1歳児が髪の毛を食べるのはなぜ?考えられる原因や上手な対処法
最近1歳になるわが子が髪の毛をよく口に入れているのが気になり、その原因について検索しているママがいるかもしれません。そこで今回は、髪の毛を食べる1歳児ママの悩みと1歳児が髪の毛を食べる主な理由、食べてしまうときの対処法などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪の毛を食べる1歳児へのママの悩み
眠いとママの髪を舐めたり食べたりする
赤ちゃんの中にはぐずりが酷くなるとママの髪を引っ張って引き抜いてしまい、そのまま食べてしまう子もいます。赤ちゃんが髪の毛を飲み込むと、病気にならないか心配ですし、ママも抱っこの度に髪の毛を引き抜かれるので、抜け毛が心配というケースもあります。
中には髪の毛を一つにまとめたり、短く切ったりしているママもいるようですが、それでも赤ちゃんはなんとかしてママの髪を引っ張ろうとするので、あまり効果がないようです。
髪の毛以外にもなんでも口にする
家の中で静かに遊んでいると思ったら、テーブルの上の紙や鉛筆を口に入れていたり、床に落ちていたホコリをつまんで口に入れていたりということも珍しくありません。
ママは子どもが誤ってなにか飲み込んでしまわないように、常に子どもから目を離さずに注意していなければならないので、精神的に疲れてしまうこともあるでしょう。
気分転換に子どもを公園に連れて行けば、土や砂、石などを口に入れてしまうこともあるので、ママは一瞬たりとも子どもから目を離すことができません。
断乳後に自分以外の髪の毛を食べるように
そのためいざ断乳してみると、添い寝しているママの髪の毛をいじり始めたり、食べるようになったりというケースも多く見られます。まだ髪を触っているだけならよいのですが、引っ張って口に入れられるとママとしては辛いですよね。
「髪の毛引っ張るとママが痛くてえーんしちゃうから、やめてね」と説明しても、まだ1歳の場合理解することも難しいでしょう。おっぱいがなくなった寂しさを埋めるためにママの髪の毛を食べているのですが、できれば早くやめてほしいと願うママも少なくありません。
1歳児が髪の毛を食べる主な理由とは
子どもによく見られる一時的なクセ
子どもには習癖と呼ばれるクセがいくつかあり、代表的なものとしては指をしゃぶる、まばたきを繰り返す、爪を噛む、髪の毛を抜く、歯ぎしりをするなどの行為が挙げられます。習癖は1歳児の約3割に見られる行為なので、心配しないようにしてくださいね。
ほとんどの場合一過性のクセであり、成長とともに興味がほかのものへ向いていくと、自然とクセがなくなることの方が多いです。生理的な行動なので、口で説明して禁止にするより、ほかのことに子どもが興味を持てるように誘導していく方が得策です。
好奇心や確認行為としての行動の一つ
なぜなら乳幼児期は食べられるものと食べられないものの区別をするのが苦手で、まず口に入れて確かめることによって区別をしています。2歳以下の場合、なんでも口に入れることは子どもの好奇心や確認行為からくる正常な行動の一つとしてとらえることができるでしょう。
しかし2歳以降もこういった行動が継続的に見られる場合は、異食症などの可能性もあるので、専門医に相談するようにしましょう。
不安やストレスが関係している場合も
もしくは、「これしちゃだめでしょ」というように子どもを叱ったり干渉したりしすぎて、子どもがストレスを感じていることもあります。ママとパパが子どもの前でよく喧嘩をしてしまうという場合にも、子どもはストレスを感じてしまうので要注意です。
子どもの脳はまだ発達段階にあるので、とてもデリケートです。ちょっとした不安やストレスが、髪を食べるといったクセに繋がることもあるので注意しましょう。