子どもが白米を食べないので困る!不安解消のポイントとレシピを紹介
「白米」は日本人の主食ですが、最近は白米を嫌がる子どもが増えています。主食である白米を子どもが食べてくれないと、ママは栄養の偏りが心配になりますよね。そこで今回は、ママの不安を解消するポイントを一緒に考えていきましょう。子どもが白米を美味しく食べられるレシピもご紹介しますよ。
子どもが白米を食べない理由を考えよう
お腹が空いていないのかも
おやつの与え方も考えてみましょう。市販のお菓子は味や食感が子ども好みに作られているため、子どもはお菓子をお腹いっぱい好きな分だけ食べることができてしまいます。そのため、ごはんの時間になっても、おやつで満腹なのでごはんを拒否するようになるのです。
おやつは決まった時間に、そのあとの食事に影響を及ぼさない程度の量を与えるようにママやパパが調整してあげましょう。
味覚と自我が発達している証拠
さらに、2~3歳頃になると自我が発達してくるので、より食べ物の好みを主張するようになるのです。食べ物の好き嫌いは単純に味だけで決まるのではなく、食事のときの環境や体の状態、五感で感じた体験などの情報が積み重なって好き嫌いを判断します。
このように、白米を食べないというのは、子どもの味覚や自我が発達している証拠なのです。子どものうちの好き嫌いは変化していくので、あせらずに見守りましょう。
白米とおかずを一緒に食べるのが難しい
しかし、口の中に咀しゃくしている食べ物を入れた状態で口を半開きにし、そのままほかのおかずを放り込むというのは、微妙な運動神経を必要とするため小さな子どもには難しいです。
もっとも最近は、日本人の口中調味力が落ちているともいわれ、福井大学の研究チームのデータによれば口中調味ができない子どもは4人に1人はいる、とされています。欧米食の影響が大きく、味の濃いものを好む子が増えている傾向にあるようです。
お米を美味しく食べられるレシピ3選
【栄養たっぷり】ごぼう入り鶏そぼろ
【材料】
・鶏ひき肉…100g、ごぼう…1/4本、にんじん…1/4本、しょうが…1かけ、酒…大さじ2、砂糖…小さじ1、しょうゆ…大さじ1、みりん…小さじ1、油…小さじ1
【作り方】
1.ごぼう、にんじん、しょうがをみじん切りにする。
2.鍋に油を入れて火にかけ、ごぼう、にんじん、しょうがを入れて炒める。
3.水大さじ2を加えて蓋をする。ごぼうに火が通ったら鶏ひき肉を加える。ひき肉を菜箸などでほぐしながら、すべての調味料を加えて汁気を飛ばすようにして炒める。汁気がなくなったら完成。
【魚も摂れる】サケマヨおにぎり
【材料】
・白米…適量、鮭または鮭フレーク…適量、マヨネーズ…適量、醤油…適量
※鮭の塩加減によって味付けは調整しましょう。
【作り方】
1.ボウルにすべての材料を入れて混ぜあわせます。
2.おにぎり型に成型して完成。
3.お好みで海苔を巻いても美味しく食べられます。
材料を混ぜ合わせるだけで簡単にできるので、子どもにお手伝いしてもらうのもよいですね。
【食べやすい】チーズと人参のリゾット
【材料】
・ベビーチーズ…1/2個 、ごはん…大さじ3、人参…7g 、玉ねぎ…15g、いんげん…1本 、水…120ml
【作り方】
1.人参と玉ねぎは5mm角に切り、いんげんは3mm幅に切る。
2.水、ごはん、人参、玉ねぎを鍋で煮て、沸騰したら弱火で約5分煮る。
3.いんげんも入れて具材がやわらかくなるまで煮る。
4.きざんだチーズを入れて、混ぜながら煮立たせ、ふたをして5分蒸らしたら完成。
人参の赤色、いんげんの緑色、チーズのクリーム色の彩りが見た目にもキレイなメニューなので、こどもの食べる意欲もアップしそうですね。