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子どもの夜泣きが辛い…そんな時に知っておきたい原因と対処法。

子どもの夜泣きが辛い…そんな時に知っておきたい原因と対処法。

2、3歳から小学生に多く見られる「夜驚症(やきょうしょう)」。夜中に起きてパニック状態で泣き叫んだり、怖がったり怒っているようにも見え、歩き回ることもあるのが特徴です。ひどい時は汗をかいたり吐いてしまったりすることもあります。

これは夜泣きとは異なります。夜泣きよりも激しく、さらになだめても効かないことが多いので、ママもパニックになってしまいがちですが、子ども成長において珍しいことではなく、よほど重症化しない限り自然治癒するものです。

まずは落ち着いて、もし歩き回っても危険をさけながら無理に抑えつけることはしないようにしましょう。寝ている時に脳が覚醒している状態で、翌日は覚えていませんので、問いただすのも避けてくださいね。

昼の刺激や我慢が関係していることも

子どもが叫ぶように泣いた日、昼に何か刺激的なことはありませんでしたか?

夜驚症は、昼間の刺激や興奮が関係しているとも言われています。普段行かない遊園地に行って楽しかったり、花火を見て興奮した日などにも起こりやすいです。また「もうお兄ちゃんだね!」などと自覚を促されたり、大好きな先生と離れる機会の多い新学期は要注意。夜驚症になりやすい時期でもあります。

とはいえ、楽しいことはいっぱいした方が良いですし、そもそも昼の刺激は悪いものではありません。ママができることと言えば「今夜は泣くかな」と心構えをすることだけです。まれに「悪夢障害」や「てんかん」の場合もありますので、不安がある場合は、かかりつけの小児科へ相談するのも良いでしょう。

ママ自身を責めず安全確保を第一に

夜泣きや夜驚症の悩みを解消するひとつに「ちゃんとやる」といった理想のママ像を手放すところから初めてみるのも一つの手だと、先輩ママは教えてくれます。

夜泣きを乗り切ったママに聞くと「翌日の仕事に支障が出るのが辛かった」とか「寝不足で部屋の掃除に手がまわらなくなった」とか、ちゃんとしなきゃ、という気持ちが自身を追い込んでいた方も多くいました。

「会社に何を言われても〝夜泣き対応の仕事〟をちゃんとしてるんだって、心の中で唱えて乗り切った」と、マインドの変化で乗り切った方、「掃除できないことを悩んでると、泣きながら訴えたら夫が掃除をやるようになった」と頼ったことで乗り越えた方、いろんな方法があるようです。

まとめ

夜泣きの時期は、夫婦共に睡眠時間が削られて、思ってもないことを口走ったり、受け止め方がどうしてもマイナスになったりすることもあります。パパはつい「うるさいね…」と言ってしまい、ママはその一言をに傷つき大げんかになるなどはよく聞く話です。

十分な睡眠がとれないと、誰だって心が壊れてしまいます。

心が不健康な状態での話し合いは逆にもつれてしまうこともありますので、夫婦それぞれに睡眠時間の確保をすることが最優先。思い切って昼間の家事を外注したり、仕事の調整をするなども視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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