1歳児の睡眠退行はなぜ起こるの?生活リズムや寝室環境を整えよう
1歳児がぐっすり眠るには寝室環境も大事!
寝室はなるべく暗くする
「明るくなったら起きる、暗くなったら眠る」とよくいわれませんか?人間の体はもともと、日が沈んで暗くなると休息モードになるようにできています。しかし、現代では夜になっても電気で部屋の中が明るいので、体が夜になったことに気づくことができません。
そのため、寝る前や寝室はなるべく明かりを暗くして、体が夜になったことに気づけるようにしましょう。また、部屋の明かりをいくら暗くしても、テレビがついていたり、ママが近くでスマートフォンを使用していたりすると効果が薄れてしまうので、注意してくださいね。
子どもがリラックスできる雰囲気を作る
例えば、寝室でオルゴールを流したり、枕元にお気に入りのぬいぐるみを置いたりして、子どもが安心できる環境にします。お気に入りのぬいぐるみが枕元にあると、子どもも安心して布団に入れるかもしれませんよ。
ママの声は子どもにとって1番安心できるものです。寝かしつけのときは静かなトーンでゆっくりと語り掛けてくださいね。絵本も落ち着いた雰囲気の中で読むと効果がアップしますよ。ママの優しい声で子どもが安心して眠れるようにしましょう。
季節によって寝室の温度と湿度の調整を
そのため、季節によっては気温や湿度のせいで体に熱がこもって寝苦しくなり、寝つくまでに時間が掛かってしまいます。さらに、暑すぎたり、ムシムシしたりしていると夜泣きしてしまうこともあります。夏や冬、雨の日が続いているときなど、季節によっては寝室の温度と湿度の調節を行いましょう。季節によって寝具を変えるだけでも寝つきやすくなりますよ。
子どもは自分ですることができないので、ママがいかに気づいて環境を整えていくかが大切になります。ときにはパパにもお願いして、快適に眠れる寝室環境を作っていきましょうね。
まとめ
また、子どもが寝不足になると成長に影響が出ることもあります。睡眠退行だけでなく、寝不足になっていないかもあわせて確認しましょう。この時期の生活リズムは基盤になるので、夜型の生活にならないように注意してくださいね。
入眠儀式を取り入れたり、生活リズムや寝室環境を整えたりして、睡眠退行を乗り越えていきましょう。