仕事と育児が理由ですれ違い夫婦に。少しの工夫で夫婦円満を目指そう
大好きなパパとのひとときを、子どもが生まれてからもしっかりとれているママは幸せです。仕事と育児に追われていると、どうしてもすれ違い夫婦になりやすいものです。円満な夫婦関係を維持するには、夫婦2人の時間が大事になります。いつまでも仲よく過ごすためのコツをつかんで、夫婦円満、家族円満を目指しましょう。
すれ違いは離婚へのカウントダウン
仕事が忙しくてすれ違いのママとパパは多い
パパの仕事が忙しいと、子どもが起きる前に出勤し、子どもが寝てから帰宅するのも珍しいことではありませんね。パパに子どもとの触れ合いをもっと持ってほしいと考えるママにとって、時間的なすれ違いは気持ちのすれ違いも生みやすくなります。
ママもパパも仕事を抱えていて、すれ違いが多いと感じると「なんで結婚したんだろう」と疑問に思ってしまうママもいるようです。
すれ違いが理由で離婚することは多い
共働きの夫婦はママが経済的に自立しているので、子どもがいることが離婚の抑止力とならないことがあります。パパが忙しすぎて、家事も育児もママだけが担当していればなおさらです。
夫婦のすれ違いは、生活時間のズレだけが問題ではありません。それによって気持ちが離れ、それが普通になってしまうことが問題なのです。
「パパと会えなくて寂しい」と感じているママは、まだすれ違いを解消できる希望があります。
子ども中心の生活がすれ違いの原因?
ママが子どもを大切に思うのは当然のことで、大人であるパパのことよりも子どもを優先しがちです。結婚したてのころはパパの帰宅を待ったり、パパのために好物を作ったりしていたのに、子どもが生まれてからは子ども第一主義になってしまったママにパパが不満をもつことは不思議ではありません。
ママからしたら、パパどころではないのもよく分かります。ママの方も「家事も育児も手伝ってくれない」と同時に不満を持っていたとしたら、夫婦のすれ違いはますます大きなものになってしまいます。
すれ違いのママとパパに多いパターンとは
夫婦間のコミュニケーション不足
コミュニケーションはお互いが発信し、受け取る体制でなければ成立しません。一方通行では働きかけている方も疲れて諦めてしまうことがあります。
また、女性は我慢して我慢して最後に爆発してしまうことがよくあります。ママの怒りの原因がパパには寝耳に水ということも多いので、不満を感じたらその都度伝えた方がよいでしょう。
ストレスはたまればたまるほど、冷静に話せなくなります。もちろん、口を開けば不満ばかりというのも、よいコミュニケーション方法とはいえません。
子育ての方針があわず仕事優先にしている
典型的な例をあげると、パパは放任主義で仕事を優先、ママはお受験などを視野に入れしっかり準備したい場合、お互いがお互いを理解できずに喧嘩に発展することがあります。考え方が逆であっても、パパは子どもの将来の理想だけを述べ、具体的な受験対策などはママに丸投げではママに負担が大きいですね。
同一人物ではないパパとママの考え方が違うことは仕方のないことではありますが、そのことで夫婦関係が悪くなり、子どもに悲しい思いをさせることは避けたいですね。
ママパパに思いやりの気持ちがなく無関心
「パパはご飯食べたかな?」「ママは寝ちゃったかな?」というなにげないことを思うか思わないかだけでも、夫婦関係が良好であるかが分かります。「好き」の反対は「無関心」であるとよくいわれますので、「パパがどこでなにをしていようとも関係ない」なんて気持ちが芽生えたら要注意です。
相手に関心を持つことで、普段と違う様子や体調の変化にも気が付きます。そこに思いやる気持ちが芽生え、いたわりや優しさを感じ取ることができるのです。
夫婦円満になるために今からすること
仲よしママパパは会話がはずむ
離れていた時間が長くても、お互いが今日の出来事を報告し合うことで相手の時間と体験を共有できるのです。そこに、気持ちや考えを乗せることで、信頼や愛情が深まります。
忙しくて会話をする時間がないというママパパは、挨拶だけでも笑顔でしてみましょう。メッセージを送り合って近況を報告してみましょう。相手が自分のことを気にかけていると感じるだけで嬉しいものです。
パパのことを思う時間、ママのために使う時間を少しずつ増やしていきましょう。