1歳児が塗り絵で遊ぶ効果とは?メリットとデメリットやグッズを紹介
雨の日でもお家でできる遊びの一つが塗り絵です。鉛筆を握ったり色彩感覚を養えたりするなど、メリットも多そうな塗り絵ですが、1歳児でも楽しむことができるのでしょうか。親子で塗り絵を楽しむポイントと、塗り絵をもっと身近にしてくれるアプリなど、お役立ち情報を交えてご紹介します。
そもそも1歳で塗り絵ってできるの?
色の認識を始めるのが1歳くらいから
それでも、塗り絵で本来塗るべき色を選ぶことができるかということは別問題です。1歳のころは、まだいろんな色があるということがわかれば十分と覚えておきましょう。
たくさんの色の中から塗る場所にこだわらず、無作為に選んでしまうことも1歳児には大いにあることです。まずは鉛筆を握ること、筆圧を強化すること、紙に色を乗せることの面白さを感じてもらうことを目指して塗り絵で遊んでみましょう。
楽しむにはママがイライラしないこと
ですが、1歳くらいの子どもの場合、まだどこに何色を塗るかは重要ではなく、何か色を塗れば楽しいという状況です。ママは「ここに赤を塗って、あそこは青を塗らなくちゃ」と思ってしまうのですが、そこはぐっと我慢が必要です。
ママがあれこれ指図してもまだ1歳児には伝わりません。自由に色を塗る作業を阻んでしまうと、遊びとしての面白さをそぐことにもなってしまいます。親子で塗り絵を楽しむためにはママがイライラしないで、おおらかに子どもが塗る世界を見守ることが大事です。
塗り絵をすることのメリットとデメリット
反対に、決められた枠線に沿って色を塗ることで型にはまったものの考え方をするようになってしまう、創造性や自由な発想を抑制してしまうなどがデメリットとしてあげられています。どちらに重きを置くかはママの判断に任されますが、塗り絵を想像力豊かな遊びにするためには、やはり子どもが自由に色を塗ることを大切にすることです。
空が緑でも、海がピンクでも何の問題もありません。大人の枠にはめない発想を大事にしましょう。
1歳児が塗り絵を楽しむための準備をしよう
口にしても安心なクレヨンを選ぼう
そんなときは、ころんとしたフォルムがかわいらしい幼児用のクレヨン「ベビーコロール」を使ってみましょう。1歳児にも握りやすく、手が汚れない、なめても安全な素材を使用しています。
真ん中に穴が開いているので、万が一飲み込んでしまっても窒息を防ぐことができます。積み上げてもかわいいので、人気のクレヨンです。
ほかのクレヨンを使う場合も使われている材料や形状に注意して選び、子どもが塗り絵をしている間、ママは目を離さないようにしましょう。
1歳児のクレヨン遊び!幼児期のクレヨン遊びで知っておきたいこと - teniteo[テニテオ]
小さい子どもにお絵かきをさせる、したいというときに与える筆記具は、色鉛筆やマジックではなく、多くの家庭ではクレヨンですよね。小さい子のお絵かきといえばクレヨンというのは、保育園や幼稚園でも続くことだと思います。それでは、1歳の子どもにはどんなものが適しているか見てみましょう。
塗り絵をするスペースをつくろう
キッズ用のテーブルセットは見ているだけでもかわいらしいですし、1歳児も自分専用のスペースがあることで気分が盛り上がります。インテリアに合わせた素材やデザインのキッズテーブルを選んでみましょう。
また、枠線をはみ出さずに色を塗る塗り絵ですが、1歳児は枠線どころか紙までもはみ出して作品を作り上げてしまうことがあります。そうなることを見越して、あらかじめ塗り絵をするスペースには新聞紙やテーブルクロスなどを敷いておくようにすると後片付けも楽ですよ。
子どもが喜ぶ塗り絵を探そう
子どもの好きなキャラクターや興味のある動物や乗り物をテーマにした塗り絵なら楽しさも倍増しますね。まだ何に興味があるかわからない子どもの場合は、なるべくシンプルでわかりやすい塗り絵にすると子どもの目にも認識しやすく、塗り終わったときの達成感が得やすくなります。
1歳くらいでは、まだその塗り絵が何の絵であるかがわからない場合もあるので、「これはウサギだね」などママが声掛けをしながら一緒に取り組むと、よいコミュニケーションになり、そのうえ言葉や知識を増やすトレーニングにもなります。