赤ちゃんが気になって家事ができない。育児と家事を抱えこまない方法
実家から戻り一人で赤ちゃんのお世話をしながら家事もこなさなくてはいけない状況に。 家族のために全て上手くこなそうと頑張りすぎてしまい、ストレスを溜めてしまうママも多いのではないでしょうか。 核家族における育児と家事の両立は分担がキーワードです。同じ境遇にいる友人ママの意見を参考に、一人で抱えこまずに楽しく育児をする方法をご紹介いたします。
一人で育児と家事を両立することの難しさ
赤ちゃんが気になって家事が進まない理由
赤ちゃんの泣き声が気になるのは「ママの母性本能」のようなもので、聞き流すことができない仕方のないことです。しかし、気になりすぎて家事がおろそかになってしまうと、自分を追い込んでしまい負のスパイラルに陥ってしまいます。
ストレスが溜まり、パパに八つ当たりをしてしまっては大変です。そうなる前に少しずつ対策を考えていきましょう。
泣き声は赤ちゃんからのメッセージ
・おむつが汚れている
・お腹が空いている
・ゲップがでない
・抱っこしてほしい
・眠い、眠たいのに寝られない
・体のどこかが痛い
・不安、寂しい
・暑い、寒い
・具合が悪い(熱や病気の場合もあります)
赤ちゃんを寝かせつけることを焦らずに
赤ちゃんを寝かしつけることに困っているという声はよく聞きます。家事が終わっていないため、寝かしつけようと焦れば焦るほどイライラも溜まってきてしまうものです。
どうしても寝ない場合は、その日の家事を良い意味で手を抜いて必要最低限にしておくなど、割り切ることも重要です。空き時間では赤ちゃんと触れ合う回数を多くすると、不安や寂しくて泣いてしまう回数が減る可能性もあります。
赤ちゃんのお世話で家事がどうしてもできない場合はあきらめることも肝心です。
家事と育児の中から“手抜き”ポイントを探す
育児と家事のスケジュールをチェック
この中でやはり多いのが授乳とおむつ交換。新生児のおむつ交換頻度は1日10~12回ぐらいが平均的と言われ、成長とともに徐々に回数が少なくなってきます。
図のようにスムーズにいくことはまれで、なかなか寝かしつけられなかったり、夜泣きしてしまうことも多々あります。そうするとママさんへの負担は大きくなるばかりで、睡眠不足や思うようにできない状態にストレスを感じてしまいます。
初めて赤ちゃんを迎えたママの話によると、毎日が激動的で楽しい時もつらい時期もあったとのこと。
1日の家事の中で優先すべき項目とそうでない項目をみつけてみましょう。
赤ちゃんの1日のリズムをつかむ
ゲップが上手く出せなかったり、ママがいなくて不安になったりすると泣いてしまうこともあるため、スケジュール通りには行きません。赤ちゃんの1日のリズムをつかみ、そのリズムに合わせていくことがポイントです。
赤ちゃんのリズムが安定してくるのは生後7~8か月ぐらいと言われています。リズムを安定させるためには、ママやパパの生活に慣れさせることが効果的です。
朝は一緒に起きて、陽射しを浴びる。夜は「寝る時間」ということを覚えさせるため、お腹が空いて途中で起きてしまっても、部屋を明るくせず暗いまま授乳を行うようにしてみましょう。
赤ちゃんの成長とともに少しずつ慣れていきますので、焦らず見守るように過ごしていきます。
完璧を目指さず、家事の手抜きをすることも
完璧を目指すことで頑張りすぎてしまい、ママの体調が悪くなってしまっては本末転倒です。赤ちゃんのためにも自分の体調管理はとても重要です。「手抜きでもいいや」と割り切ることで体と心の負担を和らげるようにしてください。
食事も週に何回かは完成しているものにするなど、手抜きの工夫を夫婦で相談して決めましょう。
「赤ちゃん」という時期は、1日中一緒にいられる貴重な時間です。その時間を大切にするために少しぐらい家事がおろそかになるのは仕方ないこと。赤ちゃんが健康に育つことが一番大事なことですね。