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知的好奇心の旺盛な子どもに育つには?もっと知りたいを引き出そう

知的好奇心の旺盛な子どもに育つには?もっと知りたいを引き出そう

子どもの疑問を一緒に解決していく

子どもは疑問に感じたことをパパやママに聞いて答えを知ろうとしますよね。質問をされたパパやママは、単純に答えを伝えるのではなく、子どもの疑問を一緒に解決していくことを心掛けましょう。

質問されたことにパパやママが単純に答えるだけでは、子どものもっと知りたいという気持ちや自分で学びたいという意欲を低下させてしまう可能性があります。答えを知っている人に聞けばすぐに正解がわかると思い始めるからです。

子どもから質問されたらパパやママも質問を返してみましょう。「どうして星は光るの」と聞かれたら「きれいだよね。どうしてだと思う」などと聞き返すと、子どもは想像力を働かせて自分なりの答えを導き出すでしょう。会話も広がり、知的好奇心が育まれますよ。

知的好奇心を引き出す「KKKH」とは

知的好奇心を引き出すためのコツがあります。教育学者の汐見稔幸先生によるとパパやママは子どもに対して「聞く・共感する・(一緒に)考える・褒める」の頭文字をとった「KKKH」を心掛けるとよいそうです。

KKKHを意識した対話で大切なことは、パパやママが子どもの話を聞き、共感することだそうです。そして、疑問点などについて子どもの意見を聞いたり一緒に考えたりして、最後に頑張ったねと励ますプロセスが、子どもの知的好奇心を引き出すそうですよ。

実際にKKKHを実践してみると難しい場面もあるかもしれません。例えば、急いでいるときなどはKKKHのプロセスを踏む余裕がなくなるでしょう。知的好奇心を引き出すためにも、パパやママは時間と心に余裕を持つようにしましょう。

まとめ

好奇心には三つの種類があり、その一つに「知的好奇心」があります。興味があることを「もっと知りたい」「学んでみたい」と思ったりして、自ら経験することで知的好奇心が育まれます。

子どもは3歳前後で知的好奇心が芽生えます。「なぜなぜ期」ともいうように、物ごとの仕組みなどを知りたいと思うようになります。この時期を丁寧に過ごすことで、子どもの知的好奇心がさらに深まるでしょう。

知的好奇心を育むには、パパとママとの関わり方も大切です。「KKKH」の会話を心掛けて、子どもの知的好奇心を引き出しましょう。
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