40代の主婦は健康診断に行こう!専業主婦でも受けられる検診とは
子育てに忙しい40代のママは子どもの健康を優先しがちですが、自分の健康にも気をつけていきたいですよね。40代になると体調不良になりやすいですから、年に一度は自分の健康を知るために健康診断を受けましょう。専業主婦でも受けやすい健康診断や検診もありますよ。
40代主婦は年に一度は健康診断を受けよう
40代は体調不良になりやすくなる年代
また、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなります。女性ホルモンのバランスが乱れることで、甲状腺の病気や更年期障害、乳がんなども発症しやすくなるといわれています。
体内の新陳代謝が低下することで体の機能も鈍くなり、むくみや冷え性、物忘れなどの症状が出やすくなるかもしれませんね。
体の様々な器官の働きをコントロールしている自律神経も乱れやすくなりますから、体のあちこちで不調をきたしてしまうのでしょう。
無自覚でも健康診断で病気が見つかることも
その代表的な病気の一つが生活習慣病です。初期にはほとんど自覚症状がなく、知らず知らずのうちに病気が進行しているということがあるのです。
こうした病気に早く気づけるようにするためにも、定期的に健康診断を受けて潜在している病気がないかを調べてもらいましょう。早期発見・治療できれば回復が早まったり、進行を食い止めたりすることも可能です。
また今は発病していなくても生活習慣病に進行しやすいリスクもわかりますから、生活習慣を改善することで病気を予防にもつながります。
妊婦健診をしたママも産後は健康診断を
妊娠や出産のときにした検査と健康診断でする検査・診察は内容が違うものがあります。妊娠や出産で行なうものは、一部というわけですね。
健康診断では妊娠や出産のときとは調べる内容が違い、健康な体を維持するために必要な体の状態を知るために行うのです。検査をする目的が違っているというわけですね。一般的には産後約半年が経過していれば健康診断を受けられる場合が多いため、健診を受けて自分の体の状態を知るとよいでしょう。
40代主婦が受けたほうがよい健康診断は?
生活習慣病予防のための特定健診
この検査のメリットは、ママ自身の健康状態を把握できること、検査結果からどのような生活を送ればよいのかアドバイスを受けられること、病気の予防により健康に過ごせることなどがあります。
具体的な検査内容は、身長や体重、BMI、腹囲、血圧の測定、検尿、血液検査(脂質検査、血糖検査、肝機能検査)です。費用は各健診機関で違いますから、予約をした際に事前に費用も確認しておくと安心です。
40代で急増する乳がんや子宮がんの検診
ホルモンバランスの乱れの影響から40代で増え始める乳がんは、年に一度は検診を受けた方がよいといわれています。もし、身内に乳がんの人がいれば早くから検査を受けておく方が安心でしょう。
同時に40代以降に急増するのが子宮体がんです。このがんもエストロゲンというホルモンが発症に関与しています。20代から受けたい子宮頸がん検診に加え、40代以降は体がん検診もプラスしたいですね。
がんは早期に発見して早期治療を行えば治る病気ともいわれています。手遅れにならないためにも乳がんや子宮がんの検診は大切ですね。
骨密度についても閉経前に一度検査を
妊娠をしていなくても20~40代が骨密度のピークだといわれています。その後年齢を重ねるとともに徐々に骨密度は減少していき、閉経後に急激に減ってしまいます。
そうなる前に現在の自分がどのくらいの骨密度かを知っておくことが大切です。この時点で骨密度が低ければ骨粗しょう症になるリスクが高くなりますから対策が必要なのです。
骨粗しょう症になれば高齢になって骨折しやすく、寝たきりになる可能性もあります。そうならないためにも現時点で骨密度を調べて骨を強くする対策をとりましょう。
40代の専業主婦でも健康診断はできる?
パパの会社で主婦健診があれば受けられる
会社であればどこでも提供しているわけではありませんから、まずはパパの会社で主婦健診をしているのか確認してみましょう。たいていは、パパの会社の健康保険組合が指定している病院や施設に行って健康診断を受けることが多いようです。
オプションでがん検診や婦人科検診を受けられる場合もあるようです。40代ママが受けた方がよい検診や健康診断が受けられるのですからうれしいですよね。会社によって内容も費用も違いますから、事前に調べておくと安心です。