、ぐっすり眠ってくれそうですよね。
カモミールの香りはストレスを軽減し、リラックスさせてくれる効果が期待できるので、茶葉用のパックにいれたものを入浴剤の代わりに使うのもおすすめです。リラックス効果だけでなく、乾燥しがちな乳幼児の肌の保湿が期待できるので、湿疹の改善にもよいですよ。
アレルギーが心配?パッチテストでチェック
例えば、万能ハーブともいわれている「カモミール」はアレルギー改善にも効果が期待できるとされていますが、キク科の植物なので、秋の草花やブタクサにアレルギーがある人には注意が必要です。ほかにも「エキナセア」「カレンデュラ」、中でもカフェインフリーのコーヒーとして妊娠中や授乳中のママにも人気のある「ダンテライオン(たんぽぽコーヒー)」もキク科のハーブです。
花粉症や、食物アレルギーのある方など、不安のある場合は、お家でも簡単にできるパッチテストがおすすめです。まず、濃い目にハーブティをいれます、それを腕の内側など皮膚の柔らかいところに少しだけ塗り、24時間ようすを見ます。
塗った部分が少しでも赤くなったり変化があった場合はそのハーブティにアレルギーがある可能性が高くなります。不安のある方は専門家、医師に相談しましょう。お家でも簡単にできるパッチテストで安全に楽しくハーブティを楽しめそうですね。