子どもが楽しめる遠足にしよう!喜ぶお弁当や確認しておきたいこと
子どもたちの楽しみでもある遠足にはお弁当がつきもの。楽しい遠足をもっと楽しく過ごせるように「お弁当も可愛く明るく仕上げてあげたい!」と思うママも多いのでは?キャラ弁のヒントや時短しながら可愛いお弁当を作るコツ、子どもが喜ぶお弁当に仕上げるアイデアをご紹介します。
遠足の日は頑張ってキャラ弁にチャレンジ
キャラ弁をうまく作るコツやよく使う材料
まず、使用頻度が高いのが、「海苔」です。ハサミや工作用のカッターでさまざまな形に切りとり目や髪、模様などに使用します。続いて使用頻度が高いのが「卵」。薄焼き卵にしたり、卵白にケチャップや卵黄を少しくわえて焼けば、キャラクターのパーツを再現できます。「スライスチーズ」は白を使いたいときに便利です。
キャラ弁をうまく作るコツは、バランス。見本にするキャラクターの絵にクッキングペーパーを重ねて写します。パーツを置いたらクッキングペーパーを重ねてパーツの配置を確認し、微調整するとバランスが取れて仕上りがきれいになります。
最高に可愛いキャラ弁のレシピ
女の子に人気のあるハローキティのキャラ弁は、おにぎり型が市販されているので簡単に作ることができます。おにぎり型でキティちゃんの顔を作ったら、カニカマを切り取ってリボン部分にのせ、目と髭は海苔をカットしてのせます。鼻はコーンか薄焼き卵を切り取ってのせれば完成です。
男の子にも人気のあるディズニーツムツムも比較的簡単に作ることができますよ。丸く作ったおにぎりに海苔を巻いて、スライスチーズか卵白の薄焼きで顔をのせます。海苔で目と鼻を作り、耳用に小さなおにぎりを二つ作り海苔を巻いて並べればOKです。
遠足の日は特に食中毒に注意しよう
普通のお弁当に比べ、キャラ弁は食中毒が発生しやすいといわれているのをご存知ですか?キャラクターのパーツを作るために何度も食材に触れるので、人の手に付着している食中毒の原因菌が繁殖しやすいのです。
また、温かいおにぎりに冷えたスライスチーズを重ねることもありますが、温かい食材と冷たい食材を重ねることで結露が起こり、菌が繁殖しやすくなります。彩りに敷いたレタスも水分が残っていると菌が繁殖しやすくなります。
食材の温度差によってできる水分、食材に付着した水分に注意してキャラ弁作りをしましょう。
短時間で!子どもが喜ぶお弁当のアイデア
不器用ママも安心!ピックや抜き型を使う
キャラ弁は有名なキャラクターを作りあげるのではなく、可愛いキャラクターがいればOKですよ。海苔を切って目にしたり、卵白に色をつけたりするのも大変ときには、市販のピックや型抜きを利用してみましょう。
ピックにはいろいろな種類があって、食材に指すだけでOKの目玉ピックやお花のピック、動物やキャラクターのピックもあります。型抜きもキャラクターや、音符やひらがな、アルファベットなどの種類があり、ハムやチーズなどを可愛くかたどることができます。
こうしたグッズを使って、お弁当に可愛い雰囲気を出すのもおすすめです。
簡単で華やかなおかずで隙間を埋める
お弁当はおかずの間にちょっとした隙間ができることがあります。その隙間に簡単で華やかなおかずを埋める方法が便利です。
可愛い感じにしたいときには、輪切りにしたちくわの穴にコーン2粒をくちばしのように埋め込み、ゴマ2粒で目をつけたら、くちばしの左右に楊枝でケチャップをチョンとのせると可愛い鳥さんになります。
華やかさを出したければ、ハムや薄焼き卵を半分に折って輪の部分に5mm感覚で切り込みを入れ、端からクルクル巻いてお花を作るのもおすすめです。お弁当に華やかな彩りを出してくれます。
ご飯はおにぎりにすると食べやすさアップ
お弁当は屋外で食べることがほとんどなので、膝の上にお弁当箱を置いて食べますよね。ご飯をそのままお弁当箱に詰めてもOKですが、スプーンや箸ですくって食べるより、おにぎりにしてパクっと口に入れられる方が食べやすいし、こぼしにくくなります。
白米に色を付けられるデコふりかけなどを使って、簡単に可愛いおにぎりを作ってあげるのもおすすめです。海苔を型抜きして、おにぎりに顔を作ってあげるだけでも可愛くなって、子どもも喜びます。
おにぎりはラップでくるっと包んであげるとお米が乾燥しにくく、美味しく食べられますよ。キャンディーのように包んであげるのもよいですね。
最高の1日のために!遠足前に確認すること
お菓子の種類や量を確認しよう
お菓子の種類や量は、幼稚園や保育所、小学校などである程度決められていることもあります。事前のプリントなどを確認してみましょう。
チョコや飴などの溶けるお菓子や棒のついたお菓子は避けて、一つずつが小分けになっているスナック菓子や、ラムネなどの蓋ができるお菓子などを選ぶと、子どもでも管理がしやすくなります。
5歳頃までは、小分け袋を自分で開けられないこともあります。袋の隅にハサミで小さな切込みを入れておくと、スムーズに開けられるようになりますよ。
ゴミを入れて持ち帰る袋も、忘れずに用意しておきましょう。