夏生まれの女の子にはどんな名前がよい?子どもの名付けのポイント
「名前」は、親が子どもに贈る最初のプレゼントといわれます。だからこそ、もっとも素敵な名前を考えたいですね。子どもの名付け方の一つに、生まれた季節をイメージしてつける方法があります。今回は、夏生まれの女の子に向けた名付けのポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
夏をイメージする女の子の名付けポイント!
「夏」の漢字をそのまま使った名前
「夏」という字に、昔からある「子」「美」「代」「乃」をつけた名前は、最近は少なくなっている古風な名前です。また、「なつき」「なつえ」という響きを先に決めて、「夏月」「夏姫」「夏江」「夏恵」など、漢字の組み合わせを見て選んでもよいですね。
漢字三文字の名前は古風な印象がぐっと深まります。「夏々美(ななみ)」「帆乃夏(ほのか)」「沙耶夏(さやか)」など、「夏」を「な」「か」と読む名前もよいかもしれません。
夏を連想する漢字を使った名前
また、夏に心地よさを感じさせてくれる「風」「涼」、夕立の「夕」、花火をイメージした「彩」などを取り入れてもよいですね。
「陽子」「涼子」「夕子」「汐里」のように、夏を連想する漢字を一つ使ってもよいですし、「彩夏(あやか)」「涼風(すずか)」「帆波(ほなみ)」のように、夏を連想する漢字を二つ組み合わせてもよいかもしれません。
さらに、「蛍」「若葉」など、夏の季語を使った名前も、古風な印象が強くなっておすすめです。
夏の植物や果物から名前を考える
夏の代表的な花である「朝顔」「向日葵(ひまわり)」「紫陽花(あじさい)」から漢字を取った、「朝子」「朝海(あさみ)」「日向(ひなた)」「葵」「紫(ゆかり)」「陽花(はるか・ようか)」のほか、「桔梗」「百合」「茉莉」など、花の名前をそのまま使ってもよいですね。
果物では、「杏(あんず)」や「李(すもも)」、「椰子」から、「杏子(きょうこ)」「江李子(えりこ)」「伽椰子(かやこ)」といった名前も考えられます。
植物や果物から考えた名前は「茉莉」を「ジャスミン」、「百合」を「リリー」という風に、外国の方にも説明がしやすいところも魅力です。
生まれた月から連想する名付けのポイント!
6月生まれの女の子におすすめの名前
また、旧暦の「水無月(みなづき)」から「みな」を使った「みなこ」「みなみ」「みなよ」は、「南」「水」「湊」など、夏を連想する漢字を使うことができます。
6月の誕生花である「あやめ」「ゆり」、誕生石の真珠から「真」「珠」を使った「真奈美」「珠代」という名前もよいですね。
さらに、雨の「雫」や、雨が空から落ちて音を立てることから「天音」など、さまざまなイメージを膨らませることができます。
7月生まれの女の子におすすめの名前
また、7月といえば七夕がありますので、「七」「夕」「織」「琴」を使った「七美」「夕子」「詩織」「香織」「琴美」は、ロマンティックな雰囲気があります。
7月の誕生花の一つである「蓮」は、「清らかな心」という花言葉を持つだけではなく、仏教やヒンドゥー教の人にはなじみが深い花です。「蓮美(はすみ)」「蓮花(れんか)」という名前は、上品な印象です。
このほか、7月の誕生石であるルビーから「るみ」、7月の英語名「July(ジュライ)」から「じゅり」もおすすめです。
8月生まれの女の子におすすめの名前
また、各地で夏祭りが開催されるシーズンですので「祭」や、和楽器のイメージから「和」「奏」、盆踊りから「舞」といった漢字を使った名前もよいですね。
俳句で使われる季語の中でも、8月の季語といわれる「風鈴」「桐の花」「芙蓉」「梶の葉」から「鈴音(すずね)」「桐子(とうこ・きりこ)」「桐江(きりえ)」「芙美(ふみ)」「蓉子(ようこ)」「梶(こずえ)」という名前もよいかもしれません。
さらに、8月の誕生花の中には「カンナ」「エリカ」など、そのまま女の子の名前として使える花もあります。