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男の子の七五三、役立つ知識や服装選びのコツを徹底解説!

男の子の七五三、役立つ知識や服装選びのコツを徹底解説!

女の子ばかりが目立ってしまう七五三ですが、男の子だって七五三を楽しみたい!そこで、男の子のための七五三を徹底解説します!七五三の知識、神社の選び方、七五三に必要な費用、子どもの衣装の選び方、そしてパパママの衣装の選び方までしっかり解説します。

日本の伝統行事である七五三について知ろう

そもそも七五三とは?何をするの?

パパママもお祝いしたことがあると思います、七五三。七五三ってどんな儀式か、知っているパパママ、いるでしょうか?

七五三とは、子どもの成長と将来の健康を願う日本の伝統行事です。昔は赤ちゃんや幼児の死亡率が高く、子どもの成長を願うための儀式がたくさん行われていました。七五三もその儀式の一つで、公家や武家の間で行われていたものが、一般の人々に広まっていきました。

現在の七五三は、住んでいる地域や家庭での違いはありますが、近所の神社や有名な神社で参拝や祈祷をします。また、フォトスタジオで写真撮影をしたり、レストランやホテルで食事をしたりします。写真撮影は、当日撮りだけでなく、前撮りや後撮りを提供しているフォトスタジオが多くなってきました。

七五三は何歳でやる?男の子女の子で違う?

友人ママの話を聞くと、いろいろな年齢で七五三をやっている家庭があります。そもそも、七五三は何歳でやるというものは決まっていないのでしょうか?

七五三はお祝いする年齢を厳格に守らなくてはいけないという決まりはありません。また、七五三をお祝いする歳が男の子と女の子で異なるのは、その年にお祝いをする意味があるからです。

男の子は、数え3歳(満2歳)と数え5歳(満4歳)。女の子が数え3歳(満2歳)と数え7歳(満6歳)。

満2歳での七五三は結構苦労されている友人ママが多いです。子どもの発育などを考慮して「満2歳の七五三はなしにした」なんていう話も聞きます。子どもにもよい思い出として残したいなら、家族で話し合って、やるかやらないかを決めましょう。

お参りをする時期はいつなの?

今ではいろいろな日に神社にお参りしたり、記念写真を撮影したりする家族がいますが、本来、七五三ではいつお参りするものなのでしょう?

七五三は、旧暦の11月15日に行われていた行事で、その日は二十八宿の鬼宿日といい鬼が出歩かないとされていました。

また、旧暦の11月は、田畑の収穫を終え、実りを神様に感謝する月でしたので、その11月の満月の日である15日に、氏神に向けて、田畑の収穫と子どもの成長に感謝をし、更なる加護を祈るようになったことが、七五三の日の由来といわれています。

最近では日にこだわらず、10月中旬~11月下旬の土日、六曜の縁起の良い日、家族の都合の良い日や幼稚園や保育園の行事がない日などにお祝いをする家庭が増えています。

覚えておきたい七五三に関する豆知識

七五三は数え年と満年齢どっちでやるの?

子どものお祝い事は、できるだけきちんとやってあげたいと思っているパパママは多いのではないでしょうか。七五三は数えでやるものなのでしょうか?

明治時代までは数え年でお祝いをしていたようですが、今は満年齢でお祝いする家庭が多いですね。もちろん、兄弟一緒にやりたいから、兄だけ数え年でお祝いするというのも問題ありません。また、あまり小さいと袴の着付けが大変だとか、神社のお参りで長時間、我慢できないなど、子どもの都合もあります。

気になる方は、家族、ご実家の予定や地域の風習なども考慮して進めてみるとよいですね。特に、男の子の数え3歳の七五三は、関東ではやらない傾向、関西ではやる傾向にありますので、周囲の方に確認してみましょう。

早生まれの場合はいつにするの?

「うちの子3月生まれだから、お友達と一緒にやるか、1年遅らせるか悩んでるんだー」といっていた友人ママがいます。ちょっと小さめの息子さんでしたので、袴を着せるなら、もう少し大きくなってからの方がいいかな…と考えていたようです。

でも、幼稚園でお友達が「七五三をやったよ」なんて話してたら、自分もやりたいんじゃないかなぁ…とも思っていたようで、家族で話し合って満4歳で七五三をやっていました。早生まれの子どもを持つパパママは同じように悩みますよね。

早生まれだからといって、数えの方がいいとか、満年齢の方がいいとかは、ないです。ただ、子どもの1年は大人の1年と違い、体も心も大きくなりますので、子どものことを第一に考えて決めるとよいですね。

七五三の起源となった儀式

七五三には起源となった儀式が3つあります。

男の子、女の子の数え3歳、満2歳の七五三は「髪置きの儀」が起源です。江戸時代では3歳までの子どもの産毛を剃っておく習慣がありました。3歳になると健康な髪がはえるようにと願いを込めて、髪を伸ばし始める「髪置きの儀」を行っていました。

男の子が数え5歳、満4歳でやる七五三は「袴儀」が起源です。袴は江戸時代の武士が公で身に着ける盛装でした。「袴儀」は男性として社会の一員になるという意味合いを持っています。

女の子が数え7歳、満6歳でやる七五三は「帯解き儀」が起源です。3歳まで着物を結んでいた付け紐から、成人女性と同じ丸帯に変え、女性として社会の一員となるという意味合いを持っています。

お参りする際の神社選びのポイント

車を駐車する場所があること

七五三でお参りする神社は、どんな点に注意して選ぶとよいのでしょうか?

多くのママが重要視するのは駐車場です。家族だけでなくご実家の両親など、大勢で参拝するなら、駐車場は必要です。特に、子どもに着物、袴を着せての参拝を考えているパパママは、たくさん停められる駐車場があるか、駐車場から神社は近いのかを確認をした方がよいです。

七五三は子どもにとってもうれしいもので、朝早くから起きてしまったり、着付け中にはしゃいでしまったり。やっと、神社についたものの、疲労はMAX。駐車場は広い境内の外で、神社までやっと歩いたけれど、とうとう祈祷中に寝てしまった…なんて経験のあるママは意外と多いです。

なるべく子どもが疲れないように、事前に情報を集めましょう。
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