赤ちゃんの冬物洋服とサイズの選び方!必要以上の着せすぎに要注意
冬物のベビー服は、モコモコでかわいいデザインが多く「赤ちゃんに着てほしい!」と思ってしまいます。でも実際に購入するとなると、サイズやコーディネイトに悩んでしまうものです。ベビー服のサイズや種類から、冬に持っていると便利なベビーウェア、新しくベビー服を購入するタイミングについてお伝えします。
赤ちゃんが着るものについての基礎知識
大人服と違うベビー服のサイズ表記
【一般的な目安】
50 0~3カ月
60 3~6カ月
70 6~11カ月
80 1歳頃
90 2歳頃
例えば、冬生まれの赤ちゃんは夏に60~70、1歳の冬には80を着ることになるでしょう。一年でサイズが変わってしまうので、赤ちゃんの服はワンシーズン限りのものと考えておく方がよいでしょう。
年齢の表示はあくまでも目安として考えてくださいね。赤ちゃんによって成長のスピードが違うので、表示にかかわらず、 ぴったり合うサイズを選びましょう。
赤ちゃん用肌着の種類とは
・長肌着
丈が長いので足先までカバーできます。おむつ替え回数の多い新生児期は、めくるだけで交換ができるので便利です。
・短肌着
丈が短いため、汗をかいても着せ替えがしやすいのが特徴。直接着るので、縫い目がふれないように表に付いています。短肌着の上に長肌着などを重ねて使うこともできます。
・コンビ肌着
長肌着の裾にスナップが付いています。赤ちゃんが足を激しく動かしても、はだけないので安心です。
・ボディ肌着やラップアップ肌着
スナップ付きで使いやすく、人気のある肌着です。デザインによっては、一枚で着ることもできます。
ウェアの種類や必要枚数はいくつがベスト?
・ツーウェイオール
前面のスナップを外せばオープンになり、着せやすいのが特徴です。スナップの留め方によって、スカート型とズボン型に変えることができるので便利です。
新生児期はスカート型、足をよく動かすようになったらズボン型にするとよいでしょう。
・ロンパース
上半身から足までスナップが付いており、包み込むようなデザインが特徴です。足を動かすようになっても、服がはだける心配がありません。
新生児期はうんちがやわらかいので、おむつからはみ出してしまうこともよくあります。冬は洗濯が乾きづらいので、ウェアはそれぞれ3~4枚程度あると便利ですよ。
寒くても着せすぎには注意しよう
赤ちゃんの冬物部屋着の選び方のコツ
冬の赤ちゃんは、暖房のついた部屋にいることが多いものです。外が寒くても、ベビー服を着せすぎないことが大切です。
赤ちゃんは大人より体温が高いので、動くと汗をかきやすくなります。汗を吸収してくれる、綿の肌着を着せておくとよいですよ。
肌着の上にカバーオールを着せておくだけでも十分です。寒さが気になるときは、ベストやレッグウオーマーなどで温度調節しましょう。
キルトのカバーオールは保温性があり、一枚持っておくと重宝しますよ。外出時にも使えるので便利です。
冬生まれの赤ちゃんに着せる服は?
・0~3カ月頃
暖房を入れている室内では、短肌着の上に長肌着を重ねるスタイルでも十分です。肌寒いときはカバーオールを重ねると、快適に過ごせます。
・4~6カ月頃
動きが活発になるので、ボディ肌着に切り替えましょう。お散歩に行くときは、カバーオールやベストなどを重ねて体温調節しましょう。
・7~9カ月頃
暑くなる時期なので、ランニングのボディ肌着を準備します。帽子やカーディガンで紫外線対策することが大切です。
・1歳前後
ボディ肌着に長袖Tシャツとズボンや、スカートを重ねるスタイルになります。
防寒用のベビーウェアはどんなもの
赤ちゃんは手足で温度調節をしています。そのため、室内では手足を覆わない服装で過ごしていますが、出かけるときはすっぽりと全身を覆う服が便利です。
手足付きのカバーオールは、かわいいデザインのものも多いですよ。モコモコ素材は保温性にすぐれているのでおすすめです。
おくるみは赤ちゃんを暖かく包み込んでくれます。とくに寒い日の外出には、軽くて暖かいダウン素材のおくるみがあると便利ですよ。
縦抱きができるようになると、ポンチョも使い勝手がよいものです。手を通さず、サッと羽織ることができますよ。
サイズアップのタイミングや種類を考えよう
上下に分かれた服はいつからがよいのか
ねんね期のころは、セパレートの服を着ると着替えがしづらいというデメリットがあります。先ほどもお伝えしたようにおむつ替えの回数が多いので、いちいち寝たままズボンを脱ぎ着させるのは大変なのです。
セパレートの服は、おすわり期から着せるのがおすすめです。起きているときの動きがいっそう活発になるので、上下が繋がっているロンパースよりセパレートの方が動きやすくなります。
女の子のスカートやワンピースは、つかまり立ちを始めたころに着せましょう。スカート付きのロンパースなら、ハイハイ期に着せることもできますよ。