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母性観とは?個人差が大きい母性本能はマイペースに育むことも大切

母性観とは?個人差が大きい母性本能はマイペースに育むことも大切

マイペースに母性を育むための三つの心がけ

最初から子どもをかわいがろうと無理しない

出産をしたら子どもを十分にかわいがり、幸せを感じながら育児をしようと理想を抱いていたママも多いのではないでしょうか。子どもへの愛情の感じ方も人それぞれですから、理想どおりにならなくても気にする必要はありません。

理想を持つのは悪いことではありませんが、最初から子どもをかわいがろうと無理する必要はないのです。ママのペースを大切にして、子どもに関心を向けてお世話をしていたら、母性が育まれてくることもあるでしょう。

無理にかわいがろうとするよりも、我が子の関心を向けてお世話をしていたら、その思いは子どもに十分に伝わりますよ。子どもにとって、大好きなママが自分のことをみていてくれると感じられれば安心することでしょう。

ときには子どもと少し距離を置いてみる

子どもを育てることは本当に大変です。特に出産後すぐは眠れないこともありますし、ママの時間は削られ思いどおりにできないこともたくさんありますよね。そのような生活を続けていたら、子どもに対して、イライラしてしまうこともあるでしょう。

イライラしているときには、子どもをかわいく思えなくても仕方がありません。そのような思いを抱いたら、少し子どもと距離を置いてみましょう。パパや両親、保育園などに子どもを預けてママひとりの時間を作ってみるとよいですよ。

少し距離を置いた後に子どもに会うとかわいく思えることもあります。ママの心や時間に余裕ができることが、子どもに向き合うエネルギーを補給してくれることになるのでしょう。

世間の価値観にとらわれる必要はない

世の中には「母親ならば、当然母性が備わっていて、子どもをかわいがるものだ」と思っている人がたくさんいます。そうした世間の価値観を感じて、自分もそうであるべきだ、母性を感じられない自分はダメだと考えてしまうこともあるかもしれません。

今までもお話ししてきましたが、女性でも母性がないと思っている人はいますし、ママになったからといって母性があるのは当たり前ではないのです。世間が押しつける価値観に応えようと無理をすることはありません。

ママひとりですべてを背負って育児をするのは無理ですし、いつか押しつぶされてしまうでしょう。完璧なママを目指すのではなく、周りの人にも助けてもらいながら、マイペースにママなりの育児をしてよいのです。

まとめ

ママになったから母性があって当たり前と世間は思いがちですが、女性だからといって母性があるのは当然ではありません。子どものことを愛おしく思う気持ちを抱くことが母性ですが、生まれた当初に感じられなくても突然わいてくることもあります。

母性の強さはママの元々の気質だけでなく、育ってきた環境や体験から影響を受けながら作られるのですから、それぞれで差があるのは仕方がありません。最初から子どもをかわいがろうと無理をせずに、ときには子どもと距離を置いてママのペースで子どもとかかわっていけたらよいですね。
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