子育ての理想と現実の違いを知る。先輩ママさんからの教え
出産前に思い描いていた理想のママと今の私。「こんなはずじゃなかったのに」と落ち込む日もあるでしょう。実は、ほとんどのママが同じような悩みを抱えています。そんな悩みを克服してきた先輩ママからの助言を読んでみてください。きっと心が軽くなることでしょう。
子育ての理想と現実で違いを感じること
もっとおしゃれしたいのにできない
たまには子どもを預けて、おしゃれをしてパパとデートに行ってみてはいかがでしょうか。最近では、高級ホテルや美術館など、託児所付きの施設が増えてきました。欧米では子どもを預けて食事に行ったり、映画を見にいくことは普通のことのようですよ。
また、美容室やネイルサロンなどの中にも託児所付きのお店があります。そうゆうお店を探して、おしゃれを楽しみましょう。
睡眠時間や自分の時間がない
育児書には、8カ月になるとまとめて8時間くらい睡眠を取れるようになり、1歳を過ぎたころから12時間位授乳せずに眠ることができるようになる、とも書いていますが、現実には子どもそれぞれです。卒乳できていない子どもの中には、3歳過ぎてもまだ夜中に何回か起きるということがあるので、ママは大変です。そんなときは、子どもと一緒にお昼寝するなど、身体を休める時間を作りましょう。
また、自分がやりたいことをする時間を確保するのも難しいですよね。どうしてもやりたいことがある場合は託児所を利用したり、子どもを早めに寝かせて夜は自分の時間にあてたりしてリフレッシュしましょう。
優しく見守るはずが怒ってばかりいる
ママなら誰もが直面する仕方がないことです。有名な小児科医のドナルド・ウィニコットは「完璧な母親よりも欠点のある母親の方が子どもはよく育つ」と言っていますよ。
とはいうものの、ママのイライラはどこからくるのでしょうか。「うちの子はまだ◯◯ができない」とついついほかの子の比べてしまっていませんか?日本より学習時間が短いのに、世界的に学習能力の高いフィンランドでは、ほかの子と比べることをせず、できないことがあっても無理にさせようとしないそうです。そうすればママのイライラも少し軽くなるかもしれませんね。
考え方次第で子育ての見方が変わる
あっという間の赤ちゃん時期だから
中には、部屋が散らかったままだったり、満足に夕飯の支度ができなかったりすることに対し「こんなはずじゃなかった」と落ち込んでしまうママもいますが、どうかそんな風に思わないでくださいね。あなたは十分がんばっていますよ!
後から振り返ってみても、赤ちゃんの時期はあっという間に過ぎていくものです。その短い期間中、家の中が汚くても、手の込んだお料理が作れなくてもいいと思います。それよりも、赤ちゃんとの時間を存分に楽しんでくださいね。
幼児期の今しかない、触れ合う時間
また、片時もママから離れたくない、ママベッタリ期の子どもがいるママは家事すら行うことが難しく、すがってくる我が子にイライラしてしまうことや、イヤイヤ期の子どもがいるママは怒っちゃいけないと分かっていても、「わがまま言わないで!」とつい感情的になってしまうこともあるでしょう。
色々と大変なことはあるものの、幸せな瞬間もたくさんあったはずです。大きくなったら嫌でも離れていってしまうものなので、後から後悔しないように今のうちにたっぷりと触れ合っておいてくださいね。
やれるだけのことをやればOK!思う
なんでも完璧にこなすなんて、育児中のママには無理だと思っていいと思います。「育児中は、やらなくてはいけないことの6割できていれば十分」という言葉を知っていますか?
新米ママは育児や家事に対するハードルを高く設定していることもあります。もう少しハードルを下げてみてはいかがでしょうか。それでも、あなたは十分がんばっていると思いますよ。
先輩ママさんの助言から学ぼう!
子どもが元気に育っていれば大成功!
子育てはゴールのないマラソンです。そして、子育てに正解はありません。小さい頃、とてもママの手を煩わせた子どもでも、大人になってから立派に活躍している人もいますし、その逆だってありえます。
その子がもって生まれた性格もあるので、ママがいくら頑張ったとしても、言うことを聞いてくれなかったり、お話するのが遅かったりするものです。
元気に育っていれば大成功!小さな問題はいずれ解決するはずです。子どもを信じて見守りましょう。