赤ちゃんの声がかすれる原因とは?対処法や受診のタイミングをご紹介
病院の受診を決めるタイミングは?
38度以上の熱が出ている
声のかすれと同時に、38度以上の熱が出ているようなら、なんらかの病気にかかっているのかもしれません。病院で受診してもらうタイミングと考えてよいでしょう。
赤ちゃんの体温が38度以上あったら、衣服を 1 枚脱がせて、15〜20分後にもう一度はかります。それでも平熱に戻らない場合は病気による発熱の可能性が高いです。素人判断はせずに、すぐに病院の先生に相談してみた方がよいでしょう。
病院では、赤ちゃんの普段とは違う様子を、できるだけ正確に伝えられるように準備しておきましょう。
咳や鼻水などほかの症状もある
病院へ行ったら「いつ、どんな状態で咳が出るのか」が説明できるように、しっかり確認しておきましょう。「コンコン」「ゴホゴホ」「ケーンケーン」などの咳の音も覚えておくと、診断の参考になります。
「元気がない」「機嫌が悪い」「眠れない」「食欲がない」「たんが出る」などの咳以外の症状や「母乳やミルクが飲めるか」「それ以外の水分はとれるか」「離乳食を食べられるか」なども聞かれることがあるので、ある程度準備しておいた方がよいかもしれませんね。
声のかすれが3日以上続いている
そこである程度の診断が下りて、薬がもらえたり、家庭での対応方法が分かれば、それに従います。しかし、さらに別の専門の病院を受診したいということであれば、耳鼻咽喉科を紹介してもらいましょう。耳鼻咽喉科は、喉を専門にしている病院なので、より詳しく診断してもらうことができますよ。
喉の病気として考えられるのは、声帯の使いすぎによって、声帯がこすれ合う回数が増えて、声帯に小さなこぶのようなものができることです。これは良性のポリープなので、基本的には喉を安静にすることで自然治癒します。
まとめ
・風邪や喉の病気
・泣きすぎた
・喉の乾燥
などが主な原因のようです。
まずは「喉を安静にする」「水分補給」「部屋の加湿」などで様子をみてみましょう。それでも熱が38度以上出てきたり、3日以上続くようならば、病院受診のタイミングなのかもしれません。近くの病院や耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。
赤ちゃんが泣かないようにするというのはほぼ不可能ですが、大泣きの回数を減らす配慮をしたり、大泣きの前に対応してあげたりすると、喉の使いすぎはある程度防げるかもしれませんね。