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6歳児の身長について知ろう!背を伸ばすために必要なこと

6歳児の身長について知ろう!背を伸ばすために必要なこと

子どもの成長はとてもはやいものですが、周りの子と比べて「うちの子は小さいかも」と心配になってしまうこともありますね。子どもの平均身長は昔と比べて高くなっていますが、個人差があるのも事実です。6歳児の平均身長と、背を伸ばすために今からできることを調べてみました。

6歳の身長の平均はどれくらい?

6歳の男の子の平均身長

6歳の男の子の平均身長はどれくらいでしょうか。6歳は年長さんから小学校に上がる年齢で、体格もしっかりしてきてもう幼児という感覚ではありませんね。

わずか1年間でも身長がぐんぐん伸びるので、6歳になったばかりの男の子ともうすぐ7歳になる男の子では大きな差があるのもこの年頃ならではの特徴です。まず、6歳0カ月の男の子の平均身長は113.2cmとなっています。

ママの腰よりも背が高くなりましたが、この時期は身長を測るたびに伸びていることもあります。平均身長を見てみると、6歳6カ月になると116.6cm、6歳11カ月では119.0cmとなることからも成長のスピードがうかがえますね。

ただ、これはあくまでも平均値であることを覚えておきましょう。

6歳の女の子の平均身長

幼少期は男の子よりも体格がしっかりしている場合も多い女の子。6歳の女の子は、おしゃべりも大好きで、ママもかわいらしく思ったり手を焼いたりするころですね。

気になる平均身長は6歳0カ月で112.5cm、6歳6カ月で115.7cm、6歳11カ月になると118.2cmとなっています。男の子に比べると平均身長は約1cmほど小さいようですが、やはりこれも個人差があるので男の子よりも大きい女の子がいるのも珍しくないことです。

背が高い分にはあまり心配することはないのですが、あまりにも小さいとママも心配になりますね。ですが、ゆっくり成長する子もいますので、とくに健康状態に問題がない場合は焦らず見守ってあげましょう。

1年間で伸びる身長は約6cm

6歳児の1年間の平均身長を詳しくみてみると、6歳0カ月から6歳11カ月までに男女ともに約6cmも身長が伸びていることに気がつきます。6cmといえば、もしかしたらママが普段はいているハイヒールよりも高さがあるかもしれません。

6歳の子どもは1年間で見る世界が変わるほど身長が伸びていることになりますね。身長が伸びるということは、しっかり成長している証拠ですが、みんなが同じスピードで成長しているわけではありません。

その子なりの成長のスピードがありますので、平均値より少なかったとしても心配する必要はありません。将来の身長と今の成長スピードはあまり関係ないので、これからの成長を見据えて健康的な毎日を送るように心がけましょう。

SDスコアを見て低いか高いか見てみよう

SDスコアってなに?

子どもの身長には個人差があると分かっていても、どうしても周りの子と比べて気になってしまうときは、一度「SDスコア」をチェックしてみましょう。SDとは、平均身長との幅を数値化したもので、平均身長との差がどれだけあるかを表す単位になります。

平均より高い場合は+SD、低い場合は-SDというように表します。注意が必要な低身長のSDスコアは-2SD以下と考えられていますので、それよりも身長が低かった場合は一度かかりつけの小児科医に相談し、必要であれば専門医の診察を受けるようにしてみましょう。

成長ホルモンがうまく分泌されていないなどから低身長になっていることもあるので、一度診察を受けてみると安心できます。

SDスコアから見た低身長

SDスコアから導き出された低身長の目安となる6歳児の身長をチェックしてみましょう。6歳0カ月の男の子の-2SDの身長は103.7cm、女の子は103.4cmとなります。

これ以下である場合は低身長と診断される場合があります。目安の身長ギリギリである場合、受診するかどうか迷いますが、専門家の「大丈夫」という言葉をもらえば気持ちがスッキリすることもありますよ。

万が一問題があった場合は、適切な治療を受けることができるので悩みも軽減されますね。ちなみに、6歳6カ月では男の子106.7cm、女の子106.0cm。

6歳11カ月では男の子は109.0cm、女の子は108.2cmが-2SDとなっています。

SDスコアから見た高身長

極端に身長が低い場合に比べて、身長の高い子どもは「すくすく伸びている」「背が高くてかっこいい」などあまり問題視されませんが、背が高すぎることがごくまれに病気や異常のサインであることもあります。低身長の場合と同じように、高身長もSDスコアで調べることができます。

高身長の判断は+2SD以上とされ、全体の2%の子どもにみられるということです。ほとんどの場合が遺伝や原因不明の突発性高身長が原因で心配無用ですが、やはりあまりにも背が高い、急激に身長が伸びた、という場合は注意が必要なようです。

ホルモン分泌や、染色体異常、遺伝子異常による病気の可能性があるということなので、心配な場合は専門医に相談してください。

子どもの成長期。一番伸びる時期はいつ?

男の子の背が一番伸びる時期

6歳児では1年間に6cmも背が伸びるので驚いたママも多いかもしれませんが、実は男の子が一番背が伸びる時期はこのときではありません。12歳から15歳までに迎える思春期が、もっとも身長の伸びる時期だといわれています。

小学校まではあまり背が高くなかったのに、中学生になって急に身長が伸びた男の子がいるのもうなずけますね。背が高くなることは成長ホルモンの分泌に大きく関わっているので、思春期に突入するとはじめの2年間で急激に背が伸びることがあるようです。

ただ、これにも個人差があるので、いつからが明確な思春期になるのかはわかりません。また、成長期ということだけでなく、規則正しい生活やしっかりと栄養素を補給することも成長を促すためには必要です。

女の子の背が一番伸びる時期

女の子の方が早熟といわれますが、女の子が一番背が伸びる時期は9歳から11歳にかけて。思春期がそれくらいの時期に訪れるということなので、やはり男の子よりもはやく成長していることがわかりますね。

女の子はよく月経がはじまると身長が伸びなくなるなどといわれますが、その代わりに女性ホルモンの分泌が活発になり、身体のラインが変化してきて女性らしい体つきに変わってきます。実際には思春期に入った2年間で身長が伸び、そのあと初潮がやってくるため、身長が伸びなくなったと感じることが多いようです。

思春期がはやく訪れると身長が伸びる時期もはやく終るので、中学生になると男の子に背を抜かされてしまうこともありますね。

身長には個人差や遺伝の関係も

思春期が訪れる時期には個人差があり、思春期が遅い子の方が身長が高くなるともいわれることがあります。いままでクラスで一番小さかった子が、中学校最後の夏休みに誰よりも背が高くなっていたなどということもあり得る話です。

幼いころの身長はあくまでその年齢での身長であり、そのときたくさん背が伸びたからといってそのままのスピードで大人になるまで背が伸び続けるわけではありません。遺伝も大きく関わるので、パパかママの身長が高ければ子どもも同じような身長、またはそれ以上の高さになることも考えられます。

持って生まれた遺伝の力も身長を予想する目安になりますが、成長期に十分な睡眠と栄養補給、運動を心がけることも大事です。
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