イヤイヤ期によくあるこんな時!ケース別・子どものイヤイヤ対処法
気持ちは分かる。でも聞けない時は?
こんな時は、まず最初に「このお洋服、大好きだもんね。今日も着たいよね」と子どもの気持ちを受け入れます。そして「ママは分かってくれる」と感じてもらった後で、なぜダメなのかを丁寧に説明します。
・「だから、今日はお洗濯の日。1回着たらお洗濯だよ」
・「明日にはまた着られるから、今日は違うのにしよう?」
こんな感じです。なぜダメか分かった後でも「今日も着るの!」と言い張ることもあるかも知れませんが、この後は「ダメなものはダメ」を貫いても大丈夫です。
イヤイヤ期の子どもは「自分でやりたい」という気持ちが強いので、自分で選ばせると、素直に着てくれることも多いですよ。
まとめ
一番大切なのは、子どもに「あなたの気持ち、ちゃんと分かってるよ」と伝えることです。何をやっても「イヤ!」と泣き叫んだり暴れたりする子を前にすると、まるで宇宙人のように感じるかも知れません。だけど、子どもは一生懸命何かを考え、伝えようとしています。
「この子は、今、何を考えているんだろう?」ぜひ、そんな気持ちで、向き合ってあげてください。
本田千織先生
「子育てがみるみる楽になる赤ちゃんとのおしゃべりBOOK(学研)」「子育ての悩みが一瞬でなくなる本(リベラル社)」などを著し、現在3人の子どもを育てるワーキングママ。よちよち手話やコーチング、心理療法のスキルを活かした子育てコミュニケーションの方法を発信中。