姑とうまくいかないと思い悩むママ!理由やのりきるためのコツ
姑とうまくいかなくなると、ママはだんだんと姑がすることを好意的に受けとめられなくなります。そして姑に、ママ自身だけでなく子どもとも関わってほしくないと思うようになることもありますよね。今回はママが姑とうまくいかない理由やママが注意した方がよい姑への態度、そして姑との関係をよくするコツをご紹介します。
ママが姑とうまくいかないと感じる原因は?
出身が異なると、地域性の違いで溝ができる
たとえば京都の人を表すのに、落語の「京の茶漬け」があります。お客さんが帰ろうとすると京都の人は「ぶぶ漬け(お茶漬け)でも」と引きとめますが、それを真に受けると「図々しい」と思われる話です。
すべての人がそうとはいえなくても、このような気質がある地域の姑と、気さくに本音をいう地域出身のママがつきあえば、うまくいかないかもしれません。ママにだけでなく、「どういう育て方をしたのか」と、ママの親にまで文句をいう姑もいるそうです。
昔の価値観ややり方を押し付けてくる
実母ならママは、今は違うんだとはっきりいえますが、姑となると、否定するようなことはなかなかいいづらいですよね。やんわりと「今は…」と話してわかってくれることもありますが「私の頃は、これできちんと育った」と反論されることもあります。
「人の意見を聞けない素直でない嫁」と思われる可能性も。「私のアドバイスなんて役に立たない」「どうせ私の話なんて聞いてくれない」などといじけてしまう姑もいるといいます。
パパを取られた嫉妬心からきつく当たる
姑は息子であるパパが結婚するまでは、なにかと世話を焼いて管理下に置くこともできます。しかしママと結婚したら、もうそれができません。姑は嫉妬心からママにけちをつけるのです。
あからさまではなく無意識にきつく当たる姑もいます。「あの子はだらしがないから大変でしょ」といいながら、「あの子のシャツはこれでないとだめなの」などと細かく口を出すような姑です。口では悪くいっても本当は息子が大好きなのです。
「あの子と結婚できてあなたは幸せ」と息子であるパパへの愛が全開の姑もいます。「息子の寝顔ってかわいいでしょ」と少しびっくりする発言をする姑もいるそうです。
姑に対してママのこんな態度は要注意
つい自分を主張し姑の意見に反論してしまう
それに、昔のやり方のすべてが悪いとはいえません。たとえば、抱き癖をつけないように赤ちゃんをあまり抱っこしない昔のやり方も、多少ならば赤ちゃんに悪影響を及ぼさないはずです。泣くことは呼吸器を鍛えるともいわれるからです。
昔のことを主張して譲らない姑と反論してしまうママは同じといえます。どちらも自分が正しいと思っているからです。
「柳に風」ではないですが、ママは姑の意見を「ありがとうございます」「勉強になります」と感謝しながら受け流し、必要と思うことだけを取り入れられるとよいですね。
人生の先輩なのに敬意を払っていない
姑と離れて暮らしているママは、コミュニケーション不足な上にすれ違いがあると、姑に嫌われていると誤解してしまいがちです。また、気さくな家庭と格式高い家庭など、生まれ育った環境で話が合わず価値観の違いを感じると、姑を軽んじてしまうことがあるかもしれません。
しかし、もしママが姑の立場になり、若い嫁に軽んじられたら悲しいですよね。どんな姑でもパパを育ててくれた母親であり人生の先輩です。最低限の敬意を忘れずに接することができるとよいですね。
面倒くさい親戚づきあいをしたがらない
しかし、親戚づきあいは家族に何かあったときに助け合うためにあるともいえます。たとえば冠婚葬祭に親戚は欠かせません。
特に仏事は地域のやり方があり、親戚の叔父叔母に手伝ってもらうことがあります。姑世代にとって大切なことなのです。
親戚の集まりでは、子どもの頃からのつきあいのパパは、多少の失言や不愛想な態度も笑ってすまされることが多いですが、ママはどんな嫁なのか観察されることがあります。それが煩わしいからといって、親戚づきあいをしたがらない嫁は、姑に「困った嫁」と思われがちです。
姑との関係をよくするためのコツ
近況報告写真はパパと子どもの2ショットを
メールの文章は短くてよいので「初めての離乳食です」「幼稚園で遠足に行きました」などと小さなことでも、孫である子どもの写真を添付します。そうすれば姑は息子夫婦の生活を身近に感じられて嬉しいのです。
できればパパと子どもの2ショット写真にするとよいですよ。姑の年代同士の集まりでは、自然に孫の写真を見せ合うことがあります。そのときに、孫と一緒にパパが写っていると、息子の話もしやすいのです。
いろいろな写真を送っておくと姑に会ったときに話題が多くなり、楽しく話ができますよ。