産後のママは授乳で睡眠不足?ポイントをおさえて身体を休めよう
産後のママは大変ですよね。自分の身体もまだ元に戻っていないうちから、赤ちゃんのお世話が始まります。特に授乳は誰も代わりがいません。朝晩関係なくお腹が空くと泣く赤ちゃんに対応するので、睡眠不足が続きますよね。そんな産後のママに、ほかのママたちの状況や身体を休めるポイントなどをご紹介します。
ママたちの授乳中の睡眠時間の実情
1日トータルの平均睡眠時間は4~8時間
授乳は、ママも赤ちゃんも慣れるまではお互いに大変ですよね。上手に吸えないとお腹がすぐ空いてしまうので、時間があまり経ってないのに泣き出して、また授乳しての繰り返しです。
授乳中のママは、一体どれくらい眠れているのでしょうか?先輩ママたちの平均睡眠時間は、4~8時間といわれていますよ。連続でではなく、昼間に寝た時間と合わせての方や、4時間以下の方もいるようです。
夜にまとまった睡眠が取れないママが多い
上手に授乳できるようになると、次の授乳まで3時間前後空けられるようになるのですが、それまでは赤ちゃんもなかなか寝ることができません。お腹が空いて泣き始めると時間を空けずに対応に追われるので、まとまった睡眠を取るのが難しいかもしれません。
しかし、赤ちゃんが成長してくると、少しずつ生活リズムができてきます。昼間は起きている時間が、夜は寝ている時間が長くなってきますので、安心してくださいね。
産後のママはショートスリーパー
実際に、私たち人間は、どの程度睡眠を確保できればよいのでしょうか?大体7時間が平均とされていますが、あとは個人差が大きいようです。7時間寝られなくても元気な方もいますよね。
産後のママは睡眠時間の長時間確保は難しいですが、長時間寝ないと身体によくないとか、絶対にダメということはありません。睡眠時間に縛られず、ショートスリーパーでも「今日は3時間寝られた」「眠たいと思ったときに寝られた!」という風に考えられるとよいかもしれませんね。
授乳中のママをとりまく睡眠不足の問題
睡眠の質が変わる産後の睡眠不足とは
妊娠中に、たくさん眠く感じたり何度も目が覚めたりすることがありますよね。このように深い眠りを短時間に何度も取るように、妊娠中から変化しています。そして、産後はその間隔がさらに細かく変化しますよ。
この変化のおかげで、赤ちゃんが何時間おきに泣いても対応できるようになっているのですね。
産後の生活を振り返って睡眠不足チェックを
「赤ちゃんが寝ている時間に休めない」ことがありますか?赤ちゃんが寝ている間に、家事などのやるべきことをこなしたいママは多いですが、産後の身体の調子を考えたり家族と相談したりしながら、徐々に動き出せるとよいですね。
ほかにも、眠りたいのに寝つけない、寝てもすぐに目が覚めるという方は、睡眠不足になっている可能性が高いので、ストレス発散しましょう。
睡眠不足のママが気をつけたいこと
睡眠不足のママが気をつけたいのは、母乳の出です。母乳は、ママが口に入れるものによって詰まりやすくなるだけでなく、逆に出やすくなるなど、ママの身体の影響を受けます。食べることも大切ですが、睡眠によって母乳が作られるので質のよい睡眠を取りたいですね。
また、睡眠不足だと身体や心の疲れが取れない状態が続きます。そのため、風邪を引きやすい、常にふらふらして歩けない、頭痛がするなど、体調が悪くなるときがあるでしょう。ストレスや産後うつなど、精神的ダメージにも注意が必要です。