子どもの集団遊びの大切さを知ろう!屋内や屋外で楽しい遊びを紹介
子どもが保育園や幼稚園に通うと、お友だちと一緒に遊ぶことが増えますよね。とはいえ、これまでママとパパだけしかいない環境で遊んできていると、ちゃんと溶け込めるか心配になるもの。この記事では、子どもが集団で遊ぶことの大切さと、子どもに人気の集団遊びをご紹介します。
子どもの集団遊びのねらいや身につく能力
体を動かすことにより体力がつく
遊びには、実にたくさんの動作が含まれています。走る、蹴る、登る降りる、投げる打つ、こういった動作を通して、子どもの体は知らないうちに鍛えられています。また、細かい動作によって反射神経が鍛えられ、長時間集中する力もつきます。
もちろん、一人遊びでもこれらを鍛えることは可能ですが、友だちと一緒にやることで遊びが活発になり、より体力がつくのです。最近では、公園は遊ぶ場所ではなくなっているところも多いですが、子どものうちに広い場所で思いっきり遊ばせてあげたいですね。
コミュニケーション能力や社会性が身につく
子どもたちは、遊びのルールを守ることによって自然と協調性を養い、社会に溶け込む練習をしていくのです。
また、遊びの中にはチームを組んで対戦をしたり、作戦を立てたりするものもあります。こういった遊びをする中で、友だちと話し合い自分の意見をいい、相手の意見を聞くということも学びます。さらに、勝敗の嬉しさや悔しさを仲間と共有することによって、相手を思いやる気持ちを持つことにも繋がります。
幼稚園や保育園は、集団で遊びながらコミュニケーション能力や社会性を身につけるための、絶好の場なのです。
ストレス発散になり情緒の安定につながる
1人で遊ぶこともよいですが、集団での遊びは走ったり飛び跳ねたりといった体をダイナミックに使うものが多いです。遊びを通して体を動かしているうちに、自然とストレス発散になるのです。
また、家族の中とは違い集団の中では自分の感情をコントロールしていく必要があります。自分が負けたからといって、悔しい気持ちを爆発させるわけにはいかないですよね。
集団で遊ぶことによって、自分の感情をうまく抑えることができるようになり、結果として情緒の安定に繋がっていくのです。
雨の日に屋内で楽しめる子どもの集団遊び
みんなで歌ってジャンケン列車
ルールはとても簡単。まずは、音楽に合わせて各自が好きに動き回ります。音楽が止まったら、近くにいる相手とジャンケンをし、負けた人は勝った人の肩に手を乗せ繋がります。
このあとは、勝った人を先頭にしてどんどんジャンケンを繰り返していき、最後の1列になるまで繰り返していきます。ジャンケンだけというとても単純な遊びですが、最後はジャンケンに勝ち続けた人の一騎打ちとなるので、とても盛り上がります。
ジャンケンはとても単純な動作ですが、相手とコミュニケーションをとるには最適ですね。
集中力を高めてハンカチ落とし
ハンカチ落としの一般的なルールは次のとおり。まず、鬼を1人決めます。鬼以外の人は内側を向き輪になって座ります。
鬼はハンカチを持って輪の外側を回り、気づかれないように誰か1人の後ろにハンカチを落とします。落とされた人は、ハンカチに気がついたら鬼を追いかけ捕まえます。
捕まえられた鬼はもう一度鬼になりますが、捕まえられることなく1周しハンカチを落とした人の場所に座ることができれば、落とされた人が鬼になります。
遊びを通して集中力と瞬発力を身につけることができますね。
少人数でも楽しめるフルーツバスケット
まず、りんご・みかん・バナナなどといった三つぐらいのグループに分けます。人数よりも一つ少ない椅子を内側に向けて輪に並べましょう。真ん中に立った1人が好きなグループの名前を叫び、そのグループの人は一斉に立ってほかの椅子に移ります。
このとき、初めに真ん中に立っていた子も空いている席に座ります。席に座れなかった子が次のお題を出し、これを繰り返します。全員が移動する「フルーツバスケット」もいうことができますよ。
3回真ん中に立った人は罰ゲーム。一芸や歌を披露します。自分のグループが呼ばれるかハラハラドキドキをみんなで共有することができますね。