ママチャリは定期的な掃除で安全に!メリットと掃除するときの注意点
ママチャリを掃除するときの注意点
水を直接かけて洗うことは避ける
まず、ひどい汚れの場合だと、ついつい水を使いたくなりますよね。ですが、水を直接かけてバシャバシャ洗うのは最もNGです。
もし水を使いたければ、バケツに水を溜めて、スポンジに含ませてかける程度です。ですが、自転車洗浄の初心者であれば、それすら避けた方が無難です。
一番のおすすめは、ウェットティッシュです。これだけで、フレーム、タイヤ、ホイールが十分に汚れを拭き取ることができます。
そのほかにも、水を使わなくても自転車の拭き掃除がきれいにできる噴射タイプのものもあるので、利用してみるとよいでしょう。
ブレーキやタイヤへのオイル付着に注意
オイルを差せば、色々と自転車の機能がスムーズになりそうで色々差してしまいそうですが、それもちょっと待ってください。
自転車のパーツには、オイルが付着してはならない箇所がいくつかあるのです。
まずは、ブレーキです。ブレーキにオイルが付着すると、「ブレーキがきかなくなる」おそれがあります。万が一付着してしまったら、ディグリーザーやアルコールなどで拭き取るようにしましょう。
また、タイヤへの付着も要注意です。タイヤに付くと、スリップの原因になるのです。また、ゴムの劣化にもつながるので気を付けましょう。
いずれも走行中、危険な状態に陥るものなので、注油は細心の注意を払って行ってくださいね。
さび落としオイルは使い方に気を付けて
自転車にオイルを差そうとして、まず、どこのご家庭にもよくある「KURE5-56」の使用をお考えの方も多いと思います。実際に、缶のパッケージに自転車の写真も載っていますね。
KURE5-56とは、金属製品のさび取りや表面保護および滑りをよくする潤滑剤として主に使われています。どこのご家庭でもよく常備されていますね。
ですが、実はKURE5-56は油を溶かすもので、揮発性も高いため、一時的には改善されますが、効果が長持ちしないことが多いのです。
もし自転車にオイルでのお手入れをするならば、KUREシリーズでもチェーン専用のもの、またはシリコンスプレーをおすすめします。
まとめ
自転車のお手入れは、手の汚れなどが気になり敬遠しがちですが、女性でも簡単にできそうな方法もありました。大事な靴やカバンをお手入れするような感覚で、自転車も普段から気にかけてお手入れするだけで、汚れ方も安全面でも、かなりちがってくることでしょう。
何より、大切な我が子を乗せる自転車ですから、清潔で安全に走行できるようにしたいですね。