赤ちゃんの寝ぐずりはいつまで?原因や対策と入眠儀式について
寝ぐずりで泣いているときはどうする?
添い寝や添い乳をしてみよう
赤ちゃんは抱っこをしなくても、ママの体と密着することで安心感を得られます。ママのぬくもりを感じていると自然と眠たくなってくる子が多いので、疲れているときは一緒に横になりましょう。
おっぱいを与えているママは、添い乳をすると赤ちゃんが寝てくれることが多いのではないでしょうか。添い乳はママの負担なくできるので、体を休められてよいですよね。毎日だと添い乳をしないと泣くようになってしまうので、普段は添い寝で寝かしつけをするとよいかもしれません。
バスタオルや毛布でくるんでみよう
例えば、毎晩寝る前に1時間以上は泣き続ける場合、ママは心身ともに限界を感じてしまいますよね。1時間以上抱っこし続けるのはママにとって厳しいので、抱っこの代わりにバスタオルで赤ちゃんを丸くくるんでみると赤ちゃんが安心してくれるかもしれません。
バスタオルの上から赤ちゃんの体をさすると、気持ちがよいのかウトウトして寝てくれる子も多いです。バスタオルや毛布でくるんだばかりのときは泣いていても、しばらくすると心地よく感じるのか泣きやむ子が多いようなので、試してみてくださいね。
背中をトントンしてみよう
赤ちゃんも同じように一定のリズムで背中をトントンされると、眠くなる子が多いです。寝かしつけをするときは赤ちゃんの心が落ち着くように、ゆっくりトントンすると効果的ですよ。
背中をトントンしながら歌を歌ったり、「明日もたくさん遊ぼうね」などと優しく話しかけたりするとよいでしょう。ママの優しい声は赤ちゃんの精神を安定する効果があるため、ママの声を聞きながら気持ちよく眠りについてくれると嬉しいですね。
赤ちゃんが寝ぐずりするときの対処法とは
赤ちゃんが寝やすいように環境を整えよう
例えば、夜の寝かしつけのときだけでなく、お昼寝のときも部屋を暗くするのがおすすめです。電気を消すと寝る時間ということを赤ちゃんが認識すると、電気を消すだけで自然と眠たくなる子が多いですよ。テレビがついているときは、寝かしつけの前にテレビも消しておいてくださいね。
また、部屋の温度や湿度なども快適な状態かどうかを確認します。暑すぎたり寒すぎたりすると寝にくいので、寝かしつけの前に適温にしておくとよいでしょう。
昼間は外でたっぷり遊ぼう
赤ちゃんと外に出るのは大変なので「室内で遊ぶだけでもいいの?」と言うママもいますが、外に出て太陽の光を浴びて遊ぶほうが、体力を使いますし体が活動的になります。赤ちゃんが成長すると室内遊びだけでは物足りなく感じる子もいるので、お天気のよい日は外で赤ちゃんと一緒に体を動かすのがおすすめです。
外で一緒に遊ぶことで、ママも体を動かすので親子で健康的になってよいですよね。体を動かすと眠くなるだけでなくお腹も空くので、よく寝てたくさんご飯を食べるようにもなります。
赤ちゃんが落ち着くアイテムを使ってみよう
抱っこしないと寝ないという子は多いですが、長時間赤ちゃんを抱っこし続けるのはママも辛いですよね。抱っこ紐だと長時間の抱っこでも体にかかる負担は少なく済むので、寝かしつけのときに活用するとよいですよ。
また、音楽を流すときは、赤ちゃんが眠りにつきやすいようなゆったりとしたものを選びましょう。ママの歌声も赤ちゃんの心が落ち着くので、歌ってみるのもおすすめです。
入眠儀式を決めて寝ぐずりを減らそう
そもそも「入眠儀式」とは何?
寝かしつけのときに絵本の読み聞かせをする、赤ちゃんにマッサージをする、手遊び歌で遊ぶなど、簡単にできる習慣はたくさんあります。お風呂から出る~寝室に移動する~パパやママとベビーマッサージでスキンシップの時間~絵本の読み聞かせ~電気を消して寝かしつけ、というようにパターンを決めて過ごしてみてください。
毎日同じ行動を繰り返すと、赤ちゃんも自然と消灯の時間に眠くなるでしょう。
入眠儀式を決めるときのポイント
続けにくいものを選んでしまうと、毎日繰り返すのがパパやママにとって面倒になってきますよね。1日の終わりを楽しく過ごすことで気持ちよく眠りにつけるため、パパやママも一緒に楽しめるものを習慣づけましょう。
また、赤ちゃんが寝る前に興奮しないように、激しい遊びやテンポの早い歌を流す、歌うなどは控えたほうがよいです。親子でリラックスできるように、ゆったりと過ごすことが大切ですね。
赤ちゃんにおすすめの入眠儀式
赤ちゃんと寝る前にするとよい行動は、先ほどご紹介したようにパパやママとスキンシップをする、赤ちゃんが興奮しないように優しい物語の絵本を読み聞かせする、ベビーマッサージで親子でリラックスタイムを過ごす、ゆったりとした音楽で手遊びするなどです。工夫すれば寝る前に親子で、様々なことが楽しめるでしょう。
ゆっくり過ごす時間を作れるように、夜ご飯や入浴などを早めに済ませておくことが大切です。パパも一緒に過ごせば、短い時間でも赤ちゃんと絆を深められますね。
寝ぐずりが減らず疲れが溜まっているママへ
パパに寝かしつけを交代してもらおう
心身に疲れが溜まっているときは、無理にママがひとりで頑張る必要はありません。辛いときはパパに寝かしつけをお願いして、ママは少し休むように心がけましょう。
パパの寝かしつけでは、余計に赤ちゃんが泣く場合もありますよね。しかし、最初はパパの寝かしつけで大泣きしていても、赤ちゃんも慣れてくると寝るようになります。少しでも休める時間ができると赤ちゃんに対しても優しい気持ちで触れ合えるはずなので、パパに甘えてみてくださいね。
日中にも仮眠を取ろう
夜にまとまった睡眠が取れないママは、日中にも少し寝るのがおすすめです。「日中は赤ちゃんがお昼寝をしているときに家事を進めている」「お昼寝中に好きなテレビを見ている」というママも多いですが、思い切って赤ちゃんと一緒に寝てみましょう。
日中に少しでも眠れれば、一度リフレッシュできて「夜も頑張ろう」とやる気が出るかもしれません。家事は手抜きして、まずはママの体を休めることを優先するのが大切です。
気分転換してストレスを溜めないことも大切
何度泣いても「成長するまでは仕方がないよね」とおおらかな気持ちで対応するためには、ママがストレスを溜めないことが大切です。たまにはパパや祖父母などに赤ちゃんを預けて、1日ダラダラ過ごす、お出かけする、マッサージや美容院に行くなど、気分転換する日を作りましょう。
1日は厳しくても、数時間でもママが自由に過ごす時間が作れるとストレス発散できますよ。
まとめ
赤ちゃんが心地よく眠りにつけるように部屋の環境を整えたり、規則正しく生活したりなど、ママにできることはたくさんあります。赤ちゃんが泣かずに寝てくれるとママの負担も軽くなるので、赤ちゃんがリラックスできる方法を色々試してみてくださいね。