こんな買い溜めは節約にならない?買い溜めをするときの注意点とは
子どもが生まれると育児に忙しくて、買い物に行く時間が取れない日もありますよね。忙しいママは家事の負担が軽くなる、節約できるなどの理由から買い溜めをする方は多いでしょう。ここでは、買い溜めをすると本当に節約になるのかや買い溜めが無駄使いにつながるケースなどをご紹介します。
節約方法として有名な「買い溜め」
買い溜めが節約につながる理由
買い物に行く前に買うものを決めていても、おいしそうな食べものを前にすると「一つくらい買っても安いから大丈夫」「自分のご褒美に買おう」など、お財布の紐が緩むことも多いです。たとえ200円のものでも、毎日購入すると1カ月に5,000円以上の出費になるので注意が必要ですよ。
無駄買いを減らすことが節約への近道となるでしょう。
ハードルは高いが節約を成功させる人も
買い溜めをして節約をするためには、絶対に必要なものと買わなくても困らないものを、あらかじめ分けておくとよいでしょう。予算を決めておき絶対に必要なものをかごに入れて、予算に余裕が残っているときだけジュースやカップラーメン、スイーツなど、買わなくても困らないものを買うようにすると出費が減らせますよ。
自分でルールを決めて買い物をすると、節約が成功しやすいでしょう。
実は節約にならない場合も多い
また、たくさん購入した食材を上手に使い切れず、「賞味期限切れで捨てるものが増えた」というママもいます。しっかり計画を立てて買い物をしないと食材が無駄になるので、毎日買い物に行っていたときよりも無駄が増えてしまうケースもありますよ。
買い溜めは、買い物に行く回数を減らすことができるためママの家事の負担が軽くなることは嬉しいですが、節約にならないことも多いので注意しましょう。
こんなパターンは節約になりにくい
予算や品目を決めずに買う
先輩ママの話では、「週に1回の買い物で◯◯円まで使ってよい」と予算を決めてから行くそうです。また、買い物に行く前日に1週間分の献立を考えて、買うものを細かくリストに書いておくと買い忘れがなく、節約になるのでおすすめだといいます。
買い溜めで節約できるようになってからは、節約できたお金を子どもの教育費の貯蓄に回すことができているそうですよ。
すでに同じストックが家にあるのに買う
ストック癖が付くと、在庫があってもセールのたびに購入するので家にものが増えてしまいます。家にものが溢れると片付けにも時間や手間がかかるので、家事の負担が余計に増える可能性も考えられますよね。
買い物に行く前にストックがどのくらいあるのかを確認し、「必要な分だけ買う」と心に決めてから出かけるとよいかもしれませんね。
タイムセールや期間限定に弱い
タイムセールや期間限定のものは「今しかない」と思って、たくさん購入しがちです。安く購入できたとしてもお家のストックが増える、使い切れずに腐るなど、無駄になるケースもあるため、よく考えてから購入するようにしましょう。
買い物に行く前に「タイムセール品は一つまで」「期間限定は予算に収まる範囲で買う」などと決めておくと、流されずに済みそうですね。
買い溜めの見極めが難しいものは慎重に
たくさんあれば安心?赤ちゃん用品
赤ちゃんの成長スピードはとても早いため、おむつやベビー服などはストックしても使わないままサイズアウトするケースがあります。とくに、新生児の頃は月単位でおむつのサイズが変わることもあり、「使っていないおむつが何パックもある」と買い溜めしたことを後悔するママもいるでしょう。
おしり拭きやミルクなど、赤ちゃんが成長しても毎日必要なものは、セールのときにまとめて買っておくとよいですよ。