
散歩すると赤ちゃんは寝る!夜の睡眠との関係や寝てる間の散歩の効果
赤ちゃんの寝つきが悪くて困っているママは多いですよね。寝つきをよくするには、日中に運動するのがよいといわれています。赤ちゃんのほどよい運動になるのが、散歩ですね。ここでは散歩と睡眠の関係や、赤ちゃんが散歩で寝てしまっても効果があるのかどうかなどを考えてみましょう。
赤ちゃんに夜寝てもらうためにも散歩しよう

散歩すると疲れてよく寝てくれるのは本当
歩くようになると、道端の石を拾ったり葉っぱを触ったり、気になるものを見つけながら散歩します。しゃがんだり立ったり、走ったり止まったりして、ちょっとの距離でもいろいろな動きをしていますね。
しかしまだ歩けない赤ちゃんでも散歩に出ると、車を眺めたり、犬が吠えるのを聞いたり、ベビーカーの中に座っているだけでたくさんの刺激を受けて緊張もしているでしょう。
散歩は赤ちゃんをほどよく疲れさせてくれます。適度に疲れた赤ちゃんは、気持ちよく寝入ってくれますよ。
寝る前は散歩よりもスキンシップを大切に
赤ちゃんを適度に疲れさせて寝つきをよくしたいなら、ママとのスキンシップがおすすめですよ。お風呂に入れてあげたり、マッサージしてあげたり、お気に入りのおもちゃで遊んであげたりすれば、あまり刺激の多すぎない疲れ方ができるでしょう。
ママとスキンシップを取っていると、赤ちゃんはママの愛情を感じて幸せな気分になれます。脳から出る幸せホルモンのオキシトシンがたくさん分泌され、幸せいっぱいの心地で寝入ってくれますよね。
どうしても寝ないときは夜の散歩もあり
夜の散歩をする人の中には「夜寝る前にテレビを見たりするぐらいなら、夕飯の後に際歩にでて、適度に運動させた方が寝つきがよい」という人もいます。赤ちゃんもそれぞれ。その子にあった方法を見つけてあげるのが一番ですね。
もし夜の散歩に出るときは、車や暗闇には注意して、明るい人どおりの多い道を選びましょう。外気に触れるだけでも、赤ちゃんには散歩の効果があります。家の近くで十分、遅くならないように家に帰りましょうね。
散歩の効果は夜寝てくれることだけではない

好奇心を刺激するから心と身体が成長する
赤ちゃんは好奇心のかたまりです。散歩では、自分が見つけたものをじっと観察したり、触ってみたり、匂いをかいでみたり、好奇心をフル活動させることができます。一つ終わったら、また次に気になるものをみつけて、それを繰り返しているだけで、赤ちゃんはとても楽しいのです。
興味をもったり、探究するのが楽しいと思える子は、学ぼうとする前向きの姿勢ができやすいでしょう。好奇心を満足させてあげることは、赤ちゃんのうちにママがしてあげられることの一つではないでしょうか。
親子でたくさんコミュニケーションがとれる
目に入るものすべてを使って、赤ちゃんに話しかけてください。「赤色の車だね」「お花がたくさん咲いてるね」など、なんでも話題にできますよね。ママが一方的に話しているだけも、赤ちゃんはママの声をちゃんと聞いていますよ。
道路工事を見ながら「明日も見に来てみよう。新しい道ができてるかな」と工事の進み具合を見学するのもよいでしょう。男の子は特にショベルカーやクレーン車など大きな働く車が好きなので喜んでくれます。
石ころやドングリを集めるのも楽しいですし、外にはコミュニケーションのもとがいっぱいですよ!
ママも赤ちゃんも散歩で気分転換できる
育児がうまくいかないときほど、部屋の中で赤ちゃんと2人きりでいると、息が詰まってしまうものです。外に出て景色を見たり、ご近所さんと挨拶を交わしたりするだけでも、ママの気持ちがまぎれることもありますよ。
近所を回るだけで赤ちゃんにとっては十分よい散歩になりますので、頑張って遠くに出かける必要はありません。何かあったらすぐに帰ってこられるくらいの距離にしておけば、お出かけ準備がなくても大丈夫ですから気が楽ですよね。
ストレスをためないように、散歩をうまく取り入れて気分転換しながら育児をしてみましょうね。
赤ちゃんが散歩中に寝てしまったときの対応

外だとよく寝る赤ちゃん、起こす必要はない
もし昼寝時間とずれてしまっているなら、次のお昼寝を飛ばせばよいのです。散歩に出れば寝る可能性が高いと分かれば、昼寝時間の少し前に散歩に出かけるようにすれば、散歩中に寝てくれて、寝つかせる苦労も減りますよね。
ベビーカーで寝てしまったら、昼寝なら2時間くらいでしょうから、ベビーカーを玄関の中に入れて、そのまま寝かせておいてもよいでしょうし、よく寝ているようなら、そうっと抱き上げてベッドに移し替えてあげてもよいでしょう。その子がよく寝られる方法を見つけてみましょうね。
寝ていても赤ちゃんに散歩の効果はある
赤ちゃんは寝ながらでも、太陽の光を浴びています。太陽の光は、赤ちゃんの骨を作るのに必要なビタミンDを形成してくれます。また、体をぽかぽか温めて、体で昼と夜の違いを感じることもできます。生活リズムをつけるためには、昼と夜の区別をつけることが大切ですよね。
外気を吸うことも、健康な体をつくるためには必要です。赤ちゃんが寝てしまったからといってすぐに家に戻るのではなくて、しばらく歩いて、赤ちゃんに外の空気を吸わせてあげましょうね。
散歩で赤ちゃんが寝たときのママの楽しみ方
カフェ好きなママは、オープンテラスでお茶をするのもおすすめです。店内だと赤ちゃんが泣くと声が響きやすいので気を使いますが、外ならば、雑音にかき消されて気になりにくいです。赤ちゃんも太陽の光を感じて、外の空気を吸いながらお昼寝ができますね。
赤ちゃんが寝たからホッと一安心、立ち止まったらすぐ起きてしまったことはありませんか?赤ちゃんは歩く振動を感じながら気持ちよく寝入っていきます。ママはもうちょっと歩き続けて、赤ちゃんを深い眠りへといざなうのがコツですよ。
まとめ
散歩中に寝てしまう赤ちゃんは意外と多いです。赤ちゃんが寝てしまってもわざわざ起こす必要はありません。寝ていても散歩の効果は得られているのです。赤ちゃんが寝た後は、ママは外での時間を楽しみましょう。散歩は赤ちゃんのためだけでなくて、ママのためでもあると思えば、行くのが楽しみになりますよね!