赤ちゃんとの秋の散歩の楽しみ方!適した時間帯やお散歩する効果
やっと暑さも和らいできましたね。そんな時期にこそ赤ちゃんと散歩に出かけましょう。ちょっと自宅の周りを一周くらいの距離から始めて、今までゆっくり見たことのなかった場所も観察してみましょう。秋のはじまりも一緒に感じられたらいいですね。少し肌寒くなってくるので防寒の準備の大切さもお伝えします。
秋の散歩に適した時間帯と気をつけること
赤ちゃんの様子をみて暖かい日中に
暑さも和らいできたこの季節は、お散歩にもってこいですね。秋は、日中は温かいですが、午後になると急に寒くなるときがあります。室内との気温差を考えて、その日の天候を見ながら散歩に出る時間を選んでください。
おむつ交換の時間や授乳の時間を避け、赤ちゃんのご機嫌に合わせてあげてください。まずは10分程度の距離をゆっくり歩くとよいでしょう。はじめてのお出かけは暖かい時間帯を選び、余裕を持って出かけましょう。
1週間で考えて無理のない回数で
決して散歩に出ないからといって、赤ちゃんがどうにかなってしまうわけではありませんので、無理のない程度で1週間のうち1、2回くらいから始めていけばよいかと思います。天候が理由で行けないこともありますし、毎日の生活リズムを整えていく方が優先です。
大きくなるにつれ自然と行動範囲も広がります。そして、次第に色々なことを見たり、触ったりして何かを感じたり、さまざまな人とふれあっていきます。ママは肩の力を抜いてゆったりとした気持ちでいてください。
秋は体温調節の小物を忘れずに
赤ちゃんのことばかり気にしていると忘れやすいのが、ママの羽織ものです。ママが肌寒いのを我慢しているとうっかり風邪を引いてしまうこともありますのでお気を付けください。
薄手のブランケットなどもよいでしょう。ベビーカーでお散歩をすることが多ければ、ベビーカーの近くに置いておいて、出かけるときに一緒にさっと持っていけば、忘れることも少ないですね。
レッグウォーマーなどもかわいいものがたくさん売られています。膝の保護にも使われますが、肌寒いときに着けてあげるのもよいですよ。おしゃれもできてお散歩も楽しくなりますね。
秋のお散歩が赤ちゃんに与えるメリット
自然に触れて五感が発達する
それをママが言葉にして伝えていくことで、言語の力も積み重なっていきます。「今日は昨日より暖かいね」「こんなところにどんぐりが落ちてたよ」などと目の前で見せたり伝えたりすることが大切になってきます。
雨が降ったときはお散歩に出ることは難しいですが、窓際で赤ちゃんに雨音を聞かせたり、雨粒を見せたりして「今日は雨だから、お散歩行けなかったね」と伝えても素敵ですよね。
体が鍛えられて免疫力がつく
小さいうちから体温調節がうまくできるような環境を作ることも大切です。家の中だけでは温度が適温なので、体温調節をする機会が減ってしまいます。
家の中の空気とは違い、人は外気によって粘膜が鍛えられて、免疫力がつきます。だんだんとさまざまなバイ菌やウイルスなどから自分の身を守る力を蓄えるようになっていきます。それでも最初のうちは、風邪のシーズンには人が多いところはなるべく避けるようにしましょう。
気分転換やコミュニケーションの機会になる
赤ちゃんもねんねの時期ではありますが、あまり変わらない家の中では刺激が足りなくなってきます。赤ちゃんにも気分転換は必要ですね。ママと一緒に散歩に出かけましょう。
ママと赤ちゃんとのコミュニケーションの場にもなりますので、目に見えたものなどを赤ちゃんに話しかけて時間の共有を大切にしてください。また、知っている人に会ったら挨拶をするものであるなど、日常的なことを伝えるよい機会となります。
月齢ごとのお散歩時間と秋の散歩の楽しみ方
【1~2カ月】まず外の空気に慣れよう
はじめのうちは、外の空気に慣れるのを目的としていきます。秋の外の空気はヒヤっとしていることがありますので部屋着に1枚ブランケットや厚手のタオルを巻いてあげると温度調節ができます。
そして、強い風が吹いていたりすると、赤ちゃんが驚いて泣き出してしまうこともありますので、その日の天候などをチェックしてから出発しましょう。
毎回散歩をするのも大変ですので、庭やベランダなどがあればそこで過ごすのもよいかと思います。