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赤ちゃんの寝かしつけはいつから?寝ないときのコツや対処方法を紹介

赤ちゃんの寝かしつけはいつから?寝ないときのコツや対処方法を紹介

1日のなかでも眠る時間の多い赤ちゃんですが、なぜか夜中になると寝てくれないこともありますね。ママはしっかり睡眠をとりたいので寝かしつけに奮闘しますが、それでも赤ちゃんが寝ないときにはどうしたらよいのでしょうか。赤ちゃんの寝かしつけをはじめる時期や寝ないときの対処法についてまとめました。

目次

赤ちゃんの寝かしつけはいつからするの?

寝かしつけで生活リズムを整えよう

赤ちゃんは生まれる前、ママのお腹の中で昼も夜も関係なく短い睡眠を繰り返して過ごしています。そのため、生まれた直後も生活リズムというものはなく、1日を通して寝たり起きたりを繰り返します。

しかし、だからといっていつまでも赤ちゃんのペースで過ごしていては正しい生活リズムはなかなか身につきません。朝目覚めて、夜は眠るという当たり前のことも、ママが協力して少しずつ整えるよう意識しましょう。

そのための一つの方法として「寝かしつけ」があります。何時間かまとめて眠ることができるようになった赤ちゃんなら、そろそろ寝かしつけをはじめる時期です。

赤ちゃんが少しでも夜にまとめて眠れるようになると、ママも少しほっとできますね。

生後3カ月頃から徐々にはじめてみよう

具体的にいつから寝かしつけをはじめなければいけないというルールはありませんが、少なくとも新生児の間は昼夜関係なくママもお世話が必要な時期なので寝かしつけはうまくいきません。生後3カ月くらいになると、少しまとまった睡眠がとれるようになる赤ちゃんも増えますので、この時期を目安に徐々に寝かしつけをはじめてもよいでしょう。

ただし、寝かしつけといってもまだまだ夜中の授乳が必要なので、朝までぐっすり眠ることを目標にしなくても大丈夫です。夜はなるべく明かりを落として授乳やお世話をし、日中はお散歩などの活動をして過ごすなど、メリハリのある日常を心がけることも大切です。

寝かしつけは夜だけでなく、日中の過ごし方からはじまっていると考えましょう。

個人差があるので焦らずに寝かしつけよう

生後2カ月から長時間眠ってくれる赤ちゃんもいれば、生後3カ月を過ぎても2、3時間おきに目を覚ます赤ちゃんもいます。これには個人差があることなので、みんなが一斉に生活リズムを身につけるわけではないことを覚えておきましょう。

せっかく寝かしつけに成功してもすぐに起きてしまったり、朝起こそうと思っても起きてくれなかったりと、赤ちゃんはママの思ったようには行動してくれないものです。そこで焦ってしまうとママだけが疲れてしまう原因にもなります。

今一生懸命にならなくても、いつかはぐっすり眠るようになるので焦る必要はありません。毎日の寝かしつけを親子のスキンシップと考え、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。

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「3~4カ月」と回答したママの体験談

  • 抱っこをして、優しくトントンとしたり、軽く揺らしたりすると、寝てくれました。 どうしても眠らない時は、無理に眠らせようとせず、おもちゃで遊ばせていました。
  • 寝かしつけても結局何回も起きてしまうので難しかったのですが、決まった時間に布団に入れて電気を豆電球にして「おやすみ〜」と声掛けをする習慣だけはつけました。 はじめはきょとんとしていますが、すぐに泣きだしてしまうので結局ひたすら抱っこで寝かしつけました。自分の大好きな曲に合わせてトントンしながらひたすら耐えるといつの間にか寝てくれました。

「5~6カ月」と回答したママの体験談

  • 5ヵ月くらいから決まった時間に寝室に連れて行き、部屋を暗くして寝かせる習慣をつけるようにしていました。お気に入りの毛布を持たせるとよく寝てくれていました。
  • 今は隣で寝たふりをして諦めて寝るのを待っていますが、どれだけ時間がかかっても放置しています。イライラすると伝わって余計に寝ないので。

「1歳以降」と回答したママの体験談

  • 授乳をしている間はこれといって寝かしつけの方法を考えたことはありませんでしたが、一歳を過ぎて断乳してからはなるべく昼寝をさせず、夜は早めにお風呂に入って、寝る前に絵本を読む習慣を付けました。それでも寝つかず遊び出す時には鬼さんやおばけが来るよと布団で横になることを促してひたすら眠くなるのを待ちます。
  • 音楽を流して眠い状況を作るようにしています。精神的に落ち着くようにして眠くなるように誘導するようにしています。

■編集部コメント

半数のママが3〜4カ月ごろから寝かしつけを始めていたという結果となりました。
寝かしつけといっても、3〜4カ月はまだまだ何度も起きてしまう時期。トントンしたり抱っこしたりとゆるく寝かしつけをしているママが多いようでした。

ママが穏やかにいられることが一番なので、赤ちゃんが寝てくれたらラッキーという位の気持ちで寝かしつけをしてみてくださいね。

続いてのコーナーでは、寝かしつける時間について紹介します。

赤ちゃんを寝かせるのは何時がいいの?

21時を目安に寝かしつけをする

寝る子は育つといわれるように、しっかりと睡眠をとることは子どもの成長に欠かせません。その理由は、身体を育てる成長ホルモンが眠っている間に多く分泌されるからです。

さらに、この成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのが22時から深夜2時までの間で、肌のターンオーバーなどにも関わるため「美のゴールデンタイム」とも呼ばれています。赤ちゃんを寝かしつけするならば、このゴールデンタイムに合わせて21時を目安にすると健やかな成長も期待できるというわけです。

この時間に赤ちゃんと一緒にママが眠ることで、ママの美しさもキープできれば一石二鳥です。ママも疲れがたまっているときは、一緒に眠る気持ちで寝かしつけをするとうまくいくことがありますよ。

赤ちゃんの睡眠時間を知ろう

赤ちゃんの睡眠時間は新生児期では15時間から18時間ほどで、約2時間おきに授乳やおむつ替えが必要なのでママがもっとも体力を消耗してしまう時期です。生後3カ月頃になると14時間から15時間、6カ月頃には12時間から14時間になり、まだまだ1日の大半は寝て過ごすことが分かります。

月齢が上がるごとに徐々にまとめて眠ることが多くなり、夜に寝かしつけをしたら朝まで目が覚めなかったということも増えてきます。ですが、生後7カ月から1歳になると今度は夜泣きや寝ぐずりといった新たに睡眠を妨げる問題がでてくることも。

1歳前後になっても2、3時間おきに目が覚める場合は、体調や眠る環境に問題があるかもしれませんので注意深く原因を探りましょう。

夜更かしは寝かしつけをしてなおそう

21時までに寝るのが望ましい赤ちゃんですが、生後6カ月を過ぎても夜遅くまで眠れないような場合は寝かしつけをして早寝にする必要があるかもしれません。これからどんどん体力がついてくると、日中の過ごし方次第ではさらに夜更かしが定着してしまう恐れもあります。

ハイハイや立つ、歩くなどができるようになると、遊びに夢中になって寝るタイミングを逃してしまうことがあります。日中の身体を使った遊びが不十分で、体力が余って眠れないのかもしれません。

また、お昼寝が長すぎると、夜に目が冴えてしまう原因になります。寝かしつけを成功させるためには1日のスケジュールを見直し、規則正しくメリハリのある毎日を過ごすことが大事です。

赤ちゃんを寝かしつけるときのコツ

赤ちゃんが眠れる部屋作りをする

赤ちゃんが眠るときの環境はどのようにつくっているでしょうか。21時はまだパパやママが寝るには早い時間かもしれませんが、テレビの音が大きすぎたり、照明が煌々と灯っていたりする部屋では誰でも寝にくいものです。

ママがスマホ片手に赤ちゃんの寝かしつけをしているなら、ちょっと我慢して赤ちゃんと向き合うようにしてみてください。赤ちゃんが寝る部屋は、明かりを落として、静かな環境になるようパパにも協力してもらいましょう。

また、大人よりも暑がりな赤ちゃんは室温や着ている服によっても寝やすい、寝にくいが変わってきます。たくさん着こませすぎると暑すぎて眠れませんし、赤ちゃんは下半身が冷えると寝付きにくいそうです。

寝る前の入眠儀式をしてから寝かしつける

「決まった手順」などという意味を持つ「ルーティン」には、ものごとを順序立ててすることで次の行動にスムーズに移行できるというメリットがあります。赤ちゃんの寝かしつけにも同じようにルーティンを作ることで、赤ちゃんに眠る時間だと無意識に感じてもらうことができます。

例えば、眠る前にベビーマッサージをする、決まった音楽をかける(眠れそうな穏やかな曲がおすすめです)、絵本を読み聞かせするなどが入眠儀式としておすすめです。

赤ちゃんが寝る、寝ないにかかわらず寝かしつけをしたい時間に必ず行うようにすると、だんだんと入眠儀式をするだけで赤ちゃんは眠たくなってきます。最初はうまくいかないかもしれませんが、あきらめずに続けることが肝心です。

赤ちゃんが寝なくてもママはイライラしない

赤ちゃんを寝かせようとすればするほど、赤ちゃんの目がぱっちり。なかなか寝てくれないということがあります。

赤ちゃんには、ママの細かな気持ちの変化を敏感に察知できるのではと思わせるところがあります。ママが焦れば焦るほど、赤ちゃんにその気持ちが伝わって寝られなくなってしまうのかもしれませんね。

寝かしつけは毎日のことなので、ママがイライラしてしまうとどんどんストレスがたまってしまいます。寝かしつけの後にやらなければいけない家事ややりたいことがあると、イライラが発生しやすくなりますので、なるべく家事は寝かしつけの前に。

むしろ「やらなくても大丈夫」という気持ちでいることも、穏やかな気持ちでいるためには大事です。

寝かしつけに赤ちゃんと読みたい絵本

寝る前の絵本は親子のスキンシップになる

絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの入眠儀式としては定番ですね。まだ言葉を理解していない赤ちゃんであっても行う価値のあるものです。

ママの優しい声を聞くだけで、赤ちゃんは幸せな気持ちになり安心することができます。赤ちゃん時代から乳児期、幼児期まで、読む絵本を変えることで継続することができ、だんだんと自分で読めるようになったり、絵本の感想をママに教えてくれるようになったりと、子どもの成長過程を実感することもできますね。

子どもも、ママが絵本を読んでくれる時間が待ち遠しくなり、本に慣れ親しむための第一歩として最適です。眠る前のひとときにママと赤ちゃんが寄り添って1冊の本を読めば、親子のスキンシップとしても素晴らしい効果があるでしょう。

赤ちゃんは絵本から学ぶことがたくさんある

絵本の読み聞かせは、親子の絆を深めるだけでなく、赤ちゃんの脳や心にも大きな影響を与えます。言語能力の発達や情緒の安定、想像力が豊かになるなど、絵本の読み聞かせが将来の大きな財産になるとしたらママのやる気もアップしそうですね。

次々と新しい絵本を読みたがる子もいれば、いつも同じ絵本をせがむ子もいます。絵本の楽しみ方にも個性があり、ママが子どもの性格や好みを知るきっかけになることも。

本を読むことは学習するうえで大事な要素ですが、絵本は本を好きになるきっかけとして大きな役割を持っています。毎日の寝かしつけでママやパパが読んでくれるさまざまなストーリーに胸躍らせ、自然と自ら本を手に取るようになればママも嬉しいですね。

寝かしつけにおすすめの絵本

月齢別に寝かしつけにおすすめの絵本をご紹介します。

まずは初めての読み聞かせに「おつきさまこんばんは」。夜のお月様に「こんばんは!」と挨拶したくなるかわいらしい絵本です。

1歳になったら「ねないこだれだ」はいかがでしょうか。シンプルな絵柄で誰もが一度は見たことがあり、怖いけど面白い寝かしつけに最適の定番絵本です。

2歳におすすめなのが「おやすみ、ぼく」です。1日の終わりに自分の身体に「おやすみ」と語りかけるオランウータン。優しい気持ちを育む1冊です。

3歳になったら、よりストーリー性のある物語にも挑戦しましょう。「よるくま」はママを探しに来た小さなくまと男の子のストーリーで、ママもほろっとさせられます。
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