夫婦喧嘩で家事をしたくないママへ!対処法と不公平感や不満の解消法
家事の分担についての不満や、パパが家事や育児の大変さを理解してくれないことに対して、ストレスを抱えるママも少なくありません。ここでは、「だったらパパがやってみて!」と家事をボイコットしたくなるママの気持ちを共有し、ストレスや不満を解消する方法を提案したいと思います。
家事をボイコットしたくなる夫婦喧嘩の原因
家事の分担が不公平に感じる
原因の一つとして考えられるのは、ママとパパの間に「家事仕事とは何をやればよいのか」という認識に差があることです。
例えば掃除は、掃除機を1日1回かければ終了というわけではありませんよね。家の中には、お風呂や換気扇の掃除など、毎日ではないけれど定期的に掃除をしなければならない場所がたくさんあります。また、小さな子どもはご飯やおやつを食べる度に、食べこぼしのお掃除が必要です。パパの多くはママがここまで大変だということを認識できず、「力仕事をやっていれば平等」などと考えてしまうことがあるのでしょう。
家事育児の大変さを分かってくれない
自分一人の時間を取ることですら難しいママは、気持ちにもなかなか余裕が持てないことがあると思います。それなのに、「おかず1品だけ?」「部屋が散らかっているね」などと、あたかもママが怠けているような発言をされると「こんなに頑張っているのに…」と傷ついたり、イラッときたりするものです。
1日くらい、ママも家事や育児をボイコットしてみてはいかがでしょうか。パパもママの大変さを理解してくれるかもしれませんよ。
パパが家事を一部だけしかしてくれない
ママは料理をしながら、使った調理器具を洗うなど、効率よく家事をこなすのがパパよりも得意です。パパが料理を作ってくれたものの、食べた後は流し台には洗い物がいっぱい!しかも洗い物はやってくれないということや、洗濯はするけど畳んでくれないなど、一部だけやって満足しているパパも多いのではないでしょうか。
家事は「料理」「洗濯」など一つの言葉で表現できますが、その内容は、いくつもの作業に細分化することができます。家事の経験値が低いパパは、家事の内容を十分理解していない可能性もあるのです。
家事したくない!という日の乗り切り方
家事仕事を発生させないように外出する
家にいると、やらなくてはいけない家事仕事のほか、あれもこれもと目についてやりたくなってしまうことがあると思います。そんなとき、子どもの「かまって」にストレスを感じることもあるのではないでしょうか。
外出していれば、一旦家事や雑事からも心が離れ、子どもと向き合う心の余裕も生まれます。子どもも公園や屋内遊戯施設などで思いっきり遊んで帰れば、寝かしつけも簡単になることでしょう。
今日やらなくてもよい家事は明日にまわそう
例えば洗濯ですが、「明日は雨だし、今日やらないと…」などというシチュエーションもあると思いますが、本当にそうでしょうか?明日まとめて洗濯してコインランドリーで乾燥すれば洗濯物を干す手間も省けますよ。
トイレ掃除を毎日やっているというママは1日おきにするなど、家事をもう少し楽な頻度にできないか見直してみるのもよいでしょう。
家事の代行サービスやラクできる商品を使う
家事代行サービスは会社によってサービスの内容は異なりますが、掃除や料理だけではなく、買い物、ペットの散歩、庭の手入れなどもやってくれる会社が多いようです。平日料理だけを作ってもらう、週に1回掃除を頼むなど、自分に合った利用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
家事をラクにできる商品を積極的に取り入れるのも一つの手です。面倒くさい野菜のカットや味付けを考える手間が省ける料理キットを注文したり、食洗機や掃除ロボットを購入したりするのもよいでしょう。
ママが感じる家事の不公平感や不満の解消法
工夫して家族で上手に家事分担しよう
まずは、今やっている家事を可視化してみましょう。このとき観葉植物の水やり、電子レンジの掃除、子どもの耳掃除など、思いつくかぎり書くことがポイントです。可視化されることでママの負担をパパにも分かってもらいやすくなると思います。
ママの大変さを理解してもらったら、上手に家事分担ができたらよいですね。ここでも可視化することがポイントとなります。ホワイトボードに1日のやらなくてはいけないことを書き込み、ママがやったら赤のマグネットを貼る、パパがやったら青のマグネットを貼るなどといったアイデアもあるようです。何をやらなくてはいけないか一目瞭然なので、パパにも分かりやすくなります。