赤ちゃんが寝るのに適した環境は?お部屋やベッドの選び方と注意点
待ちに待った赤ちゃんとの対面を目前に控え、入院準備などとあわせて進めていきたいのが「赤ちゃんが過ごしやすい環境づくり」ですよね。赤ちゃんが気持ちよく寝られる環境はどのようなものか、準備しておくものや注意点などについてご紹介していきたいと思います。
ベビーベッドはサイズと機能性を吟味しよう
ベビーベッドはサイズと機能性を吟味しよう
一口にベビーベッドといってもさまざまなタイプのものがありますが、ママのお世話のしやすさや生活スタイルに合わせること以外にも、以下のようなポイントを吟味して選ぶとよいですよ。
・日本の安全基準である「PSマーク」や「SGマーク」がついたもの
・ベビーベッドを置く部屋に合うサイズのもの
・柵のスライド機能や床の高さ調整機能、ベッド下の収納、キャスターつき、サークル兼用など、機能的なもの
ベビー布団は素材にこだわろう
置き場所やベビーベッドに適応したサイズ、布団やシーツの素材、セットの内容などを考慮し、快適に寝られるものを選ぶようにしましょう。
とくにデリケートな赤ちゃんの肌に触れる生地にはこだわりたいところ。羽毛の掛け布団であればポリエステル素材に比べてムレにくく、汗っかきな赤ちゃんの汗を吸収してくれます。体温調節に便利な綿素材のタオルケットや綿毛布、ガーゼケットなどについても同様に、肌ざわりがよく吸湿性のよいものを選びましょう。
寝具の配置場所も工夫しよう
家事をしているときに赤ちゃんの様子が見られるようにしたいのであればリビングに、ママのベッドの横に置いて夜間のお世話をしたいのであれば寝室に、お世話する場所に合わせて移動させたいのであればキャスターつきにするなど、家庭によって使用場所はさまざまでしょう。
しかしいずれの場合においても、赤ちゃんの安全のために以下のような条件を満たす場所に配置するとよいですよ。
・エアコンの風が赤ちゃんに直接当たらない
・直射日光が赤ちゃんに当たらない
・背の高いタンスや時計など、地震が起きたときに倒れてくる家具やインテリアが周りにない
日中はママのそばで寝かせる工夫をしよう
クーファンであれば成長後は雑貨入れに
持ち手のついたカゴタイプのクーファンであれば、中に赤ちゃんを寝かせた状態で、ママの移動に合わせて赤ちゃんをそばで寝かせられるので便利ですよ。柔らかい素材でできたクーファンや昔ながらの籐で編まれたタイプなどもあるので、ママのニーズに合ったものを選びたいですね。
赤ちゃんがクーファンを卒業した後は、おもちゃや赤ちゃんグッズを入れるための収納カゴとして使うことができますよ。
車輪つきベッドなら簡単に移動可能
特に家の中に段差が少ない場合は車輪つきベッドがおすすめです。シンプルな造りの簡易タイプから木製のしっかりしたものまで色々なモデルが出ているので、ママの好みに合ったものを吟味してみましょう。
自宅の寝室やリビングのドア、廊下などをベビーベッドが通れるか事前にチェックしたいですね。一般的に車輪つきのベビーベッドは2歳ぐらいまで使用できることが多いようです。どれぐらいの期間使いたいのか、よく考えてから購入しましょう。
コンパクトベッドなら色々便利
寝返りやつかまり立ちし始めても、ベッドから転落する心配が不要です。さらにコンパクトベッドであれば、ママが赤ちゃんと一緒にベッドで眠るときにベッドインベッドとして使用できます。
また、子どものプレイスペースのマットレスとして活用できるのも嬉しいポイントです。商品によってはベビーベッド内でマットレスとして使えるものもありますよ。
畳んでコンパクトに持ち運びができるので、実家への帰省時にも使えて便利です。