キャッシュレスにしたらメリットいっぱい!決済方法の種類や安全性
最近よく耳にするようになってきたキャッシュレスとは「現金を持たない」という意味です。ここでは、キャッシュレス化することのメリットに加えて、不安の残るセキュリティ対策についての最新情報をまとめてみました。クレジットカード以外にもキャッシュレス決済の方法があるので、自分にあったものを探しましょう。
キャッシュレス化することでのメリットは?
ママが感じる買い物ストレスを軽減できる
NTTドコモが実施したアンケートでは、キャッシュレスにすることで買い物のストレスが3割ほど減ったという結果がでています。この調査では、子どもを連れて買い物をするときに、現金よりキャッシュレスで支払う親が約半数にのぼることが判明しました。
さらに、キャッシュレス派の9割近くが「キャッシュレスによって買い物ストレスが軽減されると思う」と回答しています。子連れの買い物におけるキャッシュレスのメリットが浮き彫りになった調査ですね。キャッシュレスであれば実店舗でなくてもネット、スマホでも買い物できます。お会計のときに子どもがぐずってイライラすることもなくなるかもしれませんね。
手数料やポイント還元で現金支払いよりお得
例えば新生銀行は、2018年の10月以降、スタンダード会員のATMの現金引き出しに、常時108円の手数料を課すことにしました。週に2回現金を引き出すと仮定すると、年間で1万円以上の手数料になります。しかしこれをキャッシュレス=電子決済にすれば、手数料約1万円分の削減に加えて、ポイントを獲得することも可能です。
あるいは交通カードのSuicaも、対応店舗で商品を購入するとポイントが付与されます。1ポイント=1円として使えるほか、食品や系列ホテルの宿泊券などと交換もできるそうですよ。
家計簿アプリとの連携で家計管理が楽になる
家計簿アプリであれば、自分でノートやエクセルに記入する必要がありません。例えばレシートをスマホのカメラで撮るだけで自動で記録されるアプリもあるんですよ。
クレジットカードは後払い、電子マネーは前払い、デビットカードは即時決済と、タイプによって決済方法は異なります。また、「クレジットカードは使いすぎが怖い」という人もいるでしょうが、家計簿アプリであれば使った金額が記録されてひと目で分かるので便利で安心です。アプリは「マネーフォワード」が有名ですが、一度試してみてはいかがでしょうか。
キャッシュレス決済にはどんな方法がある?
事前にチャージして使う「前払い方式」
銀行口座にお金をチャージしておいて、プリペイドカードを使うと、自動的に口座から金額が引き落とされます。口座に入っている金額以上は使えない=買い物できないので、クレジットカードのように「使いすぎる」心配がないのがメリットです。自分のお財布に使うだけのお金を入れておくのと、同じイメージですね。
ちなみに分割払いはできず、一括払いのみに対応しています。また、プリペイドカードはクレジットカードや銀行などよりも為替手数料が安いので、海外旅行で使うときにも便利ですよ。
一番身近なキャッシュレス「後払い方式」
また、iDやQUICPayなど、クレジットカードと紐づけたポストペイタイプもあります。専用の端末にピッとカードをかざして決済する方法で、そのときに支払った金額がクレジットカードの請求に含まれる形式です。
使いすぎてしまう可能性が高いのが、後払い方式のデメリットです。家計簿アプリと連動すれば可視化でき、使用金額を抑制しやすくなるでしょう。また固定費などの毎月決まった費用を後払いにすると、使いすぎる心配は少なくなります。
銀行口座から引き落とし「即時支払い方式」
支払った瞬間に、すぐに銀行口座から支払われる仕組みです。ちなみに、2019年2月からサービス開始予定の「ゆうちょPay」も、即時支払い方式です。
口座にあるお金以上は使えないので、使いすぎを防げるのがメリットです。また、デビットカードは、ほぼ誰でも発行できます(一部審査が必要なものもあります)。デビットカードのデメリットとしては、使える店舗が限られていることではないでしょうか。ただし、2019年10月の消費税10%引き上げに合わせて、キャッシュレス決済の利用による2%のポイント還元を、政府が検討中です。そうなるとデビットカードの普及も進む可能性があります。
子育て中のママこそキャッシュレス生活!必要なツールやスマホアプリ - teniteo[テニテオ]
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