子どもと歌いたい夏の曲。歌がもつ効果やおすすめの夏の歌をご紹介
夏休みなどで子どもと過ごす時間が長い夏、子どもと色々な夏の歌を歌ってみませんか?歌を歌うことは、子どもにもママにもメリットがいっぱい!今回は歌うことのメリットや子どもと一緒に歌える夏の歌を紹介します。また、英語の歌で英語を身に付けることができるのかも調べてみましたので、参考にしてみてください。
歌がもたらす子どもの成長への効果
歌うことがリズム感を養い脳の発達を促す
リズム感は、音楽に合わせて体を動かすことで養われます。子どもは、手遊びや振りのある歌が好きだったり、歌や音楽に合わせて自然と体を動かしたりすることが多いので、たくさん歌う環境をつくってあげたいですね。
歌は脳も活性化させます。歌詞を覚えることで「左脳」が、リズムやメロディーで「右脳」が刺激を受けます。歌うときには両方を刺激するので、脳の発達を促すことになります。
歌うことで言葉を覚えるきっかけになる
子どもは耳から聞いて、間違えながらでも歌っていくうちに、いつのまにか歌詞を覚えてしまいますよね。そして、生活の中で、歌詞に含まれている言葉が出てきたときに、「知ってるよ!」と喜んだりします。
子どもの語彙力は、パパやママとの会話によって差が出るといわれます。普段の会話にはあまりでてこないような言葉も、童謡や英語の歌などを利用して楽しく覚えられたらいいですね。
親子で歌うことで情緒の安定につながる
さらに、親子で一緒に歌を歌ったり手遊びをしたりすると、自然と親子の触れ合いが生まれます。幼児期に親子のスキンシップを頻繁に図ることは、様々な発達を促し、情緒の安定した人を育てるといわれています。
情緒が安定している人は、物事をポジティブに考えられたり、ストレスに負けなかったりと、よい人間関係を築くことができるようになります。小さいころからの子どもとのスキンシップを大切にしたいですね。
子どもと歌いたい夏をテーマにした曲
夏を連想する歌【海、山、水遊びなど】
「さかながはねて」は手遊び歌です。「魚がはねて ぴゅーん あたまにくっついた ぼうし」と短く、2番、3番と魚がいろいろなものに変身します。1~3歳くらいの子がとても喜ぶ手遊び歌です。
夏の暑さを感じたら、「南の島のハメハメハ大王」がぴったりですね。とても大らかな南の島に遊びにいったような気分になれます。また、4~6歳ころの子どもには「茶摘み」や「アルプス一万尺」の手合わせ歌もおすすめです。
夏に食べたくなる歌【アイス、スイカなど】
童謡の「とんでったバナナ」は「バナナが1本ありました 青い南の空の下」と続きます。最後の「バナナン バナナン バナナ」という歌詞は、小さい子でもすぐに覚えてしまいます。
暑い日のおやつどきには「アイスクリームの歌」もおすすめです。スプーンですくって食べたときのつめたくて、あまくて、ワクワクする気持ちが伝わってきます。
「すいかのめいさんち」は振りを付けながら歌うと楽しい歌です。大きなすいかを抱えているイメージで手を動かしたり、どんどんテンポを早くして歌うと、ゲームのようになり面白くなります。
夏の行事の歌【七夕、盆踊りなど】
「のきば(軒端)」とは屋根の端のことです。庭に飾った笹がゆれているのを、縁側から見ているような感じでしょうか。「すなご(砂子)」は、色紙などに使われている金箔や銀箔を細かい粉にしたもののことです。
夏には地域のお祭りや盆踊りがあり、太鼓の音などが聞こえてきますね。盆踊りのときに流れる音楽は、日本を感じるものばかりです。「アンパンマン音頭」や「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」など、子ども向けの曲が流れることもあります。婦人会の方の踊りをお手本などにして、ぜひ一緒に踊ってみましょう。
英語の歌で親子で楽しく英語レッスン
英語の歌で正しい発音を記憶しよう
また、発音できない言葉は聞き取りにくいともいわれます。英語を発音するために英会話の機会を作ることも一つの方法ですが、一番手軽にできることは英語の歌を聞いて歌うことですね。
英語の歌にも、日本の童謡や手遊び歌のような子ども向けの歌がたくさんあります。単語もわかりやすく、繰り返しが多く出てきます。
ネイティブの方が歌っているCDやDVDなどで、繰り返し聞いたり歌ったりすることで、楽しく正しい発音を記憶することができます。