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デトックスして体の中からきれいに!デトックス効果を高める方法とは

デトックスして体の中からきれいに!デトックス効果を高める方法とは

春野菜はデトックス効果が高い野菜の宝庫

冬の寒さに耐えて育った春野菜は栄養分が豊富に含まれています。冬に低下した新陳代謝を高め、デトックスする効果のある食材が多いので、ぜひ取り入れてみてください。

「たらの芽」や「ふきのとう」「ウド」に含まれる苦み成分は、腎臓のろ過機能を向上し老廃物を排出する作用があるといわれます。また「春キャベツ」などのアブラナ科の春野菜には、肝臓の解毒作用を強化してくれますよ。

カリウムと食物繊維が豊富な「たけのこ」は、むくみを解消して腸の老廃物を排出する効果が期待できますよ。また、「さやえんどう」や「グリンピース」は抗酸化作用があるので活性酸素を除去してくれ老化抑制に役立ちます。腸内の善玉菌を活性化し老廃物を体内から排出してくれるでしょう。

海藻類は様々な毒素を排出する効果が高い

海藻類には老廃物の中でも体に悪い毒素を無毒化するミネラルが含まれているだけでなく、体外への排出を促す効果もあります。それは、腸内の毒素に吸着して一緒に排出する食物繊維がたくさん含まれているからです。海藻類はカドミウム、水銀、ヒ素など様々な毒素を排出する効果が高いといわれています。

食物繊維にはコレステロールを体外に排出する水溶性食物繊維と、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にして便通を促進する不溶性食物繊維がありますが、海藻類はどちらも含む優秀な食材。老廃物の排出や便通の改善に役立つ食物繊維は、デトックスに欠かせない栄養素ですよ。その栄養素がたくさん含まれている海藻類はぜひ取り入れたいおすすめの食材です。

いつも口にする飲み物も変えてみよう

デトックス効果が高い「お茶」を飲もう

手軽にできるデトックスとして、いつも口にする飲み物をデトックス効果が期待できるお茶に変える方法があります。特におすすめなのが、ハトムギ茶やドクダミ茶です。

ハトムギ茶はタンパク質やカルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB群、食物繊維など豊富な栄養素を含んでいるうえ、「ヨクイニン」という成分には肌を整える働きがあります。さらに、利尿作用や穏やかに便秘を解消する働きがあるのが特徴です。

ドクダミ茶はデトックスに効果的なお茶として人気があります。便秘解消、利尿解毒作用にも優れています。美肌や美白にもよいとされ、アトピーや花粉症などのアレルギーの改善にも好まれるお茶です。このほか整腸作用や血行促進、ダイエットにも効果が期待できますよ。

朝起きたら「白湯」を飲む習慣をつけよう

手軽に用意できる「白湯」は、体を内側から温めて血行を促進します。代謝がよくなり冷え性改善にもなりますよ。作り方はポットややかんに水を入れて沸かすだけで、あとは50~60℃に冷ませば出来上がりです。少し時間をかけてゆっくりと飲むほうが寝起きのお腹に負担がかかりません。

朝起きて「白湯」を飲むと、睡眠のときに失った水分を補給でき、内臓が温まって体温が上昇し体が目覚めます。そして排便を促し消化機能を活性化します。お茶やコーヒーよりもお腹に優しいので、寝起きの朝にはおすすめです。

毎日コツコツ続けることで、体の調子がすっきり整って効果を感じられるそうですよ。反対に、冷たい飲み物は体を冷やしてしまうので気をつけましょう。

持ち運べる「デトックスウォーター」を常備

「デトックスウォーター」は好きなフルーツや野菜を適当な大きさに切ってボトルに詰め、水を注いで4時間ほど冷蔵庫で冷やすだけでできます。砂糖を使わないフレーバードリンクとして注目されています。

生のフルーツや野菜は抗酸化作用が高く、熱に弱いビタミンCやカリウムもしっかりと摂れ、アンチエイジング効果も期待できるとされます。ほかにも、ビタミンやミネラルが溶け出すのでむくみや美肌に効果があるといわれています。しかし科学的な確証はないので期待し過ぎないようにしてくださいね。

レモンやオレンジなどの柑橘系や甘酸っぱいベリー系は飲みやすく栄養にも優れているのでおすすめです。なお、デトックスウォーターは生のフルーツや野菜を使用するので、なるべく早く飲みきりましょう。

育児中ママが日常生活でできるデトックス法

冷房は控えめにして体温を下げないように

気温が高くなってくると暑さで疲れやストレスが溜まり、冷房をつけると体を冷やしてしまいがち。特に夏の暑い時期は体調を崩しやすくなります。

適度な冷房は疲れやストレスを軽減させますが、ずっとつけっぱなしの部屋で過ごしたり温度を下げすぎたりするのは要注意です。体温を下げて体の冷えを招き、代謝機能を低下させてしまうかもしれません。

代謝が低下して内臓の働きが悪くなると、腸の活動も弱まり便から老廃物をうまく出せません。また、循環も滞り汗や尿からの排出も少なくなります。

冷房をつける場合は部屋の温度を27~28℃くらいにしてカーディガンを羽織るなど体を冷やさない服装にするとよいですよ。少し暑い場合は扇風機や除湿器を利用してもよいですね。

手足と腸を温める「温活」をしよう

育児中のママはストレスや睡眠不足、不規則な生活などで自律神経のバランスが乱れてしまいがちです。そのため、血行が悪くなり心臓から遠い手足が冷えてしまいます。

ストレスからくる手足の冷えには、リラックスする方法がおすすめです。例えば、リラックス効果のある温かいハーブティーを飲むと、心身ともほっとして緊張がほぐれますよ。育児の合間に足湯や手足のツボ押しをしながらハーブティーを飲めば全身ぽかぽかになるでしょう。

また、ストレッチも体の緊張や疲れをほぐしてくれるため、体を温めてリラックスできます。ストレッチで体を大きく動かすことにより腸も動くので、便の排出を促す効果も期待できますよ。

手足と腸を意識して温めて血行をよくしましょう。

子どもと入るお風呂に一工夫でデトックスに

デトックスといえば入浴のイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、汗で老廃物を出せるのはごくわずかです。しかし、汗の割合が少なくても、デトックスには効果があります。それは入浴して体温を上げるので代謝が促されるからです。腸はもちろん全身を温めることができるので、体の機能が高まりデトックスにつながります。

そこでデトックスの効果を高めるために、子どもとの入浴時に湯船に適量の粗塩を入れる一工夫をしてみましょう。粗塩は発汗を促して代謝を高めるため、ダイエットの手助けにもなります。また、塩に含まれるマグネシウムは筋肉の緊張を解消するので、ゆったりとリラックスできることでしょう。

塩風呂は発汗作用が高いので、お風呂上がりの水分補給はしっかりしてくださいね。
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