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蒙古斑が消えるのはいつ?蒙古斑のしくみや治療が必要な場合について

蒙古斑が消えるのはいつ?蒙古斑のしくみや治療が必要な場合について

日本人の赤ちゃんの多くに見られる蒙古斑。実はシミを作り出すメラノサイトが原因かもしれないのです。おしり以外の場所にも蒙古斑ができるのか、あまりにも広い範囲に出たときは治療ができるのか、からだに害がなくても保険がきくのかなど、できるしくみや治療法を紹介していきます。

赤ちゃんのからだにできる蒙古斑とは?

蒙古斑ができるしくみ

蒙古斑の原因ははっきりと分かっていないのですが、メラノサイトとメラニン色素がカギを握っているようです。この二つ、美容に敏感なママは聞いたことがあるのではないでしょうか。

肌や髪、瞳などの色素を作っているのがメラニン色素で、紫外線から肌を守る役割をはたしています。メラノサイトはこのメラニン色素を作り出す細胞。肌がダメージを受けないようにメラノサイトがメラニン色素を作り出すため、紫外線を浴びた肌は黒くなるのですね。

人間の皮膚は外側から表皮、真皮、皮下と3層構造になっていて、メラノサイトは通常1番外側の表皮にあります。胎児のときにメラノサイトは真皮から表皮に移行するのですが、このとき真皮に残ったものが蒙古斑の正体と考えられています。

蒙古斑の出る子と出ない子がいる

実は蒙古斑の出る確率は人種によって差があります。高い順からモンゴロイド(日本人、中国人、モンゴル人)で9割、ネグロイド(黒人)で8~9割、ほかのアジア人種で8割、ヒスパニック系で5割、コーカソイド(白人)で2割以下とされています。

ネグロイドの赤ちゃんは元々肌の色が濃いため蒙古斑があってもはっきり確認できません。そのため英語で「モンゴリアンスポット」と呼ばれるほど、モンゴリアン特有のものと認識されているのですね。

モンゴリアンが少ない地域では、蒙古斑があまり知られていない場合も。なかには蒙古斑を、虐待でついたアザだと勘違いされることもあるようなので海外で生活するときや旅行をするときには英語で説明できたら安心ですね。

おしり以外にも蒙古斑は出る

真皮内のメラノサイトは尾仙骨部(びせんこつぶ)に多く、そのため蒙古斑はおしりや腰に出やすいと考えられているのですね。しかし蒙古斑の大きさや出る場所は赤ちゃんによって多種多様です。

手首や足首、腕、背中上部の広い部分に蒙古斑が出る場合もあるのですが、これらは一般的におしりや腰に出る蒙古斑とは区別されていて異所性蒙古斑と呼ばれています。

できる場所がよくある蒙古斑とは少し異なるため「こんなところに蒙古斑?」と心配するママも多いかもしれませんが、病気ではないので安心してくださいね。もちろん健康に影響を与えるようなこともありませんよ。

通常、蒙古斑は薄くなりますが異所性蒙古斑は消えるのに時間がかかることもあるようです。

蒙古斑はいつ出てきて、いつ消えるの?

生まれつきか生後1カ月以内に出てくる

蒙古斑の要因と思われているメラノサイトは胎児の皮膚にも存在しています。産後すぐの赤ちゃんにも蒙古斑はありますし、生後1カ月以内には多くの赤ちゃんに見られるようになります。
日本人にとって蒙古斑は特別珍しいものではありません。赤ちゃんといえば、青い、蒙古斑のあるおしりをイメージする人の方が多いくらい身近なものですよね。

しかし、それまでなかったところに青いアザができていると心配になりますよね。実はそのアザ、蒙古斑かもしれないのです。でも、3カ月や6カ月など、生後しばらくたってから蒙古斑が増えることがはたしてあるのでしょうか。

確かに蒙古斑は子どもの成長とともに徐々に薄くなりますが、ピークの時期までは増えることも珍しくありません。

2歳頃にピークとなることも

「蒙古斑は赤ちゃんの時期だけあるもので、きれいに消えるものだ」と思っているママもなかにはいるでしょう。そのため2歳、3歳と子どもが大きくなっても蒙古斑がからだに残っていると「一生消えないのでは?」と心配になるかもしれません。

蒙古斑が消える時期には個人差があるため、「ずばり●歳でなくなりますよ」とはいえないのですが、ピークは2歳頃と考えられているので目安にしてください。

一方青みが強くなり、赤ちゃんの頃からあった蒙古斑が目立つようになる場合もあるようです。もしそうなっても気にしすぎなくて大丈夫ですよ。一般的には2歳以降から徐々に色素が薄くなり、3〜5歳頃には消えることが多いといわれています。

10歳頃までにはほとんどなくなる

小学校の中学年頃には蒙古斑があったこなど忘れてしまうほど肌がきれいになる子どもが多いので、本人が気にしないようなら10歳頃まで様子を見てよいかもしれませんね。

一方で、成人の約3割は大人になっても蒙古斑が消えないままなのです。皮膚の病気ではないかと心配かもしれませんが、赤ちゃんのときの蒙古斑と同じでからだに害はありません。

このように、大人になっても消えないものは特に異所性蒙古斑に多いといわれ、さらにいつまでも残り続けるものを持続性蒙古斑と呼びます。健康に影響がないとはいえ目立つ場所にあればコンプレックスになることも考えられますね。

そんなときは治療を検討してみてはいかがでしょう。実は赤ちゃんでも蒙古斑の治療が可能ですよ。

蒙古斑の治療方法と治療が必要な青アザ

蒙古斑が気になった場合は診察を受けてみる

蒙古斑は健康に悪い影響を与えることはありません。だからよけいに病院を受診するタイミングに頭を悩ませるママも多いでしょう。目立ちやすい位置にあったり、子どもが気にするようなら1度病院に相談してみましょう。

赤ちゃんでも治療できるか気になるところですよね?病院によっては2歳や3歳の子どもより、しっかり押さえてレーザーをあてられる赤ちゃんの頃の方が治療しやすいという意見があります。また、皮膚の薄い赤ちゃんの方が1回の効果が高くレーザーをあてる回数が少なくて済むというメリットもあるようです。

放っておいても問題のないものなので保険はきかないと思われがちですが、「精神的苦痛を緩和するための治療」として保険がきくことがあります。

蒙古斑はレーザー治療が一般的

かつて蒙古斑などアザの治療には冷凍療法がもちいられていました。これは肌を削り取るので痛いうえに傷跡が残ってしまいます。しかし現在は皮膚の表面にしか影響を与えないレーザー治療が主流になっています。安全性が高いので赤ちゃんも治療できるのです。

保険がきく一方、レーザーをあてる間隔には制限があり1年間に治療できる回数は3〜4回ほど。ママが蒙古斑を心配する場合、多くはその症状を悩むのではなく、蒙古斑が原因でいじめにあうことを心配しているのではないでしょうか。

もし蒙古斑がからだの広い範囲にあるようなら、赤ちゃんの時期から治療するのも一つの方法です。幼稚園入園前など治療を終わらせたい時期を目標に治療計画を立てていけたらよいですね。

治療が必要となる青アザ

赤ちゃんに見られる青アザのすべてが蒙古斑とは限りません。頬や目の周囲など目立つ場所にあらわれる「太田母斑」や、肩から肩甲骨あたりに青アザが広がる「伊藤母斑」というものがあります。

これらは青色や褐色をしていることが多く、通常の蒙古斑とは違って年齢と共に徐々に濃くなっていくのが1番の特徴です。さらに原因は分かっていませんが男の子より女の子の方が発現率が高いとされています。

もう一つ蒙古斑と似ている青アザに「青色母斑」というものがあります。これは顔面や手足の甲に多く見られ、一般的には直径1cm以下でほくろのように皮膚が少し盛り上がっています。ごくまれですが大きなものは悪性化が疑われることもあるそうです。

まとめ

「神様からの贈り物」といわれる蒙古斑。多くの赤ちゃんに出るので私たち日本人にとってなじみ深いはずですが、あまりよく分かっていない部分もあってなんだか不思議ですね。

蒙古斑はからだに害があるわけではなく、ほとんどが自然に消えていくので心配しすぎなくて大丈夫ですよ。もちろん蒙古斑がないからといって「普通じゃないのかしら」という心配も無用です。

青アザのなかには治療が必要なものもありますし、蒙古斑に悩んで笑顔が減ってしまうようなら治療もできるので、悩む前に病院へ相談してみるのもよいかもしれませんね。

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