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湿気対策のすのこにカビが発生!カビの取り方や予防法を知ろう

湿気対策のすのこにカビが発生!カビの取り方や予防法を知ろう

湿気対策のために押し入れやクローゼット、脱衣所のほか、ベッドとしてもすのこを利用している家庭も多いでしょう。ただ、カビが発生して困ることはありませんか。放置するとさらに広がってしまいます。ここでは、すのこに発生したカビの取り方や予防方法などをご紹介します。

押し入れやベッドの湿気対策に便利なすのこ

木製のすのこはカビが発生する

空気の通りをよくしてカビの発生を抑えるためにすのこを使用していたはずなのに、すのこにカビが発生していたら驚きますよね。木製のすのこの場合は、使い続けるとカビが発生しやすいので気をつけましょう。

カビは、高い湿度、人が快適に過ごせるぐらいの約20~30℃、カビの栄養となるフケやホコリがあるなどの条件が揃っていると発生しやすいです。木製のすのこは空気中の湿気を吸収したり、汗を吸収した布団を乗せることで湿気を吸収したりします。使い始めは乾燥していた木製のすのこも、時間が経てばカビが発生する条件が揃うということです。

特に押し入れは湿気がこもりやすい場所なのでこまめにチェックし、カビを見つけたらすぐに対処してくださいね。

すのこベッドを使用している場合は要注意

床に直接布団やマットレスを敷いて寝るより、すのこベッドの上に敷いたほうがカビが発生しにくい気がしませんか。確かに、床と寝具の間に多少なりとも隙間ができ湿気がこもりにくくなるので、直接敷くよりはカビが発生しにくいでしょう。

ただ、発生しないわけではないので要注意です。人は寝ている間に予想以上にたくさんの汗をかいています。汗を吸収した布団やマットレスからすのこベッドに汗が伝わるとカビが発生することがあります。

また、部屋の温度が低い季節は吸収した汗がベッドの下で結露になっていることが多く、カビが発生しやすいです。ベッドだと布団やマットレスを敷きっぱなしにしがちですが、毎日畳んだり立てかけたりするようにすれば、カビの発生を抑えられますよ。

小さい子どもほどカビの影響を受けやすい

カビの影響を受けるのは発生した場所に触れることだけではありません。空気中にもカビの胞子が舞い上がっているので、気づかないうちに吸い込んで体に悪影響を与えることもあります。

湿度の高い浴室で見かけることの多い黒カビは木製のすのこにも発生することが多く、アトピー症状や喘息などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。特に、免疫力が弱く器官の発達が不十分な小さい子どもほどカビの影響を受けやすいので、カビを放置しないようにしましょう。

カビが発生しやすいのは湿度の高い場所ですが、発生した黒カビは温度が低く乾燥している場所でも繁殖するといわれていますので、この後ご紹介する方法を参考にカビを取ってみてくださいね。

すのこのカビを取りたい!手順や方法を紹介

まずはエタノールで除菌をしよう

すのこにカビが発生しているのを見つけたらまずはエタノールで除菌をしましょう。発生したばかりのカビなら効果が期待できますよ。

【準備するもの】
・消毒用エタノール(スプレータイプ)
・清潔な乾いた布巾

【手順】
1.カビが発生している部分にしっかりと吹きつけ、少し時間をおきます。
2.布巾でカビを拭き取ります。
3.すのこを日当たりのよい場所に置いてしっかりと乾燥させます。

拭き取るときはカビの胞子が飛び散らないように優しく拭き取りましょう。また、揮発性の高い無水エタノールだと、カビに効果を発揮する前に蒸発してしまうので消毒用エタノールを使うようにしてくださいね。

消毒用エタノールは安全性が高いので、小さい子どもがいる家庭でも安心です。

除菌で落としきれないカビは漂白剤を

木材に発生した黒カビはかなり頑固です。残念ながら、先ほどのようにエタノールで除菌しても取るのが難しいこともあります。そのような場合は漂白剤を試してみてください。

漂白剤には酸素系と塩素系があります。黒い色まですっきりさせたいときには塩素系漂白剤がよいでしょう。ただ、刺激が強いので小さい子どもがいる家庭で使うのには抵抗がありますよね。酸素系漂白剤なら塩素系に比べて刺激が少なく臭いも強くないので、比較的安心して使えるでしょう。

カビの上に漂白剤を染み込ませた布、ラップの順番にかぶせます。しばらく放置してから拭き取りましょう。子どもが触れることのない押し入れのすのこの場合は、塩素系を使ってしっかりとカビを取ってもよいかもしれませんね。

晴れた日に陰干しをしてカビ撃退

せっかくカビを綺麗に取っても、すのこ自体に湿気が残っているとまたすぐにカビが発生してしまいます。木製のすのこの場合、今後もカビが発生しにくいようにしっかりと乾燥させることが大切です。

晴れた日に風通しのよい場所で陰干しをして乾燥させましょう。陰干しにする理由は、天日干しにすると変色したりひび割れしたりする恐れがあるためです。すのこベッドの場合は部屋から出すのは大変なので、窓を開けて部屋の中で立てかけておくとよいでしょう。

数時間干せばカビの菌はほとんど死滅します。黒く残ったカビの痕が気になる場合、表面だけなら紙やすりで擦ると消えますよ。

雨の日が続くとすのこに湿気が溜まりやすくなるので、こまめに陰干ししてくださいね。
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