寝ぐずりで暴れる赤ちゃんの悩み!泣き叫ぶ理由や上手に対処するコツ
赤ちゃんの様子から寝ぐずりの原因を考える
部屋の温度が赤ちゃんに合っていない
ただ、着ている服や使っている布団などによっても赤ちゃんの体感温度は変わってきますので、赤ちゃんの様子をよく見て、夏の場合は「汗をかいていないか」「エアコンで体が冷えていないか」などを確認しましょう。
冬の場合は、足や手が布団からはみ出していないか、厚着をさせすぎていないかなどを確認し、エアコンやヒーターなどの温度設定を調整するとよいでしょう。
エアコンや扇風機を使う場合は、風が赤ちゃんの体に直接当たらないように工夫してくださいね。
鼻詰まりで息苦しくなっている
赤ちゃんは鼻の穴が小さいので、ちょっとした鼻くそができるだけでも息苦しくなるぐらい鼻が詰まることがあります。特に、空気が乾燥している冬は鼻づまりになりやすいです。
風邪でもないのに赤ちゃんが寝苦しそうにしていたり、口を開けて息をしていたりするようなら、鼻の中をチェックしてみてください。
もし、鼻が詰まっていたら赤ちゃん用のめん棒で優しく取り除きましょう。また、粘膜が潤っているお風呂上がりに一度鼻水を取り、寝るときには加湿器を使って乾燥しにくいように調節するとよいですよ。
体調不良の前触れである可能性も
例えば、いつものようにぐずっていると「いつものことだからそのうち泣き止むだろう」「今日の夜泣きはしつこいな」と思ってしまいがちですよね。しかしそれは、赤ちゃんがママに体調不良を伝えるためのサインかもしれません。「夜泣きが長いと思ったら、翌朝熱が高くなっていた」というママの話もあります。
赤ちゃんは言葉で伝えられないので、もしものことを考えていつでもしっかりと様子を見てみましょう。「いつもと少し泣き声が違うような気がする」「顔色が悪そう」などの変化に早めに気づくことができるかもしれませんね。
寝ぐずりで暴れるときの上手な対処法三つ
生活リズムを整え、日中の活動量を増やす
例えば、7:00に起きればだいたい21:00ごろからメラトニンが分泌されます。早寝早起きの生活リズムを整えれば、ホルモンの分泌の面からも眠りやすくなるのです。
たくさん体を動かして心地よい程度に疲れるのも寝つきをよくする秘訣です。疲れ過ぎには注意が必要ですが、昼間はなるべく外や児童館などで体を動かすような遊びを心がけましょう。
日中に太陽の光を浴びるのもメラトニンを分泌させるといわれています。天気のよい日の散歩も赤ちゃんの眠りにとってよい刺激になりますよ。
授乳以外の寝かしつけ方法を試してみる
・絵本を読む
・眠りに誘うようなリラックスできる音楽をかける
・子守歌を歌う
・おでこや眉間を優しくゆっくり撫でる
このほかにも「抱っこでゆらゆら」を抱っこ紐で行うだけでもママの負担が軽く、赤ちゃんは抱っこで全体を包まれる安心感で眠りやすい場合がありますよ。無理して寝かしつけをせず、真っ暗な部屋で赤ちゃんの遊ぶ様子を見守っていたら寝たという声もあります。
低月齢のうちは胎内音を聞くと寝る子も多く、赤ちゃんが寝やすい音楽もYouTubeなどにあります。ママがやりやすい方法を試してみてくださいね。
抱っこでの寝かしつけは姿勢を変えてみる
赤ちゃんが心地よいといわれる抱っこの方法をご紹介します。
1.向かい合って赤ちゃんの足をカエルのようにМ字に開く。
2.背中からお腹にかけては伸ばし過ぎず、緩やかなCカーブをキープする。
3.抱っこの高さは赤ちゃんのおでこにママがキスできる位置にする。
この方法は縦抱きですが、首がすわらない時期は首がぐらつかないようにしっかりと支え、長時間縦抱っこするのは避けた方がよいです。横抱きが好きな赤ちゃんはこの方法にこだわらず、横抱きで寝かしつけた方が眠りやすいかもしれませんね。
まとめ
そのため、ときにはママは見当違いな寝かしつけをする場合もあるでしょう。しかし、なるべく赤ちゃんの気持ちを想像し、落ち着いて寝かしつけができるとよいですね。
ママは赤ちゃんに翻弄される毎日で疲れます。住環境にもよりますが、寝ぐずりで暴れて大変なときは頑張って寝かしつけせず、見守ったり寝たふりしたりするのも一つの方法ですよ。