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5歳児が親を叩いてくるのは反抗期?成長過程から叩く理由と対処法

5歳児が親を叩いてくるのは反抗期?成長過程から叩く理由と対処法

叩いてくる子どもへの対処法とは

叩く理由を聞いてその気持ちを受け入れる

自分の気持ちをうまく伝えられないことにイライラし、ママやパパを叩いてしまうことがある子どもに対しては、まず「どうして叩くのか」という理由を聞きましょう。

子ども自身がうまく説明できないようならば、親が「自分でやりたかったんだね」「もっと遊びたかったんだね」など、子どもの行動などから感じ取れる気持ちを代弁してください。そして、その子どもの気持ちを受け入れましょう。

もちろん、人を叩くことはいけないことであると教えなくてはなりませんが、注意は後からするようにして、まずは子どもの気持ちに共感することが大切です。「ママやパパはわかってくれる」と安心感を得ることで、ママやパパに対する信頼感が強まります。

叩かれると辛いなどママの気持ちを伝える

子どもの気持ちに寄り添ったら、次は子どもに対してママの気持ちを伝えます。「ママは叩かれたら悲しいよ」「叩かれたらとても痛くて辛いな」と、子どもにわかるように伝えるのがポイントです。

このような伝え方は、ただ「痛い」とか「やめて」と言うだけに比べて、子どもにママの悲しい気持ちが伝わりやすいでしょう。

もし、子どもに言葉だけでうまく伝わらないようであれば、必要以上に痛がってみるという方法もおすすめです。叩かれた部分を押さえて、泣き真似などもしながら大袈裟なくらいに痛がってみてください。

5歳くらいでは「叩く」という行為に罪悪感がない子どももいるため、叩かれたら痛いということや、叩くことは悪いことであるという認識を促すのです。

叩いてはいけない理由をきちんと説明する

5歳にもなれば、子どもは大人の話の内容をきちんと理解できるようになります。そこで、なぜ叩いてはいけないのかということを、子どもにしっかり説明しましょう。

このときに大切なことは、怒らずに「叱る」ということです。叱るというのは、子どもの行動の何がいけないことであったのか、どのようにすればよいのかを落ち着いて説明することであり、感情に任せて怒鳴りつけるのは、ただ怒っているだけに過ぎません。

「なぜいけないのか」という理由をきちんと説明するには、それを子どもが理解できるように、落ち着いた口調で話しましょう。子どもにもわかりやすい言葉を選んで、子どもが受け入れやすいように落ち着いた雰囲気の中で叱ることが大切です。

まとめ

子どもは5歳くらいになると、身体能力が発達するだけでなく、覚える言葉の数も増えるため会話によるコミュニケーションが図りやすくなります。しかし、5歳児にとっては自分が中心です。

自分の思いどおりにならなかった場合にイライラを募らせ、そういった気持ちを的確に表す言葉を知らないために「叩く」という行動を取りがちです。子どもが叩いてきたら、まずは子どもの気持ちに寄り添った上で、叩くことがいけないことであるということに対してはしっかりと叱りましょう。
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