幼児期の寝かしつけのコツ!寝つきやすい環境作りやグッズを紹介
寝かしつけに時間がかかったり、今までの方法で子どもが寝なくなってしまい困っているというママも多いことでしょう。幼児期から早寝早起きの習慣をつけておきたいものですよね。ここでは、子どもの寝かしつけの前にやってはいけないこと、やったほうがよいことなどを紹介したいと思います。
幼児期の子どもの寝つきがわるいのはなぜ?
早寝早起きの習慣がついていない
そのため、一度遅く寝てしまう習慣がついてしまうと、必然的に朝起きる時間が遅くなり、お昼寝の時間も夕方にずれ込み…と悪循環におちいる可能性があります。
朝早く起きて光を浴びることは質のよい睡眠をとるためにも大切なことです。早寝早起きは子どもの成長にも影響を与える大切な習慣なので、できれば朝6〜7時の間に起こすようにして、20~21時には寝かせるようにしましょう。
早く子どもが寝てくれると、ママが自分の好きなことに費やす時間が増えます。その分ストレスが軽減されたり、育児が楽になったりするかもしれませんよ。
お昼寝時間が長くて眠くならない
夜早く寝るためには、お昼寝は遅くとも15時には切り上げましょう。気持ちよく寝ている子を急に起こすとぐずってしまい、ママは大変な思いをするかもしれません。なるべく自然に目を覚まして欲しいものですよね。
寝る時間にはカーテンを閉め、起きる時間になったらカーテンを開けてあげたり、子どもの好きな歌をママが歌ってあげたりするなど、自然に目が覚めるような工夫をしてみましょう。
2歳半頃になると体力が付き、お昼寝をしなくても大丈夫な子も増えてくるようです。
寝る前にテレビやスマホを見過ぎている
スマホの画面からはブルーライトと呼ばれる、人間に見える光の中で最も強い光が発せられています。ブルーライトは自然界にも存在し、朝や昼はブルーライトを浴びることにより脳が覚醒します。しかし、ブルーライトを夜に浴びると脳が昼間だと勘違いしてしまい、体内時計が狂ってしまうこともあるそうです。
寝る時間が遅くなると、次の日機嫌がわるくなることもありますよね。子どもは毎日繰り返される習慣にも影響を受けるので、テレビやスマホを見る時間を寝る前に持ってこないようなスケジュール作りをしてみましょう。
幼児期の子どもをぐっすり寝かしつける方法
子どもの生活習慣を見直そう
先ほどもお話しましたが、お昼寝時間が長いことも子どもが夜早く眠れない原因の一つです。2歳半くらいになると体力がつき、お昼寝をしない子も増えてきます。それなのに習慣でいつまでもお昼寝をさせてしまっていると、夜寝る時間がどんどん遅くなってしまうことも…。
保育園に通っている子はお昼寝の時間がありますよね。先生に「夜寝なくて困っているので、お昼寝の時間を30分くらいに抑えてほしい」と伝えてみましょう。快く対応してくれる園も多いようです。
また、2時間前には夕食を済ませ、睡眠の1時間前くらいに入浴するとこともポイントです。
部屋は暗くして眠りやすい環境にしよう
LED電球からはパソコンと同じブルーライトが発せられているので、パソコンやスマホを見せていなくても、脳が覚醒されてしまうのです。蛍光灯の光にも種類があり、白っぽい光の方が脳を活性化するといわれています。できれば電球色と呼ばれるオレンジ色の光に変えてみましょう。それだけで気持ちが少し落ち着くようです。
寝ている間も常夜灯(豆電球)をつけて寝る人もいますが、何もつけずに寝た方が質の高い睡眠がとれるといわれています。
寝る前の入眠儀式を決めてみよう
寝る前はできるだけ、毎日同じリズム(スケジュール)で過ごすことを心がけてみましょう。例えば、お風呂に入ったら、歯磨きをして、絵本を読んで寝る、というなサイクルです。この習慣を続けていくことで、子どもは自然と絵本を読み終えると眠ることができるようになるでしょう。
絵本は暗い部屋では読めませんが、お話なら電気を消した寝室でもすることができます。小さい子であれば、毎日同じ話でも問題ありません。自分の知っているお話を子どもが親しみやすい内容にアレンジしてみるのもおすすめです。
寝かしつけにグッズを使ってみよう
絵本を使ってお布団にさそってみよう
ここでは、寝かしつけにおすすめの絵本をいくつか紹介したいと思います。
【もうねんね】 松谷みよ子作
優しいタッチで描かれた動物たちが次々に眠っていくお話です。
【おやすみなさいおつきさま】 マーガレット・ワイズ・ブラン作
お布団に入ったうさぎの子どもが自分の物に次々と「おやすみ」といっていくお話です。
【おやすみ、はたらくくるまたち】 シェリー・ダスキー・リンカー作
働く車が1日働いて、眠りにつくまでが描かれています。車好きの子におすすめしたい1冊です。