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抱っこはいつまで?そのメリットと離乳食時や抱っこ紐をやめる目安

抱っこはいつまで?そのメリットと離乳食時や抱っこ紐をやめる目安

抱っこ紐のやめどきの年齢は2歳まで

お出かけに便利な抱っこ紐ですが「抱っこ紐は赤ちゃんを抱っこするもの」というイメージが強いのもあり、1歳半から2歳で使わなくなるママが多いようです。

赤ちゃんにとっては、ママに抱っこされて安心ですし、楽ちんですし、抱っこ紐を好きな子もいます。いつまでも抱っこ紐でお出かけしたいという子どももいるでしょう。でも、おしゃぶりなどと同じく、いつかは卒業しなくてはいけないものですよね。

子どもによって差はありますが、抱っこ紐は2歳くらいまでの卒業が目安です。たくさん歩くお出かけならバギーを使えばよいですし、子どもが自分で歩くことを基本にしたお出かけに移行していく時期です。疲れたらバギーに乗せる、歩きたいときは歩かせるようにしましょう。

抱っこ紐は13キロ過ぎたらやめよう

抱っこ紐を卒業する理由に、ママの体力の限界もあります。2歳くらいになると子どもはかなり重くなっています。お出かけ中にずっと抱っこし続けるのは、とてもきついですね。13キロを超えたら、ママの体のためにも、抱っこ紐をやめるようにしましょう。

抱っこ紐の説明書には、48カ月まで使えると書かれているものもありますが、実際、4歳まで抱っこされてお出かけしている子はあまりいませんよね。もう自分で十分歩けますし、パパでさえ、重くてずっと抱っこし続けることはできません。

抱っこ紐を使って抱っこしなくても、ときどき抱きかかえたり、肩車したり、手を引いたりするだけで、子どもにとってよい気分転換になります。頑張って歩き出してくれるでしょう!

抱っこに変わるスキンシップで絆を深める

抱きしめて愛情を伝える

抱っこはママが子どもを持ちあげて移動することなどが目的ですが、抱っこのメリットは身体の移動ではなく心の方ですよね。抱っこをせがむ子どもはただ歩きたくないのではなく、ママに甘えて守られていると感じたいのです。

そろそろ抱っこを卒業したいというママの理由には、子どもが持ち上げるには重くなってきたというのもあるのではないでしょうか。しかし、赤ちゃんのころから続いてきた優秀なスキンシップの方法をここでストップしてしまうのはもったいないことです。

抱っこを卒業するなら、子どもを抱きしめることをもっと意識的にしてみましょう。持ち上げなくても、その場で抱きしめて愛情を伝えると抱っこと同等、それ以上の絆が育まれます。

読み聞かせで想像力も鍛える

子どもの想像力を育み、情緒が豊かになるといわれているのが読み聞かせです。読み聞かせは肌の触れ合いだけでは得られない知識の向上や知能の発達、感情表現や語彙力のアップなどの効果を子どもにもたらします。

抱っこをしなくても、ママの優しい声とぬくもりを寝る前の読み聞かせで感じることができます。抱っこして欲しいといわれたら、一緒に寝ころんで絵本を読もうと誘ってみましょう。

絵本を子どもに読み聞かせるには、ママにも時間と心の余裕が必要です。しかし、読み聞かせは抱っこと違ってタイムリミットがありません。子どもが自分で本を読むよりも、ママに読み聞かせてもらった方が本の内容に集中できて想像力が鍛えられるそうですよ。

手をつないで散歩をしよう

私たちの体の中で特に器用に発達したのが手ではないでしょうか。手から感じるぬくもりや愛しさがあり、まず最初に好きな人に触れるのが手なのかもしれません。

反対に、好きでもない人とは手をつなぎたいなどと夢にも思わないはずです。手をつなぐことは愛情エネルギーの交換だそうです。「愛している」という感情を手と手をつないで言葉なくして伝えあっているのです。

抱っこよりも接地面は少ないですが、手をつないで歩くことはお互い愛情を持っている証拠になります。ママからの愛情をたっぷり感じた子どもは、やがて手を放し自分の世界に旅立っていきます。

抱っこ同様、いつか終わりが来るのです。今のうちにたっぷり子どもと手をつないで、たくさんの経験を一緒にしていきましょう。

まとめ

子どもはママに何かを伝えたくて抱っこをせがみます。助けてほしかったり、逆に、とても嬉しいときにもママのところに来て、ギュッとしがみついたりしますよね。子どもからの「抱っこ」は、いつも何か意味があるのです。

抱っこやスキンシップは、親子の大事な愛情表現の一つです。子どものころから親の愛を感じている子は、きっと、成長して思春期を迎え、親子の関係がより複雑になってきても、うまく乗り切ることができるのではないでしょうか。抱っこでいっぱい愛を伝えたいですね!
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