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水耕栽培でトマトを育てよう!上手に楽しく育てるコツや注意点

水耕栽培でトマトを育てよう!上手に楽しく育てるコツや注意点

病気になりにくく清潔な環境で野菜を育てられるということから、ママの間で人気が高まっているのが水耕栽培です。葉物野菜やハーブを育てる人が多く、本格的な野菜作りには向いていないイメージがありますが、実はトマトを育てることもできます。今回は水耕栽培でトマトを育てる方法や注意点をご紹介します。

水耕栽培でトマトを自作する際に必要なもの

これなしでは始められない、トマトの種

野菜を栽培しようと思ったら、まず必要になるのは野菜の種です。

トマトの種は園芸用品店やホームセンターのほか、ディスカウントショップや100円均一、スーパーでも販売されています。価格も安く売っている場所が多いので入手しやすいですね。

トマトにはサイズだけで分けると小さいミニトマトから中玉、大玉まであります。いずれも水耕栽培で育てることができますが、大きなトマトほど育てるのに必要なスペースが大きく、管理に手間がかかります。

初めて水耕栽培でトマトを育てる場合は、比較的小さなスペースで育てられるミニトマトがよいでしょう。なかでも卵型の実をつける「アイコ」は、初心者でも種から育てやすく、甘い実がなるのでおすすめです。

100均の商品で代用できる容器と培地

水耕栽培に必要な道具は、苗を植え付けるための「培地」と苗と水を入れるための「容器」です。しかし、専用の道具は高価ですよね。

そこで便利なのが100均の商品です。まず、発芽や苗の育成は100均で販売されているスポンジを培地、プラスチックコップやペットボトルを加工すれば容器として代用できます。

苗が大きくなったら実を収穫できる大きさに育てるため、さらに大きな容器に移し替える必要があります。根をしっかり伸ばせるよう、深さがあり安定性のよい大きめのコンテナボックスを使うとよいでしょう。

丈が伸びたら支柱が必要になりますが、支柱も100均で購入できます。また、スタンドで立てたワイヤーネットを支柱代わりに使う方法もあります。

水耕栽培のトマト作りで必要不可欠な肥料

土に植えられた野菜は土に含まれる栄養を吸収して育つことができます。しかし、水には植物が成長するための栄養が含まれていないため、水に肥料を溶かした「培養液」を使う必要があります。

水耕栽培に適した肥料はいくつかありますが、なかでも評判がよいのは協和株式会社の「ハイポニカ」です。野菜だけではなく、花や樹木などにも使えるので肥料選びに悩む必要がありません。

使用方法は、スポイトで測り取ったA液とB液を水に混ぜるだけです。価格は少し高めですが、水で薄めるため1回あたりの使用量は少なく、もっとも小容量の500mlでも長く使うことができます。

肥料の濃度が高いと「肥料焼け」の原因になりますので、既定よりも濃くならないよう注意しましょう。

美味しくて甘いトマトを育てるためのコツ

日当たりと風通しのよい場所で栽培しよう

どのような植物でも成長には日光が必要です。

特に「夏野菜」としてなじみがあるキュウリ、ナス、トマトは日当たりのよい場所を好みます。栽培するときは1日のうち3時間程度は日が当たる場所を選びましょう。

また、葉が茂ると湿気がこもりやすく、病気などの発生の原因となります。水耕栽培は病気になりにくいといっても環境がよくないと病気にかかってしまいますので、多くなった葉は剪定して風通しのよい場所で栽培してくださいね。

日光にあてることと風通しをよくすることは、容器や培地にカビが生えることを防ぐ効果もあります。ただし、気温が高く日差しが強い夏は、直射日光にあてると水温があがって根腐れを起こしてしまうので避けてください。

芽かきをしっかりと行うようにしよう

苗がしっかり根を張り茎と葉が育ってくると、茎と葉の付け根の部分に「わき芽」が伸びてきます。この「わき芽」を放置すると芽がどんどん伸びて茎が枝分かれしてしまうので、芽が出たときに「芽かき」を行いましょう。

枝が多い方が収穫量が増えそうな気がするかもしれませんが、実際は実に送る養分が芽の成長に使われてしまうため、収穫量が下がってしまいます。

わき芽は根元を親指と人差し指でつまんでひねると簡単に取ることができるので道具を使う必要はありません。雑菌が入らないよう手を洗ってから素手で取ってくださいね。

わき芽を全部取って「一本仕立て」で育てるのが一般的ですが、実がつくかどうか不安な場合は「二本仕立て」にしてもよいでしょう。

肥料と水やりのタイミングを把握しよう

植物は根から水と栄養を吸収して成長するため、容器に入れた培養液も日がたつにつれ量が少なくなっていきます。

根の1/2~1/3が培養液に浸かっている状態がよいとされていますので、培養液の量がそれ以下になったら水やりをしてください。ただし、水やりをするときは培養液をつぎ足すのではなく、水を与えるようにしましょう。

これは、栄養分にくらべて水の方がより多く消費されるためです。水の量が減って肥料の濃度が自然と高くなっているところに培養液をつぎ足すと肥料の濃度が高くなりすぎてしまいます。

肥料を与えたいときは培養液をつぎ足すのではなく培養液を入れ替える「水替え」を行いましょう。1週間から10日に1回のペースが目安です。

水耕栽培でトマトを育てるときの注意点

室内で育てる場合は人工受粉をしよう

花が咲いたら収穫まであとわずかですが、花が咲いても受粉しなければ実が育つことはありません。

屋外で育てた場合は虫が花粉を運んでくれるため自然に受粉できますが、虫などがいない屋内で育てた場合は自然に受粉することが難しいため人工受粉をしましょう。

人工授粉というと難しそうな印象があるかもしれませんが、花を指で軽くはじいたり、花がついている枝を何度か揺するだけでかまいません。トマトはおしべとめしべの距離が近いので、花粉を散らすだけで受粉してくれます。

収穫の時期や期間は品種によって異なりますが、2カ月間程度収穫できることもあります。収穫するときはヘタを枝に残したままにすると、病気のリスクを下げることができますよ。

実が大きくなる前に誘引しよう

「誘引(ゆういん)」は植物のつるや枝を支柱、ネットなどで支えることで、植物の形を整えたり枝にかかる負担を減らす作業のことです。

トマトやナスなど、実が大きくなる植物は誘引をしないと実の重みで枝や茎が折れてしまうことがあります。枝や茎が傷むと実がつかない、実が育たないといったトラブルの原因になります。

誘引を行うのは苗がある程度高く育ったときや花が咲いたときなど、実が大きくなる前のタイミングが適しています。実がついて大きくなると枝に負担がかかってしまうからです。

紐を使って枝や茎を支柱やネットにゆるく結びつける方法が一般的ですが、高い位置から垂らした紐で枝などを吊って支える「吊り下げ支柱」もおすすめです。

液体肥料は規定量よりも薄めて使おう

培養液に含まれる肥料の濃度が高いと「根焼け」を起こして苗が枯れる原因となるほか、葉や茎だけが成長して花や実がまったくつかない「樹ボケ」になることがあります。

トマトは栄養価が低い土地であるアンデスが原産の野菜です。やせ地の環境に適応しているため、元々多くの肥料を必要とせず、肥料が多いとかえって成長を阻害されます。

そのため、トマトを水耕栽培で育てるときは肥料の濃度が高くならないよう注意しなくてはなりません。水分が蒸発すると肥料の濃度が高くなりますので、トマトの培養液は規定量よりも肥料を薄めて作った方が安心です。

トマトは肥料がまったくない状態では枯れてしまいますが、肥料が少し足りない状態でも元気に育つことができますよ。

まとめ

水耕栽培でトマトを育てるのは、ハーブや葉物野菜を育てるよりも難しく、多くの手間がかかります。

しかし、独特な苦みや香りを持つ葉物野菜に比べると、甘みがあるトマトは子どもの人気が高い野菜です。収穫しても子どもが食べてくれないという可能性が低いため、食べる喜びを共有することができますね。

子どもと一緒に収穫を楽しむこともできますので、水耕栽培に慣れたらトマトの栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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