子どもが夜中に号泣するのはなぜ?夜泣きの原因や対策を知ろう
夜泣きや夜驚症を防ぐための対策を取ろう
昼間の刺激を抑えるように過ごす
ハードスケジュールは大人でも疲れますので、乳幼児期は特に気をつける必要があります。なるべく穏やかに昼間の刺激を抑えた生活を心がけるのが予防策です。
また、実際の行動だけでなく環境でも精神的な負担がかかる場合もあります。興奮や喜びといった刺激だけでなく、ママがイライラしていたりパパに叱られたりなど、日中に感じた不安や恐怖が子どもにとっての大きな刺激、心の負担になることも覚えておきましょう。
入眠儀式を取り入れる
質のよい眠りと心の安定が夜泣きや夜驚症を防ぐポイントになりますので、その子に合った入眠儀式を試してみましょう。入眠儀式には決まった方法があるわけではなく、絵本の読み聞かせやベビーマッサージ、一緒に寝るお気に入りのぬいぐるみを渡すなど、色々方法はあります。
ただ、寝る前のスマホやテレビなどの明るい光は睡眠の質を下げ、入眠儀式には向きませんので気をつけましょう。毎日決まった時間に入眠儀式を行い、ママもゆったりした気持ちで子どもの眠りを誘ってくださいね。
子どもの話をしっかり聞こう
夜泣きや夜驚症では原因が突き止められないことも多いですが、日ごろのストレスや不安感などが引き金となって夜泣きにつながっている場合がほとんどです。神経質な子どもや、内向的な性格の子どもだと心に不満が溜まりやすいので、ママが気づかないうちにたくさん我慢している可能性もあります。
子どもにとってママが話をきちんと聞いてくれることが何よりの安心になりますので、日常の何気ない会話も大事に親子の絆を深めましょう。
寝る前に心身ともにリラックスできるように
シャワーではなく、なるべくお湯に浸かろう
最近では湯船に浸からずにシャワーで済ませる方も多いですが、シャワーだけではしっかり体を温めるのは難しいですよね。少しぬるめのお湯にゆったり浸かることで、全身の血流がよくなり心までリラックスできるでしょう。
人は入浴後に体の熱が冷めていくうちに眠気を感じるため、寝かしつけの1~2時間前にお風呂に入っておくと自然と眠気を誘うことができます。子どもが「眠たい」と思ったときに寝かしつけをすると、寝入りがスムーズで寝かしつけも楽に済みますよ。
寝る前のスマホやテレビは控えよう
しかし、先ほどご紹介したように、寝る前のスマホやテレビは控えることが大切です。スマホやテレビを寝る前に見ると脳が覚醒するため、寝るのに時間がかかったり眠りが浅くなったりするといわれています。
寝る前に見たスマホやテレビの映像が刺激となって夜に泣き出す子どももいるので、寝る前はゆったりとした音楽を聴く、ストレッチをして軽く体を動かす、優しいお話の絵本を読むなど、リラックスして過ごすように工夫しましょう。
スキンシップで心が安らぐ時間を
子どもを寝かしつけするまでの時間は、ママは溜まった家事に忙しくてバタバタしているかもしれません。しかし、ママがバタバタしていると、子どもまで気持ちが落ち着かなくなるでしょう。寝る前は一旦家事の手を止めて、子どもとスキンシップを取る時間を作ってみませんか?
スキンシップを取ることで子どもの心が満たされるだけでなく、パパやママの心も癒やしてくれます。パパやママが穏やかな気持ちで寝かしつけをすると、子どもも安心して眠れるはずですよ。
まとめ
夜に泣かれるとママはストレスが溜まるかもしれませんが、大人になってまで泣く子はいません。これも成長過程の一つと理解して、温かく見守ってくださいね。