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乳児のことがまるわかり!成長や病気、離乳食からお祝いまで

乳児のことがまるわかり!成長や病気、離乳食からお祝いまで

お食い初めは、子どもが一生食事に困らないようにと願う行事です。乳歯が生え始める、生後100日頃を目安に、父母両方の両親を招待して行います。

お食い初めの正式な食器は、漆を使った器になります。性別によって色も変わってきますが、現代では食器にはこだわらずに行う人も多いです。

メニューは、お赤飯・鯛の尾頭付き・お吸い物・煮物・歯固め用の小石が一般的です。紅白のお餅がつく地域もあります。食べさせる順番は、ご飯・お吸い物・ご飯・魚・ご飯で3回繰り返します。口の中に入れるのではなく、食べる真似をさせます。

歯固めの儀は、食事の前後に行います。丈夫な歯が生えますようにと願いを込め、赤ちゃんに小石を噛ませる真似をします。

離乳食の進め方やレシピ、食べないときは?

離乳食はいつから始めればいいの?

離乳食は、5カ月頃から始める人が多いです。赤ちゃんが口をモグモグすような仕草をしたり、よだれがたくさん出てきたりするようになったら、離乳食を始めるタイミングだといわれています。

初めての食事に赤ちゃんもママも、戸惑うことが多いと思います。離乳食を始めた頃は、嫌がって食べないことも多いです。無理にあげようとするのではなく、嫌がったらやめて様子を見ましょう。

離乳食を始めるときは、朝かお昼にあげるといいです。赤ちゃんにとって初めて口にするものなので、アレルギーが心配ですよね。夜に離乳食をあげて、万が一アレルギー反応が出たら一大事です。初めての食品をあげるときは、病院が開いている時間にあげてくださいね。

月齢別、おすすめの離乳食レシピ

5~6カ月はごっくん期といわれ、飲み込む食べ方です。消化器官が未発達なため、食品選びも重要になります。10倍粥からスタートしますが、なかなか食べてくれないことも多いです。粉ミルクを少量足してミルク粥にすると、飲み慣れたミルクの味に反応して食べてくれることも多いですよ。ミルク粥のように、パン粥を作るのもオススメです。

7~8カ月はもぐもぐ期といわれ、舌で潰して食べることを覚えます。5~7倍粥に粒を少し残します。カボチャやトウモロコシを柔らかく煮て潰してあげると、甘みが出て美味しいです。

9~11カ月はかみかみ期といわれ、上下の歯茎で噛む食べ方を覚えます。柔らかく煮た野菜を入れたパンケーキは、手づかみ食べもしやすいのでオススメです。

離乳食を食べてくれないときはどうする?

赤ちゃんも大人のように美味しくないものには、嫌な反応をします。だからといって、調味料でしっかりと味をつけるのは、赤ちゃんの体にはあまりよくないでしょう。

お粥ばかりあげているのなら、食パンに変えてみるのもいいでしょう。大人でもご飯派、パン派と分かれますよね。赤ちゃんにも好みがあるので、好みの食材を探してみてください。

カボチャやトウモロコシ、サツマイモなど甘みのある食材を味付けに使ってみましょう。りんごをすってあげるのもいいですね。

どれも嫌がるようなら、離乳食は早いのだと思って休憩しましょう。離乳食始めの頃は、まだ母乳やミルクが主な栄養源です。栄養についてはまだ心配いりませんので、焦らずにゆっくりと進めましょう。

乳児がかかりやすい病気、乳児湿疹とは?

乳児湿疹とはどんな状態?

0~1歳にかけてできる湿疹を乳児湿疹といいます。赤ちゃんの肌は、とてもデリケートで肌のバリアが少ないため湿疹ができやすいと考えられています。乳児湿疹といってもいくつかの種類があり、原因も対応も様々です。新生児ニキビ、乳児脂漏(しろう)性湿疹、乳児汗疹(かんしん)性湿疹などがあります。

新生児ニキビは、大人のニキビと似ているため判断がしやすいです。症状が出やすい箇所は、ほっぺたやおでこなど、顔の部分です。

乳児脂漏(しろう)性湿疹は、顔や頭皮などに黄色いかさぶたのようなものができます。

乳児汗疹(かんしん)性湿疹は、汗疹(あせも)が原因となり肌に赤い湿疹ができます。痛みをともなうものや白く水ぶくれのようになります。

病院には行った方がいいの?

乳児湿疹は、肌を清潔に保ち保湿をすることで改善される場合が多いです。湿疹が出たからといって、すぐに病院にいく程の緊急性はあまりありません。湿疹が出て3、4日間は、様子を見ていいでしょう。湿疹が落ち着いていくようであれば、そのまま経過観察をしてください。

湿疹とともに痛がる様子や咳、熱が出てしまったのであれば、湿疹ではなく何らかの病気の可能性が考えられます。手の平や足に出ている場合は、手足口病を疑ってください。ウィルス性の病気なのでママやパパにも移ってしまう場合があります。早めに病院を受診して、適切な処置を受けましょう。

汗をこまめに拭いたりお風呂上がりに保湿をしたりすることで、乳児湿疹を減少させることができます。毎日のケアを忘れずに行ってくださいね。

乳児湿疹とアトピーの見分け方は?

アトピーは、アレルギー性の皮膚炎で乾燥と痒みを繰り返します。生まれながらに持つ、アレルギーや乾燥肌の体質が原因だと考えられています。

赤ちゃんの場合、痒いといえないので経過観察が重要になります。早い子では、生後2~3カ月頃からアトピーの症状が出ます。乳児湿疹とアトピーの見分けはとても難しく、乳児湿疹と診断されることが多いです。清潔に保つことで治っていく乳児湿疹とは違い、アトピーは痒みをともないなかなか治りません。経過を見ていくうちに、アトピーと診断される場合がほとんどのようです。

アトピーはアレルギー性のものなので、ハウスダストやダニなどのアレルゲンはできるだけ除去しておきましょう。しっかりとケアをすることで、成長とともに改善されていく子も多いようです。

乳児がかかりやすい病気、突発性発疹とは?

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