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生命保険の選び方に悩むママへ!知っておきたい知識や相談方法

生命保険の選び方に悩むママへ!知っておきたい知識や相談方法

子どもが生まれると、子どもの健康はもちろんのこと、パパの健康やママ自身の健康にも気をつかうようになりますよね。それでも万が一のことがあったときのために「生命保険」があります。生命保険の加入を検討する前に、必要性や選ぶ際のポイントについて基本から知っておきましょう。

目次

生命保険とはどんなもの?基本から知ろう

不測の事態に備えた万が一のための保障

独身時代には「保険なんて自分にはあまり縁のないもの…」と考えていたパパママも少なくないと思います。しかし結婚して子どもが生まれると、「もし自分に何かあったら子どもが苦労するかも…」と、子どものためを思って保険の加入を検討するでしょう。

一家の大黒柱であるパパが病気で働けなくなったり、不慮の事故で亡くなったりすると、残されたママや子どもの生活費や将来の教育資金などに困窮する可能性があります。

そういった不測の事態におちいったとき、その後の生活費や医療費などを保障してくれるのが「生命保険」です。「万が一に備える」だけでなく、貯蓄としての役割を持つものなど、まさに「生きていくうえで必要なお金」をバックアップする金融商品の一つといえます。

男女ともに8割以上の人が加入している

「生命保険文化センター」の調査によると、独身者の多い20代では5割程度の加入率ですが、結婚や出産などで家庭を持ったり、老後について考えるようになったりする30代以降は8~9割近くの人が生命保険に加入しています。

全年齢を対象とした生命保険加入率は男女ともに8割以上。ほとんどの人が何かしらの生命保険に加入しているということがわかります。

これだけ多くの人が加入する生命保険。その必要性がよくわかる数字だといえますね。「子どもが生まれたけれど、生命保険にはまだ入っていない」というパパママは、ぜひ加入の検討をおすすめします。「万が一」は起きないに越したことはないですが、起きたときにどれだけ対処できるかは重要です。

生命保険には様々な種類がある

生命保険には、大きく分けて4種類あります。

1.死亡保険
2.がん・医療保険
3.貯蓄型の保険(学資保険・養老保険など)
4.介護保険

さらに細かく分けられますが、選ぶ際のポイントは

・保険料の払い込み期間
・保障が受けられる期間
・掛け捨てなのか、解約返戻金があるのか

という点です。

近年の生命保険は非常に複雑化しており、「主契約」と「特約」の組み合わせ次第で様々な保障を受けることが可能になっています。選ぶ際は「保障が必要となる目的」を明確に持つことが大切です。

目的とは例えば「死亡したときに必要な葬儀代」なのか、「残された家族が長く受け取れる生活費」かなどです。保険を検討する際はあらかじめポイントを絞った方がよいでしょう。

大黒柱が加入しておきたい「死亡保険」

万が一のときに家族にお金を残せる保険

子どもが生まれたら「どんなことがあっても子どもの生活は守りたい」と思うのが親心ですよね。パパやママが元気でいれば問題ないかもしれませんが、「万が一」というのは突然やってくるもの。

そうなったとき、子どもや家族のためにお金を残せる保険が「死亡保険」です。死亡保険は被保険者が亡くなったときに保険金を受け取るのが基本ですが、さらに細かく定期タイプと終身タイプに分けられます。

・定期保険タイプ…10年、20年など一定期間のみ死亡保障する保険。保険料が安いのが特長だが、掛け捨てなので貯蓄性はない
・終身保険タイプ…文字どおり死亡するまで保障が続く保険。貯蓄性に優れるが、掛け金は高め

掛け金の支払い方法によっても受け取る金額が変わります。

子育て中は保障を手厚くしている家庭が多い

ひとり身のときと子どもを持ってからでは、家計のバランスにも大きな変化がありますよね。子育て世帯は生活費に加え、将来の教育資金を考える必要があるため、保障を厚くする傾向にあります。

子どもを大学まで進学させるのに必要な教育資金は1,000万円から2,500万円程度といわれています。進む進路によって金額は大きく変わりますが、一般的には大学進学時に500万円程度は必要になるでしょう。

これはあくまでも「教育費」であって、そのほかにも食費や衣料費などの「生活費」もかかってきます。そう考えると、幼い子どもを持つ家庭では「今」必要なお金だけでなく、「将来の教育資金」も見越した保障内容を検討するべきといえるでしょう。

残したい金額から保障額を決める

「残された家族の生活費と、子どもの将来の教育資金」という具体的な目的が決まってきたら、さらにそれがどれくらいの金額なのか詰めていきましょう。

生活費は家計簿などをもとに毎月どれくらい必要になるのかを割り出します。教育資金は、子どもが私立に進学するのか公立に進学するのかで大きく変わるので、夫婦で相談してある程度はイメージしておいた方がよいでしょう。

例えば「幼稚園は私立、小中学校は公立、高校大学は私立」など、具体的に決まったらおよその教育資金が計算できます。それらを合算したものが「残したい金額」となります。そこから保険の「保障額」を決めていくとわかりやすいですよ。やみくもに「死亡保障1億円」などと決めず、無駄を省いた保障額にしたいですね。

ママも入っておきたい「医療保険」

入院や手術など高額な医療費に備えた保険

死亡保険と並んで加入率の高い「医療保険」。病気やケガによって入院や手術が必要になった際の高額な医療費負担に備えた保険です。医療保険は死亡保険よりもさらに保障内容が多岐に分かれていて、保険会社や保険商品によって保障される条件や金額、期間などが異なります。

どう選ぶのか悩ましいところですが、まずは「入院費用」「手術費用」がどれほど保障されるのかに注目しましょう。一般的に、一定日数以上入院すると「日額×入院日数」が支払われます。

日額5千円なのか1万円なのかで掛け金も変わるので、貯蓄でどこまで対応できるのかとあわせて検討するとよいですよ。また最近では「通院費」まで保障する商品も多いようです。長期治療が必要になった際でも保障されるのは安心ですね。
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