幼児期に体力作りをしよう!役立つ生活習慣や運動能力を伸ばす方法
体力アップのために役立つ生活習慣
バランスのよい食事を摂ろう
幼児期にエネルギー不足になると成長への影響が心配ですし、いくら運動をしても筋力がつきません。とくに、激しい運動をしている場合などは、エネルギー不足になりやすいのでしっかり栄養を摂るようにしましょう。
バランスよく栄養を摂る際は、主食には米や小麦粉製品などのエネルギー源、主菜には肉や魚などのたんぱく質のメイン料理、副菜には野菜中心のおかずなどを目安にしましょう。これらを毎食取り入れることが理想的です。
この通りではなくても、エネルギー源、たんぱく質、野菜をバランスよく摂れるような食事作りを心掛けましょう。
しっかり歩いて基礎体力をつけよう
歩くということは基礎体力アップに欠かせません。また、歩くことで体のバランスや運動能力も鍛えられていくのです。
そして、歩けばお腹が空きます。しっかりと食べて栄養を摂ることができますし、疲れるので質のよい睡眠も取れます。
このように、歩くということは、体力や運動能力はもちろん、子どもの成長にとても大切なことなのです。
現代は、どうしても運動不足になりやすい状況です。ぜひ、積極的に子どもと散歩をしたり公園を散策したりするなどして、歩く機会を作りましょう。
外で遊ぶ習慣をつけよう
外遊びをすると、自然と行動範囲も広がるのでたくさん体を動かします。歩く、走る、跳ねるなど、基本的な体の動きも身につきますよ。
また、遊具で遊んだりすることを通して、体のバランス感覚なども養われます。幼児期に体力をしっかりとつけるためにも、外遊びはとても有効的なのです。
ですから、幼児期にたっぷりと外で遊ぶ習慣をつけましょう。たくさん体を動かしてしっかりと体力をつけていきたいですね。
親子で遊びながら運動能力を伸ばそう
【0〜2歳】少しずつ運動量を増やそう
初めに、子どもを抱っこして横になり、そのままコロコロと左右に揺れてみましょう。首がすわり始めたくらいから楽しめます。子どもの首をしっかり支えるようにしましょう。
子どもは、ママにぎゅっと抱きしめてもらうことが大好きです。寝る前のスキンシップなどにもよいですよ。
ずりばいや、はいはいができるようになると、子どもと目線を合わせて遊んでみましょう。ママが四つんばいになって、その下を子どもがくぐるトンネル遊びができるようになります。
たくさん動けるようになってくると、少し離れてトンネルを作ったり一緒にはいはいしたりして、少しずつ運動量を増やしていきましょう。
【2〜4歳】ルールを取り入れてみよう
まず、ママが膝を立ててが三角座りをします。膝の下を子どもがくぐったり、すねを滑り台のように滑ったりして遊びましょう。
また、風船や空気を入れたビニール袋などを上から落として、子どもがタッチしたりキャッチしたりする遊びも喜びます。「手を叩いてからタッチする」などのルールを取り入れると、どんどん楽しい気持ちになって遊べますよ。
頭、お尻、机など、いわれた場所を素早く触るというようなルールを取り入れると、反射神経を育むことにもつながります。自分の体などからスタートし、遠くのものに変えていけば運動量も増えますよ。
親子で一緒に遊ぶと楽しく運動できそうですね。
【4歳〜】全身を使って思いきり遊ぼう
たとえば、じゃんけんで勝った方がハグをして、負けた方はハグをされないようにしゃがむというような遊びがあります。じゃんけんをして、すぐに判断して動くので瞬発力アップにもつながります。道具も歌も必要ないので、手軽にできることも嬉しいですね。
また、ママが手を出したところにジャンプしてタッチする遊びも盛り上がります。子どもの身長に合わせて、手が届くギリギリのところにママの手を出してみましょう。
子どもはママの手にタッチするために全力でジャンプするでしょう。この遊びは、ジャンプ力やボールを投げる動きにもつながりますよ。
まとめ
その結果、運動不足による体力低下が進んでいるのが現状です。
子どもの体力低下の対策として、バランスのよい食事に摂るように心掛けたり、外遊びや散歩、運動遊びなど楽しめる工夫をしたりすることが大切です。それぞれが意識して、幼児期の体力作りにつながるとよいですね。