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夜中にだけ起こる乳児のあれこれ。適切な対処と受診のタイミング!

夜中にだけ起こる乳児のあれこれ。適切な対処と受診のタイミング!

乳児の頃は、ママも慣れないお世話に毎日大変ですよね。夜中に限って寝てくれなかったり、発熱や鼻づまりがあったりと心配な症状がみられ、悩んでいるママも多いのではないでしょうか。今回は、そんな乳児の夜中に起こるあれこれについて詳しくご紹介していきます。

乳児期の夜中の覚醒はお昼寝不足が原因かも

月齢別お昼寝時間の調節方法

お昼寝時間には個人差もあるため、調節するのが難しいですが、生活リズムを子ども任せにすると理想の睡眠時間にならないことも。ある程度調節して、夜にぐっすり眠る習慣をつけましょう。

始めるのは3~4カ月頃から。体が時間を感じ始める時期なので、昼夜の区別をつけることから始めましょう。朝昼夕に1~3時間ずつお昼寝時間を作ります。

5~6カ月頃になると、午前1時間、午後2~3時間のお昼寝へ。午前中や夕方にお散歩などをして適度に刺激を受けると昼夜の区別がよりつきやすくなり、夜にぐっすり眠れるようになります。

7カ月~1歳頃になると、日中の動きが活発になってきます。お昼寝は2~3時間程、16時頃までにしましょう。日中にたくさん遊ぶと効果的です。

睡眠環境や入眠儀式を作ってみる

乳児の睡眠は、質にも気をつけると、リラックスできリズムが整いやすくなります。まずは、赤ちゃんがリラックスできる環境を整えましょう。湿度は50~60%、室温は、夏場は26~28℃、冬場は23~25℃程度がよいですよ。エアコンの風や日差しが直接当たらないよう気をつけてくださいね。

また、空腹やおむつが濡れているなど、何か不快感があった場合も眠気が覚めてしまうことがあるので注意が必要です。

入眠しやすい静かな音楽を流したり、お気に入りのおもちゃを渡したり、背中をトントンしたり、絵本を読み聞かせたりすることを習慣化するのもよいでしょう。このように、それぞれの赤ちゃんに合った入眠儀式を取り入れることも、生活リズムを整える手助けになります。

寝たり起きたりするのは眠りが浅いから

人の睡眠は一定ではなく、浅い眠りと深い眠りを何度も繰り返しています。その中でもまだ発達過程にある赤ちゃんの睡眠は、浅い眠りのときはもちろん、それ以外のときでも大人より目を覚ましやすい状態になっているのです。つまり、”浅い眠り”がずっと続いた状態になっているということですね。

そのため、赤ちゃんは夜中に頻繁に動いたりぐずったりすることが多いです。ママは心配で、赤ちゃんが少しでもぐずるとすぐに授乳やおむつの対応をしてしまいがちですが、まだ完全には起きていないことも。

完全に覚醒してしまうと再度寝かしつけるのは大変なので、激しく泣いていないようなら数分様子をみてみましょう。案外そのまま眠ってくれることもありますよ。

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夜中に限って暴れたり、吐いたりすることも

ガスやゲップがうまく出せずに苦しいなども

さっきまですやすやと眠っていたのに、急に暴れたりうなったりしてびっくりしたというママもいるかもしれません。病気かなと心配になるママもいるでしょう。

ですが、病気ではなく、お腹にガスが溜まっていたり、ゲップがうまく出せなかったりすることが原因で、赤ちゃんが突然苦しそうにすることがあるのです。しかも、夜中は授乳後そのまま睡眠に入ることも多いため、このような症状が出やすいといえるでしょう。赤ちゃんにはよくあることなので、安心してくださいね。

対処法としては、ゲップが出やすいように背中をさすってあげたり、便通をよくするために水分摂取量を多めにしたりするとよいでしょう。お腹のマッサージも効果的です。

おっぱいのあげ過ぎもお腹が苦しい原因に

赤ちゃんが泣くのは、お腹がすいているからだと思ってたくさん授乳をしていたら、実は、逆に飲みすぎが原因で泣いていたということも…。赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん飲んでくれるのは、ママにとっては嬉しいことですが、与えすぎには注意が必要です。

夜中に泣いたりうなったりする以外にも、お腹が張る、1日に50g以上の体重増加、呼吸が荒い、体を反ったり刺激に敏感になるという症状がみられることも…。

これは病気ではないので、授乳の間隔をあけることで改善します。飲ませすぎの場合は、白湯で代用したり、抱っこであやしたりして気分転換するとよいでしょう。赤ちゃんが楽な姿勢になるように、縦抱きをするのもよいですよ。

よく吐き戻すときは病気の可能性も

よく吐き戻すことがあっても体重増加が順調なら問題はありませんが、健診のときなどに医師に相談しておくとママも安心です。

嘔吐のときは脱水症状が気になるので、すぐに水分を与えたいところですが、かえって嘔吐を誘発してしまうこともあります。しばらく様子をみて少しずつ与えるようにしましょう。顔を横に向けて寝かせ、嘔吐物で窒息しないように注意が必要です。

ただし、噴水のようにいきおいよく吐いたり、体重があまり増えていない場合は、幽門狭窄症という病気が疑われます。手術が必要になることもある病気なので、早めに小児科を受診しましょう。また、短時間に嘔吐を繰り返すときや、熱や下痢などの症状があるときも同様に急いで病院に行くようにしてください。

熱のあるなしで咳や鼻づまりの対応も違う

急な発熱!すぐに薬はNGなことも

発熱は、ウイルスや細菌などに感染することで起こります。特に乳児は感染の経験がほとんどなく、免疫力が低いので、熱を高く上げることで免疫力を高めようとしているのです。そのため、熱があっても機嫌がよく元気もある場合などは、必ずしもすぐに薬で熱を下げようとする必要はありません。

とはいえ、発熱が続くと体力の消耗が激しく、食欲も低下してしまいます。その場合は、解熱剤などを利用して熱を下げ、一時的に回復している間に何か少しでも口にするとよいでしょう。

ただし、発熱のほかに嘔吐やけいれん、意識がぼんやりしていたり、あまり動かなくなったりする症状がみられるときは危険な場合もあるので急いで病院を受診しましょう。
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