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守ってほしい水遊びの約束事!楽しく遊ぶためにママができること

守ってほしい水遊びの約束事!楽しく遊ぶためにママができること

暑い夏場は日中に子どもを連れて公園などに遊びに行けないので、家の庭などで水遊びをする機会もあるでしょう。しかし、水遊びには危険が隠れていることもあるため「水遊びをするときはどんなことに気をつければいいの?」と疑問に思う方もいますよね。安全に水遊びをするための注意点などを見てゆきましょう。

水遊びの前にチェックしておきたいこと

健康状態に不安はないか

子どもは外で遊ぶのが大好きですが、暑い夏は公園などで遊んでいると熱中症の危険があるため、水遊びをすると子どもも喜んでくれますよね。しかし、水遊びは全身が水で濡れてしまうので、始める前に子どもの健康状態をチェックすることが大切でしょう。

家の庭やお風呂、ベランダなど、家庭で水遊びをする場合でも、小さな子どもにとっては体力をかなり使うことになります。水遊びは刺激的な遊びなので、子どもはいつも以上に興奮して遊ぶことが多いですよね。

体調が悪いときに水遊びをすると、子どもの体調が悪化する危険性があります。お腹の調子が悪い、咳や鼻水が続いている、熱がある、元気がないなど、子どもの体調が悪いときは水遊びを控えたほうが安心でしょう。

水遊びに適した天候や水温か

家庭で水遊びをするとき、天候や水温などをあまり気にせずに遊ばせてしまっているママは多いですよね。しかし、水遊びは小さな子どもの体力をすぐに消耗させるので、天候や水温をチェックすることも子どもが安全に遊ぶためには大切ですよ。

水遊びは体を冷やすので、晴れている日におこなうようにしましょう。気温は25℃以上あれば水遊びをしても大丈夫ですが、風が強い日は体が冷えやすいので注意が必要です。

また、天候だけでなく水温もあらかじめ確認しておきましょう。子どもの体を冷やさないためにも、お風呂よりも少しぬるいくらいの温度に調節してくださいね。目安は気温と水温を合わせて50℃と考えれば、水温を何℃にすればよいか分かりやすいですよ。

保育園に通う子は感染症にも注意して

保育園に通っている子どもは、夏場になると保育園でもプールをおこなっているところが多いでしょう。暑い夏にプールに入ると気持ちがよいので「保育園のプール楽しい」と子どもも喜びますよね。

しかし、保育園ではたくさんの子どもが同じプールに入るので、様々な感染症にかかるリスクがあることを知っておきましょう。たとえば、伝染性膿痂疹(とびひ)や染性軟属腫(みずいぼ)、頭虱(あたまじらみ)など、プールの水で感染するわけではありませんが、皮膚同士の接触やバスタオルや浮き輪などを共有することで感染する可能性が高くなります。

どれも感染すると病院に行って治療をしないといけなくなるので、毎日お風呂に入って清潔にするなど、家庭でも気をつけたいですね。

日焼けを防ぐために守ってほしい約束事

重症化しやすい子どもの日焼け

小さな子どものお肌はデリケートなので、夏場に強い紫外線を浴びて日焼けをしすぎるのは危険な行動でもあります。日焼けは強い紫外線によって皮膚がやけどをした状態になることで、小さな子どもは抵抗力が弱いため重症化することもあるので注意が必要ですよ。

強い紫外線に長時間当たっていると、水疱ができたり、皮膚がやけどして赤く腫れ上がったりします。また、体に熱がこもって発熱する、脱水症状を起こすなど、子どもによってはぐったりとして命に危険がおよぶこともあります。

大人は「ちょっとくらい日焼けしても大丈夫」と思ってしまいがちですが、子どもは体が小さく抵抗力が弱いので、しっかり日焼け対策をすることが重要ですよ。

子どもに合った日焼け止めを塗ろう

外で水遊びをするときは、子どもにも日焼け止めクリームを塗り紫外線対策をしたいですよね。しかし、先ほどご紹介したように子どものお肌はデリケートなので、日焼け止めクリームで肌荒れを起こす可能性もあります。

子どもに日焼け止めクリームを塗るときは、ママの使っているものではなく、子ども用のお肌に優しいものを選びましょう。子ども用のものは低刺激なので、赤ちゃんからでも使用できる商品も多いですよ。

水着を着て水遊びをするときは、SPF30前後のPA+++くらいの日焼け止めで大丈夫です。長時間外にいるときはこまめに塗り直すことが大切ですよ。かぶれが心配な方は、子どもの腕の内側に日焼け止めを塗って2日間くらい様子を見てみましょう。

ラッシュガードや帽子も上手に取り入れよう

水着だとお肌の露出している部分が多いので、紫外線に直接当たる面積が広くなってしまいますよね。ラッシュガードを着用すると紫外線からお肌を守れる部分が増えるので、夏場の紫外線対策にはおすすめですよ。

近年は地球温暖化の影響で紫外線がかなり強くなっているため、小さな子ども用のラッシュガードもたくさん売られていますよね。ジッパーつきの羽織タイプのものだと小さな子どもにも着せやすいので、水遊びのときは活用してみましょう。

また、頭を守るために帽子を着用することも大切です。水に濡れても安心の吸水性や速乾性の高い帽子も売られているので、紫外線対策のために購入するのもよいですよ。水だけでなく、汗をしっかり吸収してくれるのも嬉しいですね。

熱中症を防ぐために約束してほしいこと

子どもの熱中症を甘く見ない

近年は夏場になると厳しい気温が続くため、熱中症で病院に搬送される方もたくさんいますよね。子どもは体が小さいため熱がこもりやすく、体温調節の機能も未熟なため、熱中症になると重症化して命を落とす危険性があります。

「このくらいは大丈夫」「子どもなんだから外で遊ばないと」などと甘く見るのではなく、子どもの安全を確保することを優先しましょう。小さな子どもは自分で体調が悪いことを伝えたり、水分を取ったりするのが難しいですよね。

子どもの命を守るためにも、ママが子どもの様子をしっかり確認しましょう。こまめに水分を与える、体調が悪いときは涼しい部屋で休ませるなど、様子を見ながら熱中症対策を万全にすることが重要です。
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