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乳児のことがまるわかり!成長や病気、離乳食からお祝いまで

乳児のことがまるわかり!成長や病気、離乳食からお祝いまで

乳児期は、成長スピードの個人差が出やすい期間でもあり、ほかの乳児と比べてしまうと思います。行事や病気など、初めてのことだらけで何をしたらいいのか、分からないことだらけのママもいるのではないでしょうか。乳児の成長の様子や行事、かかりやすい病気などを知り、育児を楽しみながら乳児期を乗り切りましょう。

乳児とはいつからいつまで?成長の平均は?

「新生児」「乳児」「幼児」の違いは?

子どもの成長は早く、段階によって短期間で呼び名が変わっていきます。どんな違いがあるのか見ていきましょう。

「新生児」は、母子保健法で出生後28日未満と定められています。また、出生から7日未満を「早期新生児」といいます。「新生児」は、ママのお腹から外の世界に出てきたばかりで、急激な環境変化に対応しなければなりません。様々な器官が未発達なこともあり、経過観察がより大事な時期になります。

「乳児」は、母子保健法で1歳に満たない子どもと定められており、「新生児」も含まれます。生活上、1歳ごろまで母乳やミルクで栄養を摂取することが由来となっています。生後5、6カ月頃から離乳食が始まり、幼児の段階に向けて成長していきます。

「幼児」は、児童福祉法で教育や成長発達などを総合して、1歳から就学前までの子どもと定められています。一方、道路交通法では6歳未満と定められています。チャイルドシートの着用義務規定には6歳未満の幼児と定められているので、児童福祉法と若干の違いがあります。おおよそ1歳から就学前という考え方でよいでしょう。

月齢別にみる乳児の身長・体重の平均

乳児の身長・体重の平均を知る方法として、母子手帳に記載されている成長曲線があります。成長曲線は、厚生労働省が10年ごとに行う全国の乳幼児を対象とした発育調査の集計データをもとに、体重や身長の成長推移を男女別にグラフにしたものです。

体重の平均は、出生時で男子が2.98kg。女子が2.91kgです。12カ月頃には、男子が9.09kg。女子が8.54kg。差はありますが、生まれてから1年間で体重が約3倍になります。

身長の平均は、出生時男子が48.7cm。女子が48.3cm。12カ月頃には、男子が73.9cm。女子が72.3cm。身長は、体重ほどの伸びはなく約2倍の大きになります。

身長・体重の平均は、調査された各月・年齢の子どもの94%の値で決めています。2歳未満は寝て測り、2歳以上は立たせて計測をしています。乳幼児の発育は個人差が多いので、成長曲線はあくまでも目安として見てくださいね。

定期的な健診以外で我が子の身長・体重を計りたいときは、支援センターやショッピングモールなどでも測れる場所があるので探してみてください。

乳児期の始まり!新生児の様子は?

新生児の身長体重、1カ月の成長の平均

厚生労働省が平成22年に行った乳幼児身体発育調査の結果を見ていきます。

身長は、男子が44.0~52.6cm。女子が44.0~52.0cm。身長平均は、約50cmです。

体重は、男子が2.10~3.76kg。女子が2.13~3.67kg。体重平均は、約3kgです。

生後2〜5日の間に、生理的体重減少が起こります。母乳を飲む量よりも、胎便や尿の排泄量が上回ることで、一時的に200~300g減ります。1週間ほどで出生時の体重に戻ります。

生後30日になると、身長は男子が50.9~59.6cm。女子が50.0~58.4cm。出生時よりも約5cm伸びます。

体重は、男子が3.5~4.84kg。女子が3.4~5.5kg。出生時よりも約1kg増えます。

新生児の睡眠時間。眠ってくれないときは?

新生児には、昼夜の感覚がないので生活サイクルができていません。眠くなったら寝る、お腹が空いたら起きるを繰り返します。

新生児は、胃が小さいのですぐにお腹が空いてしまいます。2〜3時間おきに目を覚まし、1日の睡眠時間は15~16時間ほどになります。

基本的に、新生児はお腹がいっぱいになると眠ります。寝ない場合は、何か不快なことがあるのだと考えましょう。母乳が足りているか、おむつが汚れていないか、服を着せ過ぎていないかを確認します。乳児は、体温調節を行う自律神経が未発達です。外気温が高いと体温も上がってしまいます。服を何枚も着ている場合は、1枚脱がして様子を見ましょう。

それでも寝ないときは、少しの間、一緒にころころするのもいいですね。

新生児の目や耳、五感の様子は?

新生児の五感は、視覚を除いて、ある程度は大人と同じ働きをします。

視覚...新生児の視力は、0.03ぐらいといわれています。15~20cmのところで焦点が合います。

聴覚...妊娠20週目くらいから、ママの声や外の音を聞いているといわれています。

嗅覚...生後すぐから、母乳の匂いを判断できます。嫌な匂いには、顔を歪めることもあります。

味覚...生後7週くらいから感覚器官の味蕾(みらい)という部分が発達してきます。甘い、苦いの区別がつき、苦いものは口から出したりします。

触覚...温度変化は感じているようですが、体温調節が苦手です。パパママの体温を感じて安心するので、スキンシップをたくさんとりましょう。

乳児の成長の様子。身体の成長について

首が座るのはいつ頃?どういう状態?

新生児は、頭を自分で支えられません。ママに抱っこをされたり話しかけられたりすることで身体感覚が刺激されます。乳児の頃には、色々な動きをするようになり、次第に重力に対応できるだけの筋肉がつきます。支えなしで頭を自由に動かせるようになれば、首がすわったといえます。

乳児の3カ月健診の項目に、「首がすわったのはいつですか」という質問があります。首がすわるのは、早い子で1~2カ月、多くは3~4カ月頃です。厚生労働省が出している、首すわりの判断基準をご紹介します。参考にしてみてくださいね。
「首のすわり」は、乳幼児を仰向けに寝かせ、両手を持って引き起こしたとき、首が 遅れないでついてくるとき「できる」とした。遅れた場合は引き起こし加減を少しも どして、再検した。再検してなお遅れる場合は「できない」とした。

寝返りできるのはいつ頃?練習方法は?

寝返りは、5カ月頃にできる子が多いです。早い子だと3カ月頃には、寝返りをし始めます。9カ月頃に寝返りをしたり、しなかったりという場合もあります。赤ちゃんの寝返りのタイミングを待ちましょう。

身体能力が上がり身体を動かせるようになること、周りの物に興味を示すことで寝返りをするようになることが多いです。寝返りを練習させたいときは、赤ちゃんの興味を持ちそうなものを側に置いて気を引いてみてください。身体をねじって取ろうとしたら、背中やお尻を押して助けてあげると寝返りの仕方を覚えやすくなります。

ハイハイできるのはいつ頃?しない場合も?

ハイハイを始めるのは、8カ月頃です。7カ月頃から始める子もいれば、9カ月頃に始める子もいるので、焦らずに見守ってくださいね。

ずりばいはしたけど、ハイハイをせずに、つかまり立ちをする子も珍しくはありません。成長段階には、個人差があるので順序を飛ばして次に行く子もいます。心配なときは、9~10カ月健診を受けるのもいいでしょう。

ハイハイの練習をさせたいときは、部屋を片付けて動き回れるスペースを確保しましょう。ずりばいのときに、腰を持ち上げてあげて、四つんばいの体勢を教えてあげてください。

つかまり立ちや伝い歩きはいつ頃?

つかまり立ちは、ハイハイと並行して8カ月頃に始める子が多いです。ローテーブルやテレビ台などの低い物につかまり、立ち、しゃがむを繰り返します。

伝い歩きの目安は、10カ月頃です。早い子では7カ月、遅い子では1歳頃に伝い歩きをするのも珍しくはありません。

なかなか一歩を踏み出せずに、つかまり立ちからハイハイに戻ってしまうこともあります。つかまり立ちをした所から、数歩先におもちゃを置いてみましょう。お菓子も効果的です。手を伸ばして取ろうとしているうちに、自然と足が前に出るようになります。

乳児の成長の様子。心の成長について

ママを認識できるのはいつから?

認識の仕方がいくつかあり、その方法によって認識の時期が違います。

声...五感の中でも、聴覚は発達して生まれてきます。胎内にいるときから、ママの声を聞いているので、生まれて直ぐでもママの声を認識します。ただ、ママという認識ではなく、安心できる存在という程度の認識になります。

匂い...嗅覚も発達が早い感覚なので、母乳の匂いを嗅ぎ分けることができます。母乳をあげるようになると、ママから母乳の匂いがします。その匂いで、ママを認識します。

顔...生後5、6カ月には、顔のパーツや色合いでママの顔を認識することができます。

5、6ヶ月で人見知りが激しくなるのは、ママを声・匂い・顔でしっかりと認識できるようになったことが関係しているといえます。

人見知りはいつから?パパも嫌がる?

人見知りは、生後5カ月頃からの子が多いです。個人差があるので、人見知りをしない子もいれば、1歳を過ぎてから人見知りをする子もいます。

普段、ママといることが多いので、パパを嫌がってしまう子も珍しくはありません。ママとパパの話し声を聞かせてあげたり、一緒に遊んであげたりすることで、ママと同じように安心できる存在だと認識してもらいましょう。

生後3、4カ月の子でも、人見知りするときがあります。ママパパの認識ができ、もっと愛情が欲しいという意識が出てくることで起こります。そんなときは、たくさん抱きしめて欲求を満たしてあげてください。

人見知りが強く出ているときは、無理に人に触れさせるのではなく、ママが楽しそうに話すことで安心感を与えてあげましょう。

後追いはいつから?トイレにも行けない!?

赤ちゃんの後追いは、早い子で生後7~8カ月頃。一般的には、生後9~11 カ月頃から1歳半くらいまでです。

後追いが始まる時期は、人や場所の認識ができるようになり、ママへの執着が強くなる時期です。トイレに行く間、洗濯物を干す間、少ししたら戻るという事を赤ちゃんは認識できません。置いていかれてしまったという不安が強く、後追いをします。

個人差はありますが、1歳半頃までには、トイレに行っても戻ってくるということを学びます。ママ以外と接する機会が増えたり、お出掛けを繰り返したりすることで、環境の変化にも慣れていきます。1人遊びができるようになり、遊びに集中しママから少し離れることもできるようになります。赤ちゃんの成長とともに後追いは、少しずつ落ち着いてきます。

大切な記念になる乳児期のお祝い行事3つ

お七夜・命名式の意味や内容は?

お七夜は、赤ちゃんの健やかな成長を祈願するお祝いで、生後7日目に行います。また、親戚や親しい友人を招き、赤ちゃんの名前の初お披露目をする、命名式を一緒に行うのが一般的とされています。

お七夜では、お赤飯や鯛の尾頭付きなどのお祝い膳が一般的です。退院して間もないママが、お祝いの食事を用意するのは一苦労ですよね。仕出し弁当やお寿司などを注文するのもいいと思います!親戚を呼ばずに家族だけでというのも、現代では多いのではないのでしょうか。

赤ちゃんの初めてのお祝いですが、ママが無理をして疲れてしまってはよくありません。パパにも手伝ってもらい、無理をしない程度に、赤ちゃんの健やかな成長をお祝いしてくださいね。

お宮参りの時期や服装は?

お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈る行事です。男の子は生後31日目、女の子は生後32日目にお参りをします。とはいえ、天候や赤ちゃんの体調もあるので、生後1カ月頃を目安に日にちを選んでくださいね。

参拝のときは、赤ちゃんにお祝い着を着せます。パパもママもフォーマルな服装で参拝します。ママが和装をする場合は、色留袖や紋付の羽織が一般的です。祖父母も同様にフォーマルな服装をします。和装、洋装を揃える必要はありませんが、全体のバランスを考え事前に話し合うといいでしょう。

昔から参拝のときには、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこするという習慣があります。現代では、家族だけでお宮参りに行く人も多いです。習慣に捉われず、行いやすい形でお参りをしましょう。

お食い初めの内容やメニューは?

お食い初めは、子どもが一生食事に困らないようにと願う行事です。乳歯が生え始める、生後100日頃を目安に、父母両方の両親を招待して行います。

お食い初めの正式な食器は、漆を使った器になります。性別によって色も変わってきますが、現代では食器にはこだわらずに行う人も多いです。

メニューは、お赤飯・鯛の尾頭付き・お吸い物・煮物・歯固め用の小石が一般的です。紅白のお餅がつく地域もあります。食べさせる順番は、ご飯・お吸い物・ご飯・魚・ご飯で3回繰り返します。口の中に入れるのではなく、食べる真似をさせます。

歯固めの儀は、食事の前後に行います。丈夫な歯が生えますようにと願いを込め、赤ちゃんに小石を噛ませる真似をします。

離乳食の進め方やレシピ、食べないときは?

離乳食はいつから始めればいいの?

離乳食は、5カ月頃から始める人が多いです。赤ちゃんが口をモグモグすような仕草をしたり、よだれがたくさん出てきたりするようになったら、離乳食を始めるタイミングだといわれています。

初めての食事に赤ちゃんもママも、戸惑うことが多いと思います。離乳食を始めた頃は、嫌がって食べないことも多いです。無理にあげようとするのではなく、嫌がったらやめて様子を見ましょう。

離乳食を始めるときは、朝かお昼にあげるといいです。赤ちゃんにとって初めて口にするものなので、アレルギーが心配ですよね。夜に離乳食をあげて、万が一アレルギー反応が出たら一大事です。初めての食品をあげるときは、病院が開いている時間にあげてくださいね。

月齢別、おすすめの離乳食レシピ

5~6カ月はごっくん期といわれ、飲み込む食べ方です。消化器官が未発達なため、食品選びも重要になります。10倍粥からスタートしますが、なかなか食べてくれないことも多いです。粉ミルクを少量足してミルク粥にすると、飲み慣れたミルクの味に反応して食べてくれることも多いですよ。ミルク粥のように、パン粥を作るのもオススメです。

7~8カ月はもぐもぐ期といわれ、舌で潰して食べることを覚えます。5~7倍粥に粒を少し残します。カボチャやトウモロコシを柔らかく煮て潰してあげると、甘みが出て美味しいです。

9~11カ月はかみかみ期といわれ、上下の歯茎で噛む食べ方を覚えます。柔らかく煮た野菜を入れたパンケーキは、手づかみ食べもしやすいのでオススメです。

離乳食を食べてくれないときはどうする?

赤ちゃんも大人のように美味しくないものには、嫌な反応をします。だからといって、調味料でしっかりと味をつけるのは、赤ちゃんの体にはあまりよくないでしょう。

お粥ばかりあげているのなら、食パンに変えてみるのもいいでしょう。大人でもご飯派、パン派と分かれますよね。赤ちゃんにも好みがあるので、好みの食材を探してみてください。

カボチャやトウモロコシ、サツマイモなど甘みのある食材を味付けに使ってみましょう。りんごをすってあげるのもいいですね。

どれも嫌がるようなら、離乳食は早いのだと思って休憩しましょう。離乳食始めの頃は、まだ母乳やミルクが主な栄養源です。栄養についてはまだ心配いりませんので、焦らずにゆっくりと進めましょう。

乳児がかかりやすい病気、乳児湿疹とは?

乳児湿疹とはどんな状態?

0~1歳にかけてできる湿疹を乳児湿疹といいます。赤ちゃんの肌は、とてもデリケートで肌のバリアが少ないため湿疹ができやすいと考えられています。乳児湿疹といってもいくつかの種類があり、原因も対応も様々です。新生児ニキビ、乳児脂漏(しろう)性湿疹、乳児汗疹(かんしん)性湿疹などがあります。

新生児ニキビは、大人のニキビと似ているため判断がしやすいです。症状が出やすい箇所は、ほっぺたやおでこなど、顔の部分です。

乳児脂漏(しろう)性湿疹は、顔や頭皮などに黄色いかさぶたのようなものができます。

乳児汗疹(かんしん)性湿疹は、汗疹(あせも)が原因となり肌に赤い湿疹ができます。痛みをともなうものや白く水ぶくれのようになります。

病院には行った方がいいの?

乳児湿疹は、肌を清潔に保ち保湿をすることで改善される場合が多いです。湿疹が出たからといって、すぐに病院にいく程の緊急性はあまりありません。湿疹が出て3、4日間は、様子を見ていいでしょう。湿疹が落ち着いていくようであれば、そのまま経過観察をしてください。

湿疹とともに痛がる様子や咳、熱が出てしまったのであれば、湿疹ではなく何らかの病気の可能性が考えられます。手の平や足に出ている場合は、手足口病を疑ってください。ウィルス性の病気なのでママやパパにも移ってしまう場合があります。早めに病院を受診して、適切な処置を受けましょう。

汗をこまめに拭いたりお風呂上がりに保湿をしたりすることで、乳児湿疹を減少させることができます。毎日のケアを忘れずに行ってくださいね。

乳児湿疹とアトピーの見分け方は?

アトピーは、アレルギー性の皮膚炎で乾燥と痒みを繰り返します。生まれながらに持つ、アレルギーや乾燥肌の体質が原因だと考えられています。

赤ちゃんの場合、痒いといえないので経過観察が重要になります。早い子では、生後2~3カ月頃からアトピーの症状が出ます。乳児湿疹とアトピーの見分けはとても難しく、乳児湿疹と診断されることが多いです。清潔に保つことで治っていく乳児湿疹とは違い、アトピーは痒みをともないなかなか治りません。経過を見ていくうちに、アトピーと診断される場合がほとんどのようです。

アトピーはアレルギー性のものなので、ハウスダストやダニなどのアレルゲンはできるだけ除去しておきましょう。しっかりとケアをすることで、成長とともに改善されていく子も多いようです。

乳児がかかりやすい病気、突発性発疹とは?

突発性発疹とはどんな病気?症状は?

突発性発疹は、生後6カ月~1歳半くらいまでの乳幼児に多く見られます。ヒトヘルペスウイルス6型、7型による感染症です。6型は6カ月~1歳、7型は1~2歳がかかりやすいといわれています。型が変われば感染する可能性があるので、2度感染したという乳幼児もいます。

39~40度の熱が3日ほど続き、解熱後に全身に赤い発疹ができます。高熱以外の症状がなく、比較的機嫌がいいのが特徴です。解熱し発疹が出てくれば、あとは経過観察で自然と治っていきますが、発疹が出ないと診断がしにくく、薬で様子を見る場合もあります。

感染力が低く、インフルエンザほど施設などで広がることは多くありません。身近に風邪をひいている人がいないのに、高熱が出た場合は突発性発疹を疑ってください。

突発性発疹の対処方法は?病院には行く?

一般的に突発性発疹の場合、高熱があっても機嫌よく遊んでいることが多いようです。突発性発疹の薬はありませんが、下痢をしてしまったり、同時に風邪をひいてしまったりする子もいるので、症状に合わせた薬で対応をしていきます。

高熱の期間は、3日ほど。発疹は3~4日、長くて1週間ほどで自然と消えていきます。食欲が落ちることもありますが、脱水にならないように、水分補給はしっかりとさせましょう。飲み物を飲んでくれているのであれば、食事は無理にとらせなくても大丈夫です。

高熱による熱性けいれんやウィルスに対する反応から起こる急性脳症、髄膜炎などの合併症の可能性もあります。自然と治る病気とされていますが、子どもの様子をしっかりと見ておくことが大切です。

救急車を呼んだ方がいいとき

突発性発疹では、救急車を呼ぶケースはないですが合併症をともなった場合は別です。

熱性けいれんは、38度以上の熱が出た日か翌日に起こります。顔色が悪くなり、体が左右対称で突っ張りけいれんします。意識障害も起こり、呼びかけに反応しないこともあります。

急性脳症を発症した場合、意識障害やけいれん、嘔吐の症状が出ます。呼びかけに反応しない、反応はするけれど焦点が合わないなどの症状が主に見られます。

髄膜炎を発症した場合、熱や頭痛、吐き気など風邪の症状に似ています。悪化すると意識がなくなることもあります。

けいれんが続く、吐き続けている、意識がはっきりしない。そういった症状が出たときは、救急車を呼びましょう。

怖いSIDS。大切な我が子を守るために

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは?

SIDSとは、元気だった赤ちゃんが睡眠中に何の前触れもなく、亡くなってしまう病気です。

日本の場合、約6,000~7,000人に1人の赤ちゃんが発症するといわれています。平成28年では、109人の赤ちゃんがSIDSで亡くなっていて、乳児期の死亡原因の第3位となっています。解剖をしても原因が分からず、現代でも明確な原因を特定できていません。SIDSを発症して亡くなったとしても、窒息と判断されるケースが多いようです。

原因となりうると考えられているものを挙げると、粉ミルクでの育児、家族の喫煙、先天的な呼吸器の病、低体重、うつぶせ寝などがあります。どれもSIDSに関係があるとされているだけで、決定的なものはありません。

SIDSが起こるのはなぜ?予防するには?

赤ちゃんは、睡眠中にごくわずかな時間だけ無呼吸になります。中枢性防御反射が未熟なため、無呼吸状態から抜け出せなくなる赤ちゃんがいるのではないかと考えられています。

生活の中で、3つのことを心がけるとSIDSの発生のリスクを減らせるといわれています。

1...赤ちゃんを仰向けで寝かせましょう。うつぶせ寝の赤ちゃんがSIDSを発症したというケースが、欧米で多く報告されています。ですが、医師から医学上うつぶせ寝が必要だと勧められた場合は、指示に従いましょう。

2...赤ちゃんの周辺で、たばこを吸わない。

3...できるだけ母乳で育てましょう。母乳には、赤ちゃんに必要な栄養がたっぷり入っており、赤ちゃんの免疫力を上げる効果もあります。

何歳まで起こる可能性があるの?

生後2~6カ月頃に発症するといわれ、稀に1歳以上でも発症します。年々、発症数は減少傾向にありますが、明確な原因は特定されていないので怖いですよね。

赤ちゃんの器官が未発達なため起こりうる病気だとしたら、防ぐのは難しいです。日頃から赤ちゃんの状態を気にかけ、ママパパが予防できることはしていきましょう。

うつぶせ寝で寝てしまったら、寝返りを左右にできるようになるまでは仰向けに直しましょう。夜泣きをしない赤ちゃんの場合は、寝ている間に何度か呼吸をしているか確認をしましょう。

予防をしたから絶対に安全!ということではありませんが、発症の可能性は決して高くない病気です。赤ちゃんの生活に適した環境作りを心がけ、見守っていきましょう。

育児にストレスを感じたり行き詰ったときは

子どもの成長の早さは様々

乳幼児の成長のスピードは、個人差が激しいです。特に乳児のときは、1年間で寝た状態から立って、早い子では歩くまで成長します。離乳食も進みが早い子は、3回食に移行しています。

健診に行くと、同じくらいの月齢の子たちと一緒になりますね。比べるつもりはなくても、自然と周りの子どもを見てしまいませんか?成長のスピードがゆっくりな子を持つママは、「あの子は、もう立っているのに自分の子はまだハイハイしかしない」と自分の子が遅れているのではないか、と不安になることもあると思います。

乳幼児期は、個人差が目立ちますが、小学生ともなればその差が目立たなくなるといわれています。周りの子と比べずに、焦らずに育児を楽しんでくださいね。

頑張らない育児を頑張ろう

ママは、出産という大仕事を終えると、家事に加え育児が増えます。仕事復帰を目指しているママなら、さらに仕事が増えますね。

今日は、これとこれと、あれをしよう。と短期的な目的を決め、1日に多くのことをすると疲れてしまいませんか?ママが疲れて倒れてしまっては、赤ちゃんもパパもとっても困りますよね。

今日ではなく、今週や今月にはこれをやろうと中長期的な目的を決めてみてください。できないなと思ったことは、家事でも育児でもパパにお手伝いをお願いしてくださいね。

頑張りすぎるのではなく、肩の力を抜いて頑張らない育児を頑張ってみてください。赤ちゃんである時期は、忙しいけれどあっという間です。生まれてきた赤ちゃんとの時間を、ゆっくりと楽しんでくださいね。

子どもはママの笑顔が大好き

新生児の頃、まだママの認識がはっきりしていないときでも、ママが笑うと笑い返してくれることがあります。ママは、子どもにとって生まれたときから安心できる存在なのです。

子どもが活発になると、怒ってしまうことも増えてくるかと思います。育児の疲れや不安から、些細なことでパパと喧嘩になってしまうこともあると思います。ママのイライラしている声や顔に、子どもは不安な気持ちになります。

子どもはママの笑顔が大好きです!最近、怒ってばっかりだな、笑顔で接してあげられてないなと思ったら、1日に1回でも、ほんの少しの時間でもよいので、スキンシップの時間を作ってください。ママも子どもも、自然と笑顔が出てくる時間になると思います。

まとめ

乳児期は、赤ちゃんが最も成長する1年になります。寝たっきりから立ち、早い子では歩き出します。母乳やミルクしか飲めなかったのに、離乳食が3回食にまで進みます。

初めての行事、病気、成長過程、初めてづくしの育児に悪戦苦闘の日々だと思います。ママ1人で抱え込まずに、辛いときや困ったときはパパや周りの人に頼ってくださいね。かかりつけの医院を持つと、病気のときに安心ですよ。

子どもには、それぞれの成長のスピードがあります。いつかはできる!そんな気持ちで子どもの成長を見守ってあげてくださいね。

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teniteo WEB編集部

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